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【学歴ロンダでいいじゃないか】狙い目外部大学院の探し方

こんにちは。Ataktsです。

実をいうと私は大学院を探すときに名門大学の教員の中で自分に合った人がいないかを真っ先に探しました。つまりはよく聞く「この教授の研究室に入りたくてこの大学院に入学した」のではなく、「この大学院の中でこの教授の研究室が一番自分に合っていると思ったから入学した」のです。

今回は、学歴ロンダと呼ばれてもいい!とにかく有名な大学院に行きたい!という不届き者へどのような大学院が狙い目かお伝えしようと思います。

あくまで私は学歴ロンダがしたい!みんなに自慢したい!という気持ちで大学院に入学したわけではありませんし、それだけ気持ちで入学することに関して良いと思ってはおりません。ただ、学歴ロンダをするために入学してから、研究することやその研究内容を好きになることがあるかもしれません。又、学歴は研究分野の実績にはおそらくあまり役に立たないでしょうが、何も知らない親族達に自分が大学院に進学する正当性を主張することに役立つと思います(私は主にこれが大きかったです)。結局この記事は学歴ロンダを広めたいのではなく、大学院進学を勧めたいだけです。ご了承ください。

今から書くことは私が以前書いた記事からの情報も少し入っているので、気になる方は是非。↓

(1)教育系や文理融合系の研究科から探す

教育系や文理融合系の研究科でも、自分がやりたい分野と同じような研究内容を行っている可能性が高いです。例えば、東京大学大学院の総合文化研究科は生物、物理、言語学など幅広い研究を行っている場ですし、京都大学大学院人間・環境学研究科も同様です。このような研究科には実は内部進学者が少ない傾向があります。例えば、生物学に興味がある学生は理学部生物科に所属し、機械工学に興味がある学生は工学部機械工学科に所属していることが多いため、それぞれその上にある理学研究科、工学研究科は内部の進学率が高めです。教育系や文理融合系の研究科にある研究室は、専門分野に興味がある内部生が基本的にその学部に少ないことがあり、内部進学者が少ない傾向にあります。つまり、競争を外部進学者のみでするため、競争率が下がり、外部からの進学は狙い目なのです。

(2)学生が少なそうな研究室を探す

大学院の入学試験では筆記試験も重要ですが、いくら筆記で成績が良くてもそれで合格が保証される訳ではありません。大半の大学院入試試験では面接がありますが、いくら成績が良くでもそこで指導教員が首を振れば不合格になります。基本的には研究室ごとに何人か枠があり、そこに指導教員が学生を取る形式なのだと思います。その場合、優秀な学生が集まる研究室は難易度が非常に高いです。逆に学生が集まっていない研究室なら筆記試験の結果があまり良くなかったとしても滑り込んで入学することができるかもしれません。大学院試験は研究科での勝負ではなく研究室ごとの勝負なのです。

ただ、なぜその研究室があまり学生に人気がないのかを考えてください。ただ単に、その指導教員が学生へのアピールをあまりしていないだけなら問題ありません。最悪のケースはその研究室があまりにもブラックであることです。少々忙しい研究室=ブラック研究室ではありません。ブラック研究室かどうかを見極めるためにも研究室訪問しておきましょう。

(3)研究室紹介ホームページがない又は情報量が少ない研究室を探す

(2)と共通することですが、研究室紹介ホームページが存在しないか、又はしても情報量が少ない場合は内部・外部共に大学院進学者が少ない傾向にあると思われます。外部進学者は基本的に指導教員を探すにあたって研究室ホームページに書いてある情報を非常に頼りにしています。内部進学では大半の学生が卒業研究で配属された研究室に大学院でも配属しますが、卒業研究の際には研究室ホームページを参考にして配属希望を出すことが多いと思います。そのため、学生が求めている情報が少ないホームページを開いている研究室は競争率が低めです。この場合、「教授が学生を獲得することに対して熱心ではないor学生にうまくアピールできていないだけである」ことが多いため、学生が少なくてもその研究室が必ずしもブラックだということはないでしょう。

(4)卒業研究の指導教員と仲が良い研究者を探す

指導教員の人脈を活用すると入学しやすいと思います。大学院の教授側も成績が仮に同じだとして、全く知らない研究者の学生と仲が良い研究者の学生が入試を受けていたら、仲が良い研究者の学生を取りたいと思うでしょう。私の卒業研究時の指導教員は顔が広く、仲が良い研究者が多い人でした。そのため、大学院入試でも「ああ!ーー大学〜〜さんの学生か!!」と笑顔で言ってもらえることが多く、実際合格をいただくことができました。

見つけたらアポを取って訪問しよう

大学院入試前に教授に名前や顔を覚えてもらっていると、入試(特に面接)の際に非常に良い印象を持ってもらいやすく、研究室訪問をしない学生と比べて合格もしやすいです。気になる研究室があればすぐにアポを取ってみてください。アポの取り方は上にリンクを貼っている記事に書いてあります。

研究室訪問の際の質問集は来週まとめようと思います。ご覧いただきありがとうございました。


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Atakts
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