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移民問題について思うこと

👆ロイター通信の記事です。

1月20日、アメリカ合衆国にてトランプ大統領の就任演説がありました。

「アメリカを再び偉大な国にしよう!」と言っていましたね。

世界がどんどんナショナリズム化している気がします。

自分の国は自分で守る、自分の国が1番、というナショナリズムの思想は歴史を見ると第二次世界大戦の前後が絶頂期(ピーク)だった気がします。

第二次世界大戦といえば、ヒトラーという人物がドイツを率いました。
彼は不正にのし上がったわけでも何でもなく、ドイツ国民が自分たちの意思で選挙で国民社会主義ドイツ労働者党(ナチス)に所属する彼に投票して登場した人物です。

日本も近衛文麿(このえふみまろ)や東条英機(とうじょうひでき)という人物が日本を率いました。
ドイツ同様、彼らも国民の意思で、世論で登場した人物です。

国民の熱が過熱した結果、世界は2度目の世界大戦に突入したという認識です。

トランプ大統領の就任演説を聞いていると、あの第二次世界大戦前夜の雰囲気にならないかと心配している一方で、今は強いリーダーが必要なんだと自分は思います。思うのですが歴史を繰り返さないようにしてほしいと願うのみです。

演説では移民問題について取り上げていましたね。

移民といっても不法な移民に対してでしょうから、普通の移民はセーフです。

世界は1つと言うけれど、中々1つにならないのが現状です。

インターネット上では既に1つになっていると思いますが、人間同士の心と心のつながりは中々思うようにいかないようです。

移民賛成の人は世界は1つだということを主張してると思います。
国境をなくせ、同じ人間だと。
労働力が欲しいために賛成の企業もあることでしょう。

移民反対の人は雇用が奪われる、先進国に発展途上国の人間が入ると治安が悪くなると主張しているのだと思います。
家を例にしますと、自分の家に遊びに来たり数日泊まったりするのはいいけれど、暮らし始めるのはやめてくれといった感じでしょうか。

そもそも移民ってなんだ?ということでGeminiに確認です。

移民の定義を踏まえた上で、日本という国はまだ移民という海の向こうからやってくる人々に対して慣れてないのだと思います。

日本の歴史をみても、そのように思います。

一方でアメリカと比較して歴史をみると、アメリカは紛れもなく移民の国だと思います。

ヨーロッパは移民を受け入れてからどうなったのか、という記事をイギリスBBCニュースが記事にしています。

👆の記事に気になる文言がありました。

ダフニ・ハリキオプロウ(欧州政治の教授):移民危機の影響は、(ナショナリスト)政党の支持拡大という面から理解されることがほとんどです。それらの政党が政治の主流に組み込まれていく動きが、今後も続いていくと思います。

世界が移民を受け入れる方向に進めば進むほど、ナショナリズム化が進むと言っています。

記事は2020年の記事ですが、さらに5年経った現在、まさにそのようになっていると感じます。

その結果、アメリカにトランプという人物が登場したのです。

民族という概念がなくならない限り、世界は1つになれないのかなと思いました。

自分は移民問題について賛成か反対か情けないかな明言できません。

賛成の人の気持ちは分かろうとしているし、反対の人の気持ちも分かろうとしています。

間を取るべきなのかなと思いますが、一応日本政府は入国に関して制限をかけていましたかね。

ブレてはいけないことは、日本政府は日本のための国家運営をするべきで
す。

例えるなら佐藤家は、佐藤家の一族のための家族運営をするべきです。

隣の田中家や小林家のために家族運営をするべきではありません。

国家はそういう認識であるべきで、その認識を前提とした上で他国、田中家と小林家と仲良くすればよいと思います。

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