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ごみ屋敷と労働


こんにちは、柴田です。

今日と、ごみ屋敷になる【きっかけ】を考えます。

「労働環境」もごみ屋敷になる【きっかけ】としてあげられると思います。

そこで、高度経済成長期の60年前と現在の労働環境を調べてみました。

ブラック企業などで働き詰めでサービス残業もして家に帰るとご飯食べて寝るだけ。
そんな生活を送っていると、気づくとごみ屋敷になっているケースも少なくない。

そこで、現存のごみ屋敷で60年分積もった方に当時何があったのか調べてみた。

高度経済成長真っ盛りで、雇用も増えコンビニも出来て、ごみも増えていた頃。

という事で働き方がどうだったのか。

当時の労働時間が年間で約2400時間、勤務日数が約290日。

2022年で年間労働時間が約1700時間。勤務日数が約200日。

1947(昭和22)年制定の労働基準法で、基本的に「1日8時間」と決まっていましたが、実際は8時間以上勤務していた人が大多数だったらしいです。
当時は週48時間(6日間)が基準とされ、週休1日となっていました。
週休2日になったのが、1980年代でそれもすぐには週休2日には出来ずに徐々に変わっていったようです。

やはり、過酷な労働環境。
そして、今よりも当たり前に行われていたハラスメント地獄。

仕事後の「飲みニケーション」といわれる強制の仕事飲み。

夜遅くに家に帰り、朝は早い。

そして、週に一回の休みで家の片付けに時間を費やす事が出来るのか、、
僕が独身で同じ環境下なら休みは泥の様に眠り、片付けなんかしないと思います。

家族がいれば、身の回りの事をやってくれるとは思うが、独り身の方はなかなか出来ないだろう。

これを調べてみて、【ごみ屋敷になって当然】と思った。

現在では、週休2日、勤務時間もきっちりしている企業もあるが、まだ激務を強いられている業種もあります。

やはり、芸人なんかやっていると撮影のスタッフさんとかは「家に帰れてない」という話しをよく聞きます。

まだまだ、ごみ屋敷が生まれる環境が残っているのが事実みたいです。

この事を調べていくと、1960年代からごみ屋敷が出来始めたのに、頷くしかありません。

労働環境はごみ屋敷と直結すると僕は思います。

では、また。

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