編入学と大学院入学どちらが大変か
こんにちは。Ataktsです。
私は自己紹介でも言ったように編入学と大学院進学のどちらも経験しています。どちらも専攻を変えることだったり、環境を変えたり、キャリアアップしたりできます。これらのことを考えている人(特に大学生)はどちらを選択するか悩む人もいるのではないでしょうか。
今回は編入学と大学院進学の難易度(どっちが大変だと思うか)について比べてみました。
比較一覧
編入学試験にしろ、大学院試験にしろ難易度は結局それらを実施している大学によります。ここでは友人などの意見から編入学試験も大学院入試も同じ某有名国立大学のものについて書いていきます。
1. 試験内容
筆記試験が少し異なります。編入学試験では筆記試験は受験者によらず試験科目が固定であることが多いです。一方で、大学院入試は多くの大学院で選択制度を取り入れており、数ある科目の中から自分が得意な分野を選択することができます。
2. 倍率
編入学試験は合格者の数が少ないことから倍率は高いと言えます。大学院入試では合格者の数が大きく、どれだけ人気があって倍率が高い大学院でも3倍を超えることはないのでしょう。ただ、大学院は希望する研究室ごとの勝負になるので、かなり人気がある研究室の倍率は編入学での倍率よりも高いかもしれません。
3. 勉強方法
勉強方法としては基本どちらも変わらないと思いますが、大学院入試の方が対策しやすいと思います。大学院入試の方が受験生の数が編入学試験より多く、過去問の解答などを入手しやすい傾向にあります。私が配属していた研究室には先輩方が作成した歴代の過去問解答集があり、大学院内部進学をする学生はそれを参考にして勉強していました。編入学試験は高専出身者がよく受けているようなので、高専の研究室にはもしかしたらいくつか大学の編入学試験過去問の解答があるのかもしれませんが、それ以外の方が解答を入手するには編入学入試専門の塾に通うかTwitter、Noteなどで受験生を探して入手するかしかないと思います。
4. 勉強時間
上記の表に書かれているのは私の周囲の人がどのくらいの期間勉強したかの大まかな平均ですが、やはり編入学試験の方が対策に時間をかけているようです。大学院入試は大体4年生の夏頃に実施されますが、多くの学生がその時点で既に大体単位を取り終わっており、授業が少ないため、集中して勉強ができます。対して編入学試験は大学1、2年生の夏、特に期末試験に近い日程で行われることも多く、授業と並行して試験勉強をしなければいけないのも長期間勉強しなければいけないポイントなのかもしれません。
5. 周囲の環境
大学4年生では周囲は就活や同じく大学院試験の準備で大忙しです。それと並行して卒業研究もしないといけないので、お互い忙しい分、周りと切磋琢磨しながら頑張れます。一方で編入学試験の対策中は周りは大学1、2年生。遊びたい時期です。友人に流されたり欲望に負けると編入学することはできないため、編入仲間を作る以外は孤独にコツコツ勉強していかなければなりません。
個人的には編入学試験の方が大変だと思う
私はどちらがしんどかったかと問われれば、編入学試験の方がしんどかったと言うでしょう。個人的に励まし合える人がいない中で勉強し続けるのがとても大変でした。ただ、やはりどちらにせよ生半可な気持ちで受かるわけではないと思うので、これから編入学及び大学院進学を目指している人は是非頑張ってコツコツ勉強していってください。
ご覧いただきありがとうございました。
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