
今更だけど超・個人的ベスト映画TOP5-2024-を発表する回
アタマちゃんです。大変久々な投稿になってしまいましたが、生きています。
昨年後半から転職やら資格勉強やらでてんやわんや、エンタメを消費することはかろうじてできても、どうしてもアウトプットには及ばず。無念。
今年は月2くらいで投稿していきたいと思っていたら、もう1月終わるじゃん。こうしちゃいられん、と慌てて取り急ぎ投稿しようとして、今。
そんなわけで、今回は超・個人的ベスト映画TOP5-2024-をお送りします。
前提と超・個人的ノミネート作品
このTOP5は私が2024年中に観た映画のTOP5なので、製作・公開は新旧問わずになっております。
あと、僭越ながら100点満点中の点数もつけさせていただいている。点数の基礎になっているのは、2023年に付けた点数比較なところがあるので、一応2023年のTOP5はこちら。
第1位:THE FIRST SLAM DUNK 98点
第2位:RRR 96点
第3位:きっと、うまくいく 93点
第4位:フリー・ガイ 88点
第5位:ワイルド・スピード/ファイヤーブースト 83点
第5位:スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース 83点
インド映画に魅せられた2023年。
2024年は映画を66本観ていたようで。なんか微妙な本数なのよね。その中でノミネートしたのはこちら。15本は多かったか…?
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
グリーンブック
君の名前で僕を呼んで
アメリカンフィクション
JUNK HEAD
PERFECT DAYS
DUNE PART2
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
MONDAYS
インサイド・ヘッド
グランド・ブダペスト・ホテル
ボーはおそれている
Search
インサイドヘッド2
PERFECT DAYS
新旧ごちゃまぜなノミネート。ちなみに2024年は名作を積極的に観る!だったけど、あんまり観てないかつ観てもあんまり刺さらなかったんだよな…。自分が現代っ子だと自覚できた。
では、本題のTOP5へ!
第5位 2本あります!
MONDAYS 85点
【良いところ】
老若男女問わず楽しめる、笑いあり、涙ありのありそうでなかった社畜ループエンタメコメディ作品。82分だからサクッと観れるのも良い。地味に「何に時間を使い、1日をどう過ごすか」を考えさせられたり、させられなかったりする…かも。ループものの中では一番好き。
【悪いところ】
特になし。面白い映画ある?って映画観ない人に聞かれたら、まずはこれを勧めたい。
ボーはおそれている 85点
【良いところ】
アリアスター節炸裂のナイトメア作品。アリアスターの作品は家族、村などなどの集団との関係と、その集団から離れたいのに離れられない、自分は自分、自分だけが正気のはずなのに、結局自分もちゃんと集団の一員で、集団との最悪の絆、呪縛を描くのがたまらなく好き。特に今回は親子、しかも母親と息子でこじれにこじれて雁字搦めになっちゃってるのでスリラー。ホアキンが息子・ボーをやっているので、JOKERのときのアーサーと母親の関係とも重なる部分も良き。
「私のちいさい彼氏」やってる母親、実際にめちゃくちゃ見るのもスリラーだよな~。
【悪いところ】
179分。長すぎる。映画館で観なくてよかった。お手洗い不可避。
全然人に勧められないし、もし勧めてくる人がいたらそいつには気を付けた方がいいと思う。それでもノミネート作品圏外だったのに、どうしてもランキングに入れたくなって他作品の点数を調整した怪作。
第4位 12月末に観てTOP5滑り込み!
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 90点
【良いところ】
実は観た直後はランク外だったのに、じわじわ自分の中で順位が上がっていった作品。ラストで先生がポールをかばって学校を辞めるところだけを切り取るとありがちなストーリーなんだけど、そこまでのキャラクターの描かれ方がなかなかエグみが強くて、かなしい。アンガスのティーンエイジャーみのあるおバカな振る舞いがほほえましい。観ているうちにキャラクターたちをとっても好きになってからのラストで、良い映画観たな~と思わせてくれる映画だった。
裕福そうな人にも、嫌われ者にも、それなりの事情があったりするから、あんまり他人の問題にずかずか踏み込まないほうがいいよね。
【悪いところ】
割と誰にでも勧められる映画だけど、ずっと愉快なわけではないから、観るときのコンディションにもよりそう。
第3位 実は感想noteの下書きがまだ残ってる作品
PERFECT DAYS 92点
【良いところ】
36℃くらいのぬくもりを感じられる映画。日々の中で人との関わり方、仕事の仕方、生き方、人生を考えさせられる。寡黙な影山が仕事をすることで人と積極的に関わる姿は、話すことだけが人と関わるということ、コミュニケーションを取るということじゃないよな、と思える。
自分が納得できる場所、仕事、店、好きなもの、日常の中で変わるもの、変わらないものを見つけにいきたくなった。
【悪いところ】
序盤、繰り返しの日々にめちゃくちゃスマホいじりたくなる時間がある。この時間こそ、起伏の無い日常の中のささいなよろこびに気づけるか気づけないか試されているんじゃないかと思う。自分で気づこうとしようとする人じゃないとこの映画の良さは分からないと思う。
とはいえ、自分もこの映画の良さを今すぐに言語化できなくて、5年後、10年後、そのあとも見返して、咀嚼していきたい。
第2位 良すぎてnoteに感想を3本立てくらいにした映画
グリーンブック 93点
【良いところ】
こりゃ~賞取りまくるわな!となる名作。
もうたくさん感想は書いたので、省略。
【悪いところ】
ラストはそんな上手くいくわけないやろ、と思ってしまうけど、2人が幸せならオッケーです。
矛盾した差別を当時は大真面目にやっていたと思うと胸糞。
第1位 噂には聞いてたけどすげ~~~
インサイド・ヘッド/インサイド・ヘッド2 95点
【良いところ】
2作品まとめて1位。さすがディズニー&ピクサー。どちらも90分台にまとめ上げて、エンタメとして楽しめるのがすごい。
大人にこそ勧められる脳と精神の動きの話。特に、自分がどの感情優位か俯瞰して観察することは感情をコントロールする上で有効だと思う。子どもの精神的成長課程が特に描かれている1は、パパママ教室みたいなやつで教材にした方がいいレベルでは???
【悪いところ】
2の方はシンパイだけがフォーカスされてて、イイナー、ダリィ、ハズカシはバーターすぎたのがちょっと残念。
総評と展望
2024年は名作や勧められた作品を中心に観たため、点数のベースアップとジャンルの広がりがあった。そのため、ランキングも2023年はエンタメ色が強いハラドキ系中心だったが、今回はヒューマンドラマ系が多くランクイン。
2025年はぶっちゃけ期待している上映予定作品が多くないため、引き続き名作や勧められた作品を鑑賞してジャンルの幅を広げたい所存。