歌の広がりとまとまらない話

noteのアカウントを持ちながら、文章を書くことからしばらく離れてしまっていて。
その中で久しぶりにポッと書きたいことが浮かんだので、せっかくだからとキーボードを叩いてみることにした次第。

表題にも書きましたが、歌ですね、歌。

歌を聴くのも歌うのも好きなのですが、いかんせん音程バーに合わせて歌うというのが大の苦手でして。
なので、某鬼レンチャンに出演されて、音程バーにきっちり当てる方々の技量がすごいというのもわかってはいるのですが、上手い下手関わらず歌うのが好きなのです。

それで、先日、ちょっと時間が空いたもので久しぶりに一人カラオケに行ったのですよ。
下手なりにも音程バーに当てる練習も兼ねての一人カラオケで。

その中で時間が一時間しかないものだから、歌える曲数とその回数は限られているわけで。
一時間であれば、精々8回歌いきるのが限度じゃないかということで、逆算すると3曲は歌える計算になるのかなと思いまして。
そうなると、1曲目に選ぶ曲は僕ならではといいますが、当然、ズーカラデルさんの漂流劇団を選曲するわけで。
選曲後、2回歌った途中くらいから楽しくなってきちゃって。
音程バーに合わせる練習するなかで、ほんの少しずつではあったけどスコアが上がっていき、最終的には全国平均に届くという結果を出せて大満足の中、次の曲を何にしようと考え始めていました。

そうなると、これもまた歌っていて楽しいというか気分が上がる一曲ですね。

MONGOL800さんの小さな恋のうたを選曲。

この曲もすごく好きなのですが、スコアは低くって。
そしてこの曲はいろんな方がカバーしていると思いますが、その中でも東京ホテイソンのたけるさんがラヴィット!の中で歌ったものが、ギミック込みで強く印象に残っている為、節回しの変なクセもついていて。
そもそも音程バーに当てるのが苦手な人なので、当然点数は低いですし、それはクセがあろうがなかろうが、変わらないことだと思うんです。

で、ここまでが実は前振りみたいなものでして、小さな恋のうたを練習し始めて2回目。

週末のカラオケボックスなので、隣の部屋にもお客さんはいる中で、今回でいえば僕がそうなのですが、やれ練習だといって同じ曲を繰り返し歌っている人がいるじゃないですか。その僕が歌っている途中間奏めいたところで、隣の部屋から♪ほーら!って聞こえてきちゃって。
なんていうか、それが聞こえてきた瞬間の気まずさってすごいのね。

恥ずかしさもちょっとあるし、聞こえた瞬間に思わず、なんかゴメン!って気持ち小さな声で叫んでましたし。
カラオケボックスという場所だから起きた歌の伝播だとは思うのですが、こういう流れは面白くもあり、楽しくもあるなと。

キャッチーで歌い継がれている曲ほど、こういう事象は起きるんだと思いますが、顔はわからないけど歌で紡がれる一体感というのは、何者に代えがたいものがあるなと感じました。

ほんの小さな出来事ではありますし、ちょっと特殊な形で楽しいを共有できるのは、今の時代においての幸せの形の一つでもあるかなと感じながら、3度目の練習を始めたのです。

さすがにその後に続いては聞こえてこなかったですし、なら漂流劇団でもついてきてくれよとも密かに思っておりましたが、歌が広がるというのは水面に水滴が落ちて広がるが如く、はかなげな部分もあるなと感じました。

改めて歌の力ってすごいよなと、気分が上がるような曲がうっかり聞こえてこようものなら、口ずさんだりしますものね。
可愛くてごめんとか、キーが高くてまったく歌えないのに、口ずさみますものね。
こうやって楽しいを取り入れていくことが、最近のマイブームでもありますということで。

久しぶりに文章を書くと、まとめる力が落ちている事にも気が付きますし、どちらかといえばこの内容をしゃべる方が性に合っているんじゃないのかの気づきも得ておりまして。
相変わらずまとまりはないですが、要はまたカラオケ行きたいということでございます。

歌はいいねえ(以下略)。

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