2004年2月9日 124回 BLUE SKY COMPLEX
オープニング
2月9日の放送は、黒柳には一番興味がなさそうなバレンタインの話から。甘いもの嫌いな黒柳には縁のない話かもしれないけど、「バレンタインって、バブル以降だんだん派手じゃなくなってきたのかな」とかいきなり言われるとびっくりする。確かにそうかもしれないけど、黒柳は何事についてもそういう見方しかしないの?私的には構わないけど、普通の女の人はかなり引くよ。ま、いいけど。それが黒柳だからさ。だけど、「15日の静岡は、みんないいちこ持ってこいよ」なんて不用意な発言して、後でどうなっても知らないからね。
心理テスト
「心理テスト」は毎度のごとくなかなかよろしいようで。梅雨から連想するものによって、自分が何に依存してるかが分かるらしい。黒柳の診断結果が「自分」ってのは本当だよね。少しナルシストなとこがあるってのには笑えたけど。人前に出る職業は、多少そういう面がないとやっていけないというのが黒柳の言い分。
どのキャッシュディスペンサーを選ぶかでは、対人関係を診断。黒柳は「後輩の面倒見がよく、慕われる」らしいんだけど、これも当たってる。KIREEKだってそんなノリでできたんでしょ?っていうか心理テストには関係ないけど、一番左端を選ぶっていうのが黒柳と一緒だったのが密かに嬉しかった(←バカ)。ステージ上では右側にいる黒柳だから、右端の方が落ち着くのかと思った。
お料理ビンビン
「お料理ビンビン」では、給食のバレンタイン献立・ハートコロッケが話題に。黒柳は「そんなの知らん」ときっぱり言い切ったけど、知立の給食にはなかったのかしら。それとも単なるジェネレーションギャップ?私的には中身がカボチャだったからかなり好きだったんだけど。ここでも黒柳は「何故にコロッケをハート型にしようと思ったんだろう。それで上手く均等に火が通るのか?」なんてドキッとする発言を。よくもそんなどうでもいいことばっかに目が行きますわね。まぁ、そんな黒柳が好きなんだけど。
アダルト診断
「アダルト診断」はSOPHIAを聴きながら家事をするお母さんからのハガキ。息子の診断をしてほしいって内容だったはずなのに、黒柳はどうやら勘違いしているらしく、お母さんの方の診断をしてた気がした。黒柳が演歌とか抵抗ないってのは違和感あり。お前はロケンローラーではないのか?でも黒柳がバンド始めたのは高校入ってからだから、それまでは音楽なんかに興味なくて、耳に入ってくる音楽を偏りなく聴いてたんだろうね、きっと。
解決!男塾
「男塾」では、「手をつないだときに手に汗をかいたら、男の人はいやですよね」って質問。好きな子ならそれもかわいいって思うって黒柳は言ったけど、はっきり言ってマジかよって感じ。これは私にとっては切実な問題だから、黒柳に「構わない」って言ってもらえると嬉しいけど、なんかかなり複雑な気分…。こればっかりは、実際に体験しないと何とも言えないことのような気がする。
ふつおた
ふつおた。ある、自称ドジな子から。ハガキ読んで「そんなの全部自分の不注意じゃん」って一蹴するのは黒柳だからこそ許される。さらには「もっと字丁寧に書けよ。友達じゃなくて俺が読むんだから」と相変わらずの率直な指摘。
だけどさ、かわいいよね、ジルくんって。何がかわいいって、黒柳曰く不注意のかたまりなところ。買ったばっかのTシャツにすぐ染み付けちゃうのもジルくんらしくてすごく分かる。しかも、自分のことを不注意だなんて夢にも思ったことがないから、メンバーにまで愛想尽かされて注意もされなくなっちゃったけど、ジルくんって何をしても憎めない。ジルくんの何がそうさせるのかは分からないけど、とりあえずジルくんはかわいいです、はい。
ここだけの話
続いては「ここだけの話」。ツアーパンフについての質問だったけど、そんなもの見たことも触ったこともない私にとっては微妙な話題。毎回放送作家の方に内容を考えてもらってコントCDを作ってるんだそうで。なんでもトモくんは、黒柳に「ドラムなんかやめちまえ」とかマジで言われるくらい声優並みに上手いんだとか。松・都はそれなりで、ジル・黒は全くの大根なんだって。ジル・黒の二人が台詞演じるのが苦手なのは分かるな。黒柳は本心じゃないことなんか言えねぇよって感じだし、ジルくんは本能のままに生きてるから演技なんてできなさそう。黒柳に言わせると、トモくんはフリートークは噛みまくりで下手なのに、台本を読むのだけは上手いのが許せないらしい。
ところで今回のツアーパンフのコンセプト「ソフィアー製薬」は、すごいファイザー製薬のパクリっぽいって「sophiaer」のロゴを見た瞬間に思ったけど、当事者の黒柳が認めてて大丈夫なんだろうか。黒柳、全てを正直に語るのはいいけど、いろんなことバラしすぎじゃない?
