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異国へ

前回の記事で述べたように、今回からしばらくは、ドイツ滞在に関することを記事にしていきたい。

私は、今回の春休みを利用してドイツに行ってきた。今回の旅は、「初めて一人で〇〇する」が盛り沢山だった。そのことにも触れながら、記事を綴っていきたい。

羽田へ

まずは国内での移動である。コロナ禍の影響はまだ残っており、国際線の多くは羽田からしか出ていなかった。そのため、羽田に移動することから旅は始まった。

羽田までも飛行機での移動である。実は、一人で飛行機に乗るのは今回が初めてである。そのため、不測の事態が起きることも想定して、出発2時間前には空港に到着していた。しかし、あまり速すぎるのも困ったもので、チェックイン後から保安検査開始まで、意外と空白の時間が生まれてしまい手持ち無沙汰となってしまった。

さて、どきどきの保安検査である。出発地の空港、羽田、経由地の空港と合わせて3回も保安検査を通過している。しかし、面白いことに?、空港によって検査スタイルが異なっていて、なかなか厄介だった。パソコンやタブレットなどの電子機器、ハンドクリームなどの水分の入った容器、これらを手荷物から出す必要があるかどうか、空港によって指示が全然違うのである。そのため、保安検査はなかなか慌てるものである。

ちなみに、保安検査が最も厳しかったのは、経由地の空港である。ここでは、上記のものを全て手荷物から出して検査を通す必要があった。

保安検査は、飛行機の安全運航のために重要な手続きである。しかし、空港によって検査の方法が異なるというのは、困ると感じた。各空港によって設備の違いがあるのかもしれないが、保安検査で手荷物から取り出す必要のあるものは、世界中で統一してほしいと思った。自分の荷物が検査に引っかかるのは、あまり良い気分のするものでもないし。。

4年ぶりに乗る飛行機。しかも今回は一人だったので、緊張もしたが、無事に羽田に降り立つことができた。

羽田

羽田での乗り換え時間は約3時間。その間にターミナル(第1から第3へ)の移動、チェックイン?、夕食、出国審査、保安検査をこなす。

羽田に到着した時には、もう日が落ちていた。限られた時間で夕食を食べねば、と思っていた。しかし、第3ターミナルの飲食店スペースは、すでにほとんどのお店が閉まっていたり、オーダーはもうとっていなかったりで入れなかった。残された時間もなかったので、自販機でおにぎりを購入、出発ロビーで食べた。

ターミナル内は、だいぶ人が戻ってきていて混雑していたといえる。海外に修学旅行へ行くと思しき学生の団体も見かけた。確実に、コロナ禍からの脱却が進められていると感じた場面でもある。

経由地へ

羽田から経由地までは約13時間のフライト。3列席で、隣は空席だった。パーソナル・スペースが十分に確保されていて、とてもリラックスすることができた。また、外国の航空会社だったが、日本人スタッフも複数おり、安心してフライトを楽しむことができた。

ひとつ誤算だったのは、離陸後まもなく食事が提供されたことである。先述のように、私は飛行機搭乗の直前に夕食を食べている。そのため、この機内食は、それだけでお腹が膨れるくらいの量はあったので、ちょっとしんどかった。どのタイミングで機内食が配布されるのか、出発前に分かっていると、それ以前の食事のタイミングを調整できるのにな・・・と思った。

経由地からシェンゲン協定の圏内に入った。ということは、入国審査である。私は多少の英語はできるが、かなり訛りのある英語を話す方が入国審査の担当だった。そのため、質問によっては何度か聞き返す羽目になった。それでも、担当の方は丁寧に対応してくれるので、冷静さを保っていればなんとかなるだろう。

ドイツへ

特にトラブルもなく、ドイツまでたどり着くことができた。スーツケースも、無事に届いた。途中で止められたり、どこかへ行ってしまったりといったことはなかったので良かった。

ここからが本番だと気を引き締めて、鉄道での移動を始めた。。

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