4/21 モンツァ戦(アウェイ)
アタランタ総評
リヴァプール戦からはメンバーを大きく入れ替え挑んだ。前半から攻撃の連携が嚙み合っているわけではないが、タイトなディフェンスからのショートカウンターでゴールまで迫っていった。前半終了間際に待望のゴールが生まれ前半を気持ち良く終える。後半はバッカーをルッジェーリに変え安定感を増すと、カウンターから追加点を獲得。終盤マルディーニに再三ゴールを脅かされるも失点を1に抑えなんとか勝利で終えた。怪我人が2人も出てしまったのは今後の連戦に影響が出そうだ。
スタメン
カルネセッキ GK 6.0
被枠内シュートが少なく活躍を見せることは少なかった。失点の場面では味方がブラインドになっていた上コースも鋭く反応が間に合わなかった。
トロイ RCB 5.5
ビルドアップの際にRWBを使わずにFWに当てる努力をしたが、パスはズレがちであった。筋肉系の負傷で無念の途中交代。
ヒエン CB 6.5
体格で勝るジュリッチにも空中戦を捨て地上戦で確実に取りに行くなど冷静に対応。マルディーニに抜かれピンチ阻止のためイエローで止めた。
コラシナツ LCB 7.0
ルックマンとのコンビネーションからインナーラップで抜け出しビッグチャンスを作ったが、フィニッシュは上手くいかなかった。コルパニにもフィジカルで勝り仕事をさせなかった。
ホルム RWB 6.0
粘り強い守備でゼルビンを抑え込んだ。トゥーレへのクロスも精度が高かった。筋肉系の負傷で無念の交代。
エデルソン DMF 6.5
インターセプトと縦パスでチームに貢献。ペナルティエリア角へのランニングで中央の味方にスペースを作る役割も担った。
パシャリッチ DMF 6.0
元チームメイトのペッシーナのマークを任され、前を向かせることなくついていった。
バッカー LWB 5.0
攻撃時には動くべき場所がわからず同位置に留まることが多く、守備時にはプレスに行くべきか否かを判断出来ず対応が遅れることが多かった。
デケテラーレ RCF 7.0 ⚽
ボンドの激しいプレスに苦戦し前を向くことがなかなか出来なかったが、CKから見事なダイビングヘッドを決めて挽回した。
ルックマン LCF 7.5 👟👟
常にゴールを目指し、ポジショニングを変えボールに絡み続けた。2アシストの活躍で勝利に貢献。1点目のコーナーキックも精度が高く、2点目は見事なラインブレイクだった。
エルビラル ST 6.5 ⚽
初のスタメン出場。ルックマンへの綺麗なスルーパスからそのままゴール前に走り込み、精度の高いシュートで今季2点目を記録。ロングボール処理と楔のパスに対するトラップの正確性は要改善。
途中出場
ハテブール RWB 5.5
ホルムの負傷により早い時間帯からの出場となったが、ホルムほどの前への推進力は見せることは出来ず、後半はマルディーニに翻弄されていた。
ルッジェーリ LWB 6.0
素早いプレッシングでビリンデッリの自由な時間は減ったように感じた。
コープマイネルス RCF 6.0
守備に回る時間が多かったが、サボることなくチェイシングしていた。
ジムシティ RCB 6.0
トロイの怪我により出場。安定したプレーを見せた。
デローン DMF 5.5
失点の場面ではマルディーニに完全に振り切られてしまった。
モンツァ総評
局面で個々の良いプレーは見せるが、どこか連携がうまくいかずアタランタのプレスにかかってしまう。失点も悪い時間帯に重ねてしまい、反撃のエンジンがかかったころには時すでに遅し。ジュリッチ、ボンド、マルディーニと個人の能力が高い選手がそろっているだけに戦術が定まればさらに強くなるだろう。