雑感 2024/9/2 BOYS and…
久しぶりのアルバムの発売日が2024年10月23日に決まり、レコーディングが進んでいるという報告が、メンバーからも続々と上がってくる。
トモくんとの信頼関係が美しい。
こうやって、SOPHIAの土台はできていくんだ。
そして都さん。
うわぁ。
やっぱり、レコーディングではピアノはピアノで録るんだ。
"last song"かな、なんていう感想もあったけれど、なんにせよ、都さんのピアノが聴けるのは嬉しい。
松岡さんは、8月23日の「松岡進化」の放送で、レコーディングが進んでいることを匂わせていた。
そして、初めは何のことか分からなかったが、恐らく、この松岡のポストも、レコーディングのことを言っているのではないか。
ということで、収録曲が発表されてしまう前に、何の曲が再録されるのかを予想してみたい。
まずは、これまでの経緯から。
大前提として、この「BOYS and」には、「BOYS」「GIRLS」両方から再録曲が入ると、私は思っている。
「BOYS」「GIRLS」収録曲10曲のうち、ベストアルバムに入っているのは、次のような感じ。
え。「10th ANNIVERSARY BEST」、持ってなかったから知らんかったけど、"MY SELF"って2回入ってるのか。意外だ。
「20th ANNIVERSARY BESTⅠ YOUNG」も、持ってないし、内容を見ようという気にもなったことがないけど、この3曲か。
そうすると、キスブルは固いってことになっちゃうのかな…。
ちょっと面白みに欠けるか。
さて。
今回は、7曲収録予定で、"あなたが毎日直面している世界の憂鬱"は入ると明示されているので、期待を込めて、新曲3曲("世界憂"含む)、「BOYS」「GIRLS」それぞれから2曲ずつ、と予想する。
そのうえで。
Secret lover's night
2024年8月16日の、「Dear Boys and Girls and」名古屋公演の配信を見て以降、意外にこれが頭の中を巡っている。
最初期の曲である割に、キスブルとは対照的にあまりライブではやられておらず、少し不思議な感じもある。
「BOYS」の音源は、青さの残る松岡の歌声が印象的だが、これを、50を超えた彼らが表現し直すとどうなるのか、音源として聴いてみたい。
Like forever
黒柳ではないが、彼らがこの曲に込めた本当の思いを知ることは、私にはできないだろう。
それでも、この曲が彼らにとって大切な曲であり、最初の原動力であったであろうことは理解できる。
言い方を変えれば、私たちにとっても、この曲は大切な曲なのだ。
もちろん、私も大好きな曲。
「誰のせいでもなく 君のせいでもなく」と歌うこの曲は、"世界憂"と対をなすのではないかとも思う。
自分がどれだけ足掻いたって、世界はなんともならないことを、嫌というほど味わってきた私たちだから。
今、もう一度、あの頃のピュアな気持ちを取り戻したい。
そして、再録して「15」のリベンジを果たしてほしいというのは、ここだけの話。
Voice of generation
悩みに悩んで、この選曲。
「GIRLS」から"もし君"以外にもう1曲選ぶのは、本当に難しい。
正直、あまり理由はない。
でも、"時代~トキ~"じゃないのを聴きたい。
そう思ったゆえの消去法。
もしも君が迷ったなら
私は、どうしても、両方のアルバムの5曲目を、今回のアルバムに収録してほしい。
もちろん、"もしも君が迷ったなら"は、私にとってもとても大切な、青い思い出の詰まった曲である。
しかし、それ以前に、彼らが2枚のアルバムでデビューをすると決意したその心意気が、この2曲に凝縮されていると思うのだ。
松岡は言った。わがままを言って、持ち曲を2枚のアルバムに分けてリリースさせてもらったのだと。
それまでの彼らのキャリアである「ヴィジュアル系」という肩書きにけりをつけ、新しい「SOPHIA」という音楽を始めるのだ、という思いが、この、緩めのテンポの、明るい、でもやさしい、「ヴィジュアル系」とはかけ離れた曲に込められていると、私は思う。
30年やってきて、SOPHIAがどういう音楽をやる人たちなのかは、皆の知るところとなった。
そんな彼らが、改めて、この2曲を表現する。
受けて立とうじゃないか。
収録曲がいつ発表になるのかは分からないし、いつ聴けるようになるのかも分からない。
恐らく、初お披露目は「松岡進化」ということになるのだろうが、私はどうだろうか。
他のバンドでも、再録アルバムのリリースは行われているようだが、新曲と旧曲が同じアルバムに収録されるというのは、そういえばあまり聞かない。
こうやって、まだまだ新しい挑戦を続けていくSOPHIAのそばにいられることの幸せを、この2024年に、噛みしめたい。