就職活動 ～完～

前回の記事にて、就職活動がようやく終了したことを報告しました。再開から丸1ヶ月、思いもよらぬ展開があったのですが、なんとか来月から社会人としての生活を送れます。

今回は昨日の就職活動で何があったのか詳しく書いていこうと思います。良かったら、就活を控えてる方も終えた人も読んでみてください。

2月から焦って就職活動を再開していたので、正直職種はなんでもよくて、いっそ自分のやってみたいことをやってみようと思いスキルの問われるものから未経験OKの職種まで幅広いジャンルでいくつかの企業に応募をしていました。でも学校でWordやExcelはひと通り学習して資格も持ってたので、事務職ならと思って某求人サイトで事務職のオープニングスタッフという求人内容を見つけてささっとエントリーしました。面接の前日までサイトもサラッと1、2回しか見てなくてとても失礼だが、その時は本気で入りたいと思っていませんでした。というか、どうせここも落ちるだろうと思っていました。

履歴書と職務経歴書(新卒ですがアルバイトのことについて書きました)をもって、大雨の中面接会場となっている本社のオフィスへ。

来客用のベルを鳴らすと、すぐに係の方が出迎えてくれました。そのまま面接をする部屋に案内されますが、作業をしていた社員の方々がすぐに手を止め、全員でこっちを向いて元気よく｢いらっしゃいませー！｣と声をかけられ、そこで一気に印象が変わりました。

他にもこういった来客応対がしっかりある会社はあるのだろうが、私は初めてだったので困惑したのと、少し安心しました。

それから、役員の方との面接がすぐに始まり、履歴書や職務経歴書をもとにありがちな質問をされたのですが、ほかの会社で受けた面接とは雰囲気が違い、真正面に私の話を聞いてくれようとしてくれていました。

面接の雰囲気でだいたい合否って想像つくと思います。自分の話を聞こうとしてくれている会社は受け入れてくださるし、形式的すぎたりあまり話が弾まなかったりしたら案の定不採用とか。

その会社さんは、本当に人を大切にしているんだなと感じ取ることができました。

そしてありがたいことにたまたま出張から戻られた社長さんとも面接をすることに。10~15分程度くらいとおっしゃっていたのですが(私と一緒に面接を受けに来ていた方はそれくらいで終わったらしい)、なんと1時間半くらい私と面接をしてくださいました。

この時期に、しかも新卒で未だに就職活動をしている私に何かを察してくれたのだと思うのですが、｢もうすぐ卒業みたいだけど、今の今まで就職活動しているのは理由があるの？｣と聞かれ、就職活動再開のことについてありのままを話しました。(詳しくは過去記事をご覧下さい)

すると社長さんも情けをかけてくださり、もう面接と言うよりはカウンセリングになってしまっていた。

そして、運よくダンスをしていたことで共通の話題となり盛り上がっていました。その頃にはもう会社の志望順位は完全にここが1番、というかここで働くことしか考えていませんでした。

そしてそしてなんと、通常面接の結果は後日通知のところ、面接したその日に内定通知書と承諾書を渡してくださいました。これは本当に特例らしく、私の気持ちを汲み取ってくださった社員の皆様と社長さんのこれ以上ないご厚意です。これほどありがたいことはありませんでした。書類を渡された時は思わず泣いてしまいました。

来る時はものすごい勢いだった大雨も、帰る頃には偶然にも晴れきっていました。天気の変わるタイミングが完全に自分の感情とマッチしていてエモーショナルを感じましたね。ドラマみたいだ。

再開してから丸1ヶ月、無事私の就職活動は終わったのですが思い返すとかなり波乱万丈だったなあと思います。
本当に本当によかった。春からニートを回避出来て本当によかった。

もちろん辛い状況にも直面するんでしょうが、私のこれまでの経験値を活かして頑張ろうと思います。頑張るしかないのです。

というわけで、これにて
〜就職活動 完〜
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