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Logicool MX Creative Console使ってみた1日目の感想

真面目にnoteを書くのは初めてのA-TAKです。こんにちは。
今まで個人のブログA-TAK.COMでブログを20年ぐらい書いていましたがnoteが流行ってるということで、こっちの方も試してみようかということで記事を書き始めてみました。
今日、Logicoolの左手デバイス(?) Creative Consoleが届いたので、それを使ってみた感想など書いてみます。

※Amazonのアソシエイトとして、A-TAKは適格販売により収入を得ています。

1日目の率直な感想

私には不要だったかもしれない…というのが率直な一日目の感想です。
もしかしたら使ってるうちに感想は変わるかもしれませんが、今の率直な感想がこれで、ちょっと吐き出したくて、この記事かいてるところはあります(笑)。

なぜそう思ったかというと自分が最も使っているクリエイティブ系のソフトであるDaVinci Resolveで今より便利にならなかったというところが大きいかと思います。

前提を話させてもらうと、私はDaVinci ResolveのフィジカルコントローラーとしてMicro PanelやSPEED EDITORというDaVinci Resolve専用のコントローラーを持っています。それと比べて何がよくなかったのかを掘り下げていくと、このデバイスが自分に合うか合わないかが見えてくると思います。

左手デバイスってなんなんだろう


まず基本は左手デバイスはショートカット実行ハードウェアだということを理解しておいたがよいと思います。

あとプラグインが用意されていればAPI経由でショートカットにない事も実行できます。

逆に言うとショートカットやAPIが用意されていない事は左手デバイスではできません

一方、DaVinci ResolveのMicro PanelやSPEED EDITORを見てみるとショートカットに用意されていない機能をダイレクトに扱えます。だから、これらのコントローラー使うとキーボードとマウス使っている時より機能が拡張されるんですね。

私はAdobe Premiereを普段使ってないので正確な所はわからないのですが、おそらくCreative Cosoleではショートカットが元々用意されていないパラメーターも直接変更できるようになっているように見えます。

これCreative ConsoleのPremiere用のプロフィールをインストールすると、自動的にPremiere用のコントロールサーフェスというPremiere操作用のプログラムもインストールされるんですよね。で、Premiere側でもそれを使うように設定することでCreative ConsoleからPremiereを操作できるようになるという仕組みです。

こんな感じで左手デバイスができることというのは、

  • ショートカットがない機能は実行できない

  • APIが用意されていればいろいろ出来るけど、それ用のプラグインが必要

なわけです。

DaVinci Resolveの場合はショートカットがすべての機能に用意されているわけではないし、外部からコントロールするプラグインもないのでやれることが限られてきて、それなら専用のコントローラー使ったがよいよねということになると思います。

Creative Consoleを買うべきかの見極めポイント

ということで、Creative Cosoleを買うべきかの見極めポイントは以下かと思います。

  • 自分が使ってるソフトでめんどうだと感じる作業がショートカットで実現できるか?

  • 自分が使ってるソフトのプラグインがあるか

欲を言うと実際自分が使いたいソフトを操作している動画とかを探して、どれだけ便利になりそうか調べてから購入しないと「あれ?」ってことになるかもしれません(まだあまり情報無さそうですが)。

DaVinci Resolveで使った場合の残念ポイント

以上でだいたい言いたいことは言ってるのですが、もうちょっとDaVinci Resolve使ってる人向けにCreative Consoleでは出来なかった事を書いておきます

SPEED EDITORのような再生ヘッドの移動

SPEED EDITORはダイヤル回すスピードを変えたり、JOGやSCRLのボタンを押すことでタイムラインを縦横無尽に移動できます。SCRL押してダイヤルを思いっきり回せば一気にタイムラインを駆け巡れますし、JOG押してゆっくり回せば1コマずつタイムライン移動するのも簡単です。

せっかくCreative Consoleにも大きいダイヤルがついているので、もしかしたら似たような事が出来ないかと思いましたが無理でした。

上にも書いたとおり基本はショートカット実行マシンなので、ダイヤルにカーソルキーの左右を割り当ててみましたが、ダイヤルを回してもカーソルキーをただ連打しているだけ、SPEED EDITORのように高速にタイムラインを駆け巡るような動作にはなりませんでした。

直感的なTRIM IN / OUT

SPEED EDITORはTRIM IN/OUT押しながらダイヤルを回すと直近のクリップを短めたり伸ばしたりしてくれるのですが、これもSPEED EDITOR専用機能でした。
一応、再生ヘッドの位置から後をトリムするとかの機能はあるのでそれをボタンに割り当てることは出来ますが、やっぱりダイヤルでグリグリするのが直感的でいいんですよね。

タイムラインの拡大縮小

タイムラインの拡大縮小がダイヤルで出来たら便利じゃね?と思ったんですが、一部問題ありでできませんでした。

タイムラインの拡大縮小はctrl + 「+」キーやctrl + 「-」でできるので、これを「ダイヤル調整」アクションに割り当てればできるはずなんですが、なぜかctrl + 「+」だけが登録しても反応しないという現象が起きました。ボタンに割り当てると反応するんですがダイヤルだとダメ。

ちなみにSTREAM DECK+のダイヤルに同じように割り当てたら出来たので、Logicoolのアプリの問題じゃないかと思っています。

パネルを開かなくてもパラメーター調整

カラーページでMicro Panel使う時の話ですがいろんなパラメーターのパネルを開かなくても直接Micro Panelのノブをぐりぐり回すとパラメーター調整ができるんですけど、これもCreative Consoleでは無理でした。というのも数多くのパラメーターをダイレクトに調整する為のショートカットなんてないんですね。該当のパネルを開いてマウスでグリグリするしかない。

もしかしたらDaVinci Resolve SDK使ってプログラミングすれば操作できるのかも知れませんが、残念ながらそういうものは今現在なさそうです。

ちょっと余談ですが、Micro Panelのホイールは開いているのがプライマリーのパネルかHDRのパネルかで操作対象が変わるので、これを切り替えるショートカットとかあればいいなと思ったんですが、それもないみたいです。これがあればそこだけでもCreative Consoleに割り当てて使えたのに…。

DaVinci Resolveユーザーは専用コントローラーをおすすめ

ということで、初日の感想としてはDaVinci Resolveユーザーは専用コントローラー買った方が幸せなんじゃない?ということでした。

逆にいうと専用コントローラーはDaVinci Resolveでしか使えないので、それ以外のアプリでどれだけ便利に使えるかというのは自分も期待している所なので、そのあたりも見ていきたいなと思います。
それでは!

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