久しぶりのバロック・ギターでCorbetta 1643の長いパッサカリアなどなど

ひさしぶりになってしまいました💦

このところテオルボの他にバロック・ギターの講義をしたり記事を某会報に書くためにちょっと弾いてみたら面白くなって、練習を続けています。
今日もバロック・ギターを熱心に練習してしまいましたが、PDFなどはなく紙で持っているCorbetta 1643 Varii capricii を眺めていたところ、2曲めにヘ短調(!)から始まって♭を減らしていって、平行調で進んでいきながら#を増やして最終的にはホ長調に進む長いパッサカリアがまずあるという面白い曲集をつい弾いてしまいました。

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その後に舞曲の組曲がいくつかあって、続いて「オクターヴの規則」やカデンツ集などの教則本の要素、最後に通奏低音付きの珍しいシンフォニアが2曲(2曲目は何度か実演経験あり)あります。

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1648年のVarii scherzi di sonate per la ghittara spagnuola, Libro quartoも似たような構成の違った曲集で、通奏低音付きの曲がないだけのようです。

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1643年の2曲めの、まだたぶん弾いた記憶がない長いパッサカリアを弾き始めたところ、何しろヘ短調なのでセーハの連続で頑張らずに押さえる方策を考えないとしんどいだけなので、ト短調あたりから始めて#が増えすぎないあたりまでいくつか弾いてみました。
その後、通奏低音付きの2曲を、1曲めはまったく初めて、2曲めはそうそうこうだった!ということを思い出しながら。

Corbettaの多彩さと技巧を改めて感じた練習?でした。

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