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緊急事態宣言が明けたら行きたいところ ~熱海の崖に家を建てる【おすすめスポット編】 

緊急事態宣言が延長されてしまいました。
開けたら行きたいところを思い描いて、今を乗り切りましょう!
滝の写真、見ているだけ癒されませんか?

熱海Case Study Houseに関わる
諸々リサーチのため足繁く熱海に通う我が家。
猫のご飯のため、宿泊なしがルールです。
それでも35回も熱海に通うとそれなりに楽しみがみつかります。
全部自腹で通った珠玉のオススメスポット。


川の音が素晴らしい

本当の目的地はおひとりで斜面地を開拓してバラ園にされた個人の方のお庭だったのだけれど、先方のご都合で急遽2時間ほど時間調整が必要に。
それならばと、4月29日にオープンしたばかりの万葉公園「湯河原惣湯Book and Retreat」に立ち寄ることにしました。

「湯河原惣湯Book and Retreat」の入口に「玄関テラス」という名称の施設があります。ここ、カフェです。時間をつぶそうと店内に入ると、オープンまでに30分ほど時間があるので外のテーブルで待っていてくださいと言われてしまいました。ああ、タイミングが悪い。

外のテーブルで待つのもなんなので、万葉公園に足を向かわせることにしました。
これが素晴らしかったのです。タイミングが悪いどころか、タイミングばっちり。偶然訪れることができてよかった!

千歳川のほとりの散策道を歩くと、滝やせせらぎを身近に感じながら、木々の木漏れ陽や竹林の景観を楽しめます。
マイナスイオン満載で本当に気持ちがよい。
こんな素敵な場所をお散歩コースにできる湯河原町民がうらやましい!

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散策を終えて、上機嫌で「玄関テラス」に戻ってくると、カフェがオープンしていました。
1階には、湯河原にゆかりの方々の本が並べてあり、園内自由に持ち歩いてよいのだとか。私は向田邦子さんの本、ダンナは壇一雄さんの本を拝借。

2階の席に座り、本を眺めていると、川の音で雑念が振り払われます。
日常の雑事はどうでもよくなってきました。
もやもやが吹っ飛んでいきます。

緊急事態宣言が明けたら、またここにきてぼーっとしよう。

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指定管理者だからできたのかな

地方公共団体やその外郭団体に限定していた公共施設の管理・運営を民間に包括的に代行させることができる「指定管理者制度」。地方自治法の一部改正で2003年に公布・施行された制度です。
民間に開放することが本当によいのか、おそらく今でも賛否両論なんでしょうが、「湯河原惣湯Book and Retreat」は指定管理者制度を導入した成功例だと思います。園内の整備含め、利用者が心惹かれるしつらえが整っています。これは行政だけではできなかった取組みなんじゃないかな。
若いころ、この手の公営組織の法人化・民営化の促進に関する仕事をしていたので、なんだか感慨深かったです。

7月にはグランドオープンするそうなので、そのころにまた行きたい。
指定管理者の湯河原惣研株式会社さん、応援しています。

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