曲の感想
今回は"銃弾"と"―WOOZ!―"の2曲を初聴き。"銃弾"は「進化論」が出たときの雑誌で、トモくんが「6/8は好き。いかにワルツにならないように叩くかが楽しい」って言ってたのを見てすごく気になってた。それまでの6/8の曲って、"Lucifer"や"CIRCUS"、"about"くらいでしょ?みんな優しい感じの曲なのに、これは"銃弾"なんてハードなタイトル付いてるから、どんなふうになってるのかなと思って。作曲ジルだし。でも実際聴いてみると意外にメロディアスな感じ。サビとかは切ない系で"嘘"や"truth"っぽいかな。もっとガンガンくるのかと思った。"Kissing blue memories"みたいにさ。
そして"―WOOZ!―"。なかなか気持ちいいじゃん?どうも歌ってると"夢"とくっついてしょうがないんだけど、それは4ビートだからかな。詞が典型的まっつんだね。「信じれば裏切られてく/疑えばやがて孤独で」とか。こういう、人を信じる、信じ切れないってのは、まっつんの永遠のテーマなんですかね。
エンディング
今日黒柳は、「俺たちのライブに来れば人生変わるよ」ってマジで言ってた。来たら必ず楽しませるとも。黒柳にそう言われたら、行かないわけにいかないんだけど、この葛藤は永遠に乗り越えられないのかな…。やっぱりSOPHIAはライブありきのバンドなんだね。黒柳のその自信、美しいよ。黒柳はいつもそうやってSOPHIAに対する愛を表現する。黒柳がSOPHIAを愛さなくなったときにはSOPHIAは解散だって分かってるはずなのに、なんか変な感じ。
今日のオンエア
銃弾
—WOOZ!—
現代からの注釈
「ここだけの話」でツアーパンフの話があるけど。
私は、ライブにも参加したことがないので、都合、ツアーパンフも見たことがない。
ただ、こないだ某古本屋さんで、beautiful MANツアーのパンフが100円で売られていたので、速攻ゲット。
噂のコントCD、時代を感じる内容で笑えた。黒柳の声も入ってるから、思わずウォークマンにまで取り込んでしまった…。そしてジルくんが、「何年も後にも聞き直して懐かしんでほしい」って言ってて、まさにそれを再現している私のことを予言されているようでした。
もう一つ、Sophiar製薬の話。2020年、コロナが流行って、ワクチンの話で「ファイザー製」が出てきたときに、Sophiar製薬のことを思い出したの、私だけですかね?そうではないと信じていますが。
こうやって、休止と復活を経て気付くのは。やっぱり、黒柳はSOPHIAを愛してるんだってこと。当時私が書いたことは、間違ってなかったんだなって思う。黒柳がSOPHIAを愛せなくなったら、それが解散の時なのでしょう。