保存版!【卒論、修士進学前に...】研究室訪問の際にする質問11選
こんにちは。Ataktsです。
卒業研究での配属先を決める、修士進学での研究室を決める、といった時に少しでも気になった研究室があれば研究室訪問をすることを勧めます。研究室の現状や研究内容、教員と学生の関係性など様々なことが明らかになるので、その研究室が自分のやりたいことをしているのか、自分と合っているのかを見極めるチャンスになるからです。
今回は研究室訪問の際にする質問の例を挙げます。ご参考にどうぞ。
1. 研究室のテーマはどのようにして決定するのか(していくことが多いか)
自分のやりたい研究ができるのか。教員は様々な研究をしているので、自分のやりたい研究をその年には行っていない可能性もあります。例えば、恐竜の研究をしたいと思って地球進化学の研究室に配属したものの、古代の蛇について研究することになってしまった、とかあり得ます。逆に自分の好きなことをしなさいと言われて放置され続けてしまうような研究室では大体のテーマは決まったものの何をすればいいのかわからず、質問に伺うこともできず、研究が遅れる可能性もあります。研究テーマの決定方法や今ホットなテーマを聞いておきましょう。
2. 四年生、もしくは修士でどのような生活をするのか
学生がどんな一週間を送っているのか聞いてみてください。ここではコアタイムがあるのかも聞くと良いと思います。あまりにもキツそうな一週間であれば、その研究室はブラックである可能性もあります。逆に研究室に全く学生が来ない(または研究を全くしない)ような研究室も良い研究室とは言えないのかもしれません。
3. 学部生、院生がTAをする機会はあるのか
研究室によってはTAを強制されることもあります。仮にそのTAが卒論直前、修論直前だったらとてもしんどい年末年始になるでしょう。TAをしたい学生もしたくない学生もとりあえずTAの有無を聞いておいて損はないと思います。
4. 過去の研究室の学生はどのような進路を歩んだのか
主な進路を聞いてください。とある研究室は卒業研究で配属した学生を修士まで離さない(就職、他大学院進学NG)ということもあるようです。自分の進路希望がその研究室の修士進学なら良いと思いますが、そうではない場合は自分の希望進路(外部進学、就職など)は可能なのか聞いてみると良いと思います。修士での研究室を決める場合も同様で過去の学生の就職先、進学状態を聞いておくと損はないでしょう。
5. 卒業研究(もしくは修士の研究)に着手するのはいつ頃か
研究室によっては研究を始める前に勉強の時間をとる場合があります。配属されていきなり研究を始める研究室だと卒業研究では就職活動や大学院入試は非常に多忙になるケースがあります。修士の研究でも、新しい内容を用いる場合は少し勉強する時間があると、その後スムーズに進められるかもしれません。
6. 研究室で使用できる設備はどんなものがあるのか
自分のやりたいことができるのか確認のために聞いておくと良いでしょう。また、設備によっては他学科他研究室と共同で使うためこの期間は使えない...という場合もあります。
7. 学生はどのような場所で研究するのか
様々な研究室の学生が集う大部屋が良いのかそれとも研究室ごとに部屋が分かれている方が良いのか、個人の好みだと思います。
8. この研究室で研究を進めていくには、どんな勉強をしておくべきか
教えてもらった勉強をしておけば、研究室配属が行われた後にもスムーズに研究を始めることができるでしょう。また、卒業研究配属決定の際に重要な情報(成績、レポートなど)や、大学院修士の入試時に必要となる情報(どのような出題傾向か、参考書はどれがおすすめか)などを提供してくれる可能性があります。
9. 学会のための移動費、宿泊費はどうなるのか
大体の研究室は「学会で発表するのならば研究室で費用を負担する、自発的に拝聴者としての参加ならば自費」でしょうが、それ以外にどのようなものが研究室として費用を負担できるのか聞いておくと良いでしょう。
10. 過去の学生が行った研究のテーマはどのようなものなのか
過去の学生が行った研究のテーマが自分の興味とマッチしているでしょうか。仮にマッチしていなくでも自分の興味がある分野を新しく研究できるでしょうか。自分の研究テーマと近い内容を先輩が研究していた場合、非常に質問しやすい環境と言えるでしょう。
11. この研究室に配属を希望している人は現時点でどれくらいいるのか
当たり前ですが、研究室の人気によって倍率が変化します。訪問した研究室は自分が配属できる可能性があるのかどうかを質問しておきましょう。心意気が変わります。
研究室訪問後にすること(お礼メール)
卒業研究の配属時にはそこまで考える必要はないかもしれませんが、修士進学での場合は特に、研究室訪問後はその日のうちに必ずお礼のメールをお世話になった教員に打ってください。教員からの印象は明らかに良いです。
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本日はありがとうございました。貴重なお話が聞けてより一層○○研究室への志望度が高まりました。
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と、いうようなメールを打っておくと良いと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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