保育の事を発信するつもりが無かったのにどうして始めたのか?
2回目の記事になります。
まず noteを始めた動機なのですが
私は 民間・行政と両方の保育を経験し
他にも興味のある事について
自主的に研修や講習会に参加し
学ぶ事が出来ました。
ラッキーなことに専門の医師や心理士
こどもに関わる色々な専門の方と出会い
学べるチャンスもありました。
なので私個人としては
保育の事に関して十分満足しており
特に未練もありません。
私なりに十分吸収できたし 実践で試して
こどもたちの反応も見れました。
たくさんの楽しい経験と自分の子育てにも
活かすことが出来たので
保育士をして本当に良かったと思っています。
保育士としてはトータル約15年程の
キャリアしかありませんが
とても有意義で濃い期間を過ごせました。
キャリアを積み重ねることで
仕事への責任あるポジションや
任される仕事量も増えます。
社会人であれば自然な事かもしれません。
しかし
保育業界を取り巻く環境というのは
残念ながら 私から見ると
働きにくい 家庭との両立が
厳しいものになっていました。
これは 保育だけに限らず
どの職種もそうかもしれませんね。
私はキャリアを積み重ね
いずれは保育行政に今以上に関わり
こどもたちの未来を明るくしたい
そう思う時期もありましたが
私より先に 我が子の方が
限界に達してしまい
家庭が大変な時期を迎えてしまいました。
「私が頑張れば何とかなる」
これはとても危険な考えだったのです。
一年弱かけて 周りを説得し円満退職
公務員を辞めるなんてもったいない
そう思う方も多いと思いますが
私の優先順位は家庭です。
私の幸せは 我が子が毎日笑顔で
過ごせることが一番です。
私はゆるぎない決断と共に
笑顔で職場を去りました。
全くの未練も無く
保育関係書物はフリマサイトで売ったり
後輩達に譲りました。
しかし
私が次のステージに進んだと同時に
ある事の知らせを受けました。
私が最後の出勤を終え
笑顔で職場を去った日
後輩が隠れて泣いていたそうです。
他の職員から聞きました。
その後 後輩はメンタルを崩して休職
私は 退職後も後輩に連絡を取り
彼女の話を聞き
アドバイスを続けていました。
時間はかかりましたが
後輩は最悪の状態から回復することが
できました。
私が終わった~と喜んだその日
後輩は 頼ってた先輩が去ってしまい
悲しんでいたのかな。
他にも
以前 一緒に働いた年下の保育士達から
退職の相談
現職場での保育の疑問について
質問が来ることが多かったです。
もしかすると
若い保育士たちは
疑問に思い 迷うこと
誰かに相談したいこと
そんな事を解消できる何かが足りない?
そう感じるようになりました。
私は
私の価値観で 経験した事や学んだ事を
伝えています。
保育という仕事で何が大切か?
私はこう言ってます。
「あなた自身が一番大切です」
これは
あくまでも 私の価値観基準で書いており
たくさんの方に共感してもらえるとは
思っていません。
保育士の大量離職、休職
事件や事故に巻き込まれるケース
私の人生は私の為にある
そう思っています。
今後も 私の価値観基準で書いていこうと
思います。
たくさんの人に見てもらいたいとか
共感してほしいとかではなく
若い人に保育の楽しさ
どんな未来が待っているのか
自分自身を守るために
どんな事をしていけば良いのか
そんな事も伝えていきたいと思います。
次回からは有料記事にしていく予定です。
誰にでも見て欲しい記事ではなく
お金を出してでも読みたい
そう思った方に向けて
発信していきますね。
ご了承下さい。