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雑感 2023/12/31 いつか見た夢

2023年12月28日。
何だかよく分からないけれど、SOPHIAが、否、松岡充が、かの、NHK紅白歌合戦に出演することになった。
え!? マジ? そんなことあるんだ。

というか、このメンツ、なんだ…。

え、どういうこと?
HYDEと松岡が同じ画面に映る…?
そんなことが、私の死ぬまでに起こるなんて思わなかった…。

というか、これはもちろん嬉しいけど、SOPHIA…。

…と思っていたら。

松岡さんがSOPHIAのボーカルであるということに、こんなに感謝したことはない。
彼は、紛うことなく、SOPHIAのフロントマンだ。


いつもの如く、都さんは松岡さんにロックオン中。

「みやちゃん」! いつもそんな呼び方してたっけ?
都さんの方も、冗談だか本気だか分からない祝辞、都さんの声で脳内再生すると、また違う感慨がある。
とにかく、都さんとこうやってコメントし合う松岡を見られるのも、また幸せだ。


そして、この、何だかよく分からない豪華なメンツについては、いろんな人がコメントしていたが。

これが端的に状況を物語ってる。
この、全員眉毛が細いこと(笑)。いい感じの90年代と思われる写真。最高。

さらにこれ。

これ、初見で吹き出したんだけど。
笑ってる場合じゃなくて、この松岡のは、"Secret Lover’s Night”だった。
それに全く気付かなかった私は、モグリだと言われてもやむを得ない(一応、当方、公称では1998年からファンをやっております)。
それでも、「何も答えは無い」っていうフレーズは、確かに松岡を端的に表現する言葉だと思う。
その割に、かなり初期の曲であるというのが、逆に衝撃的である。


そんなこんなで迎えた放送時間。
22時台だとのアナウンスがあったので、早めに食事と入浴を済ませ、万全の態勢でスタンバイ。

YOSHIKIが司会者席に呼ばれ、インタビューを受ける。
HEATHのことを聞かれ、声を詰まらせながら答えるYOSHIKI。
そのままピアノの前にスタンバイし、演奏を始める。

"ENDLESS RAIN"を歌い始めるYOSHIKI。
これには、「おまえが歌うんかい!!」というツッコミが多くあったようだが、Xはおろか、X JAPANですら通っていない私には、Toshiが歌わないことへの意見なのか、その他たくさん集めたボーカリストが歌わなかったことへの意見なのかが、よく分からない。
そして、インタビューにもあったとおり、HEATH、hide、TAIJIの映像がYOSHIKIのバックに映る。私が分かるのは、リアルタイムに目にしていたhideだけだけど、彼の活躍と突然の死は、私にとっても大きなインパクトのあった出来事であり、彼の悪戯っぽい笑顔を見ると、こちらまで泣けてくる。
YOSHIKI自身はというと、後半は、だんだん歌う声が詰まってきて、ピアノも片手になり、ついには歌だけになる。それだけ、感情が高まっているということだろう。

そして、ステージが転換し、"Rusty Nail"のイントロが聴こえる。
YOSHIKIは、盟友たちの待つ階段状のステージのいちばん上に据えられたドラムへと移動。
その前には、センターを張るHYDE。
その肩をぽんと叩き、「みんなありがとう」と言いながら定位置に着く。

カメラが引いて、ステージ全体が映る。
目は、無意識に松岡に引き付けられる。
そう。あの立ち姿だけで、すぐに分かる。
衣装も先にお披露目してくれてたし。

歌い出しは、もちろんHYDE氏から。名前のテロップもついて、初心者にもやさしい。
みんな黒づくめの衣装の中、一人、白いファーを羽織ってオーラが半端ない。
そして、言うまでもない歌唱力とHYDE感。
さすが、以外の言葉が見当たらない。

その後を引き継ぐのは清春氏。
彼もまた、私は聞き流す以上には聴いていないけれど。
もう、どこからどう聴いても、清春以外の何者でもない歌唱。すげぇ…。

そして。いちばんの見せ場。
Oh, Rusty Nail!
ここで、なんと! 松岡がアップになる。
あぁ…。うちの、松岡充だ…。
いつもの、眼光鋭い松岡充がそこにいる。はぁ、カッコいい…。
でも、何だか松岡の声じゃないぞ…? んん…?

その後のサビは、HYDEと清春が交互に歌う。
歌っているのは他人の曲なのに、間違いなく、HYDEであり、清春である。

その後のギターソロパートでは、その他のメンバーも順次アップになり、名前が紹介される。
みんな、圧が強すぎる。まさに、圧巻だ。

その後、2回目のサビ。
コーラスをしているのはVersaillesのKAMIJOさんだと思われる。太くて素敵な声だ。今度本人を聴いてみよう。
そして、もう一度松岡が抜かれる。が、やっぱりコーラスだ。

…と思っている間に、HYDE氏が鬼気迫る表情で歌いきり、あっという間に曲が終わる。
ずっと息を詰めて見ていたのだろう。何だかこちらが息が切れる。

見た直後は、さっき書いたほど冷静では全くいられず、こんな感じ。そりゃそうだ。紅白初出場なんだもん。

いろいろ考えながら、みなさんのポストを見ながら、番組はエンディングへ。
舞台には、今日の出演者が勢ぞろいしている。
採点結果を待ちながら歌う"蛍の光"。
YOSHIKIとHYDEが最前列にいるおかげで、松岡もその近くにいて、何度も画面に映る。
おすまししてあんまり歌っていないHYDEの隣で、比較的真面目に、左右に手を振りながら歌っている松岡。歴史に残るツーショットなはずなのに、何だか笑える。
最後の最後まで、楽しませてもらいました。

だんだん落ち着いてくると、いろんなことを考え始める。
私の言葉と、なるほどと思ったみなさんの言葉を、ここにまとめておく。


この藤谷さんは、「マツコの知らない世界」の「ヴィジュアル系の世界」の時に出ていた方。

これは嬉しかった。
いつまでも子役の時のイメージしかない彼も、とっくの昔に立派な俳優だが、「人にやさしく」の時の縁がまだつながっていて、ちゃんとこうやってつぶやいてもくれるのが嬉しい。

この方は、おそらくラルクファン。
ラルクファンで、HYDE氏の美貌と美声にずっと触れ続けてきている方にこう言ってもらえるのは、途轍もなく幸せだと思う。


そして、日付が回る。
紅白の番組終了後、YOSHIKIとHYDEの番組が合同で、今日の出演者の多数をゲストに迎えて生放送をしていた。
そして、松岡自身は朝6時から自身のニコ生の放送も。
そんな中で、松岡がいろいろと裏話をしてくれる。

そして、HYDEからも。

この2人の温度感の差はなかなか面白いけど、それより何より、このツーショットがヤバすぎる。
あの頃見た夢は、こんな形で叶うのか。


とにかく、話し相手がいたりなんかしたら、何時間でも止まらないだろうが、幸いにも、私の周りにはこの私の熱量についてこれる人は誰もいない。
なので、ここで思いの丈を好きなだけ述べて、この歴史的瞬間を記録しておくこととする。



恐らくこのツイートとYouTubeは、リンク先のNHKの配信が終わると消されると思うが、テキストだけは残るかもしれないので、貼っておく。

【YOSHIKI】紅白「Rusty Nail」盟友たちと届ける|NHK

【YOSHIKI】紅白「ENDLESS RAIN」友に捧げる|NHK


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あたか@青空自卑感
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