センター試験をしてない奴の編入学体験記(6)「大学2年入試前日~」入試本番中の教訓、特に意味のない話
こんにちは。Ataktsです。ここではとある編入試験当日の体験を書いていきます。
前回ご覧になってない方は是非。↓
チーズケーキで慰めてもらった夏
前回の勉強スタイルと前日まで貫き、試験当日が来ました。私は4つの大学に申し込み、3回編入学試験を行いましたが(1つの大学は他の大学から合格を頂いた後の試験だったので辞退しました)、最初の編入試験の時は朝からバタバタしていました。
その当日の様子をつらつら書いていきますが、結局言いたいことは編入試験当日の動きと「手応えがなくても大丈夫」ということです。
①その大学は家から2時間で行ける距離だったのですが、緊張しすぎて試験が始まる3時間前に着くような電車に乗りました。電車に乗って1時間ほど経った時、ふと気づいてしまいます。受験に持ち込む参考書を家に忘れた!その大学は物理系の試験のみ持ち込み可でしたので、参考書を忘れは致命傷でした。急いで家に引き返し、休む間も無く試験会場へ向かいました。
②なんとか大学の敷地内に着くことができたものの、その大学が広すぎてどこが会場が分からずあたふたし、もうパニックで試験前なのに受かる気がしませんでした。そんな時、あるおじいさんが「私もそこへ向かうところです」と言って、場所を案内してくれたのです。会場へ向かいながら話をしていると、なんとその人はなんと受験生でした!「定年で退職した後に、もう一度勉強しようと思って受験しました。」と話すそのおじいさんが本当にカッコ良かったことを覚えています。おじいさんのおかげで何とか試験の20分前に会場に着くことができてよかったです。
③ただ、朝の焦りを引きずっていたのでしょうか。試験中はわからない問題が出てしまい、感で答える始末。手応えなどなく、試験後は憔悴しきっていました。「これは...落ちたな...」そんなことばかり考えていました。その大学には筆記試験の翌日に面接があるのですが、面接は筆記試験合格者のみに行われ、その筆記試験合格者は試験後の18時に知らされる段取りでした。
試験終了が15時だったので3時間待たないといけません。どうせ落ちたんだから、合格発表を聞かずに帰ろうかとも思いましたが、とりあえず大学付近に残ることにしました。
④朝からバタバタしていたので昼ごはんを食べる間も無くお腹が空いていた私は、ふらっと近くにあった喫茶店に足を運びました。そこはお店の前にテディベアが置いてあるエキゾチックな店で入店時は誰もいませんでした。裏手からのそっと現れたおばあさんは若者が来るのは珍しいと言い、積極的に話しかけてくれたので、私は注文したカレーを食べ終わった後にそのおばあさんと1時間ほどおしゃべりをしていました。会話の途中ボソッと「大学受験をしてきたんですが、自信がないんです…」と愚痴を溢すと、おばあさんは慰めの言葉をたくさんかけてくれました。姉妹には、「大丈夫よ!これサービス」といってチーズケーキを奢ってもらいました。その時のチーズケーキは最高でした。そしておばあさんにお礼を言い、自分を奮起して合格発表の会場へ向かいました。
⑤会場についてから15分後に合格者の名前が載った紙が貼り出されました。結果は合格!まだ受かってもいないのに歓喜して母に電話しました。筆記試験の倍率は4倍ほどでなかなかハードでした。
面接の日は前日の反省もあり、焦らずに会場へ向かい面接の30分前に着くようにしました。面接はエスカレーター式指定校推薦ながら大学入学前に試験として行っていたので、緊張することなくハキハキと喋ることを心掛けながら挑みました。
教訓
試験の30分前くらいに試験会場に着くような予定でちょうど良い
遅刻が最悪のケースなので早めの到着に越したことはありません。ただ、あまりにも早く到着しても会場は開いていないので無駄に時間を潰すだけです。しっかりと予定を立てておきましょう。
試験前のおさらい
私は自作の過去問解答を軽く眺めるようにしました。実際に過去問に近いような問題が試験で出題されたので個人的にはこれが良いおさらいになると思います。
試験後の切り替え
私は喫茶店でダラダラと時間を潰してしまいましたが、同じく編入試験に合格した友人は面接やその他の大学の試験対策をしていたらしいので、引きずらないで切り替える方がいいかもしれません。ただ、私は無理なのと、とある友人は吹っ切れて筆記試験合格発表前の時間を利用して観光していたみたいなので、どうしても集中できないのならばそちらの方が良いでしょう。
編入試験は基本的にスーツがベター
私服でも問題ない場合もありますが、スーツの割合の方が多かったですし、私が受けた大学では合格した人は皆スーツで試験に挑んでいました。特に面接がある編入学試験ではスーツの方が良いと思います。
ご覧いただきありがとうございました。