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アゼルバイジャン航空の旅客機墜落について思うこと

アゼルバイジャンってどこだろう?となったのでGoogl earthで確認です。

アゼルバイジャン - Wikipedia
👆参考にどうぞ。

記事によると、旅客機はアゼルバイジャンの首都バクーを離陸しロシア南部チェチェン共和国のグローズヌイに向かっていたものと書いてありました。

ロシア南部のチェチェン共和国と書いてあると、ロシアじゃないのかなと思いましたが、ロシア連邦を構成する国の1つでした。ロシア連邦北カフカース連邦管区チェチェン共和国というそうです。

向かっていたのはチェチェン共和国ですが、墜落したのはカザフスタン西部の都市アクタウの空港近くとの事です。

それはどこだ?ということでたびたび確認。

アゼルバイジャンの右上にカザフスタンはありました。
カザフスタン - Wikipedia
👆どのような国か参考にどうぞ。

そして墜落した場所はカザフスタンの西部。写真を拡大します。

アクタウと呼ばれる都市の、空港の場所は画像左上の赤丸です。

空港を拡大してみます。

この墜落に関して日本のメディアは一斉に「ロシアの防空ミサイルに当たった」と報道していました。

アメリカが原因について旅客機はロシアの防空システムに迎撃されたと言ったからだと思います。

一方でロシアは鳥の群れと衝突(バードストライク)したと言っており、防空ミサイルの迎撃について憶測で物を言うなと警告したようです。

鳥の群れと衝突(バードストライク)の危険性についてGeminiの意見です。

果たして事の真相は、鳥の群れと衝突(バードストライク)なのか、防空システムの問題なのか。

おそらくスマホがない時代であれば真相は分からなかったと思います。

Youtubeにはスマホで撮ったであろう動画がメディアを通して流れていました。

動画の右上に現地メディアのSNSからと書いてありますが、この動画を撮ったのはメディア関係者ではない一般の人だと思います。

たまたまそこに居合わせた人が、たまたま非日常的な場面に遭遇してスマホを空に向けた。

そしてそのスマホを通した動画が全世界に広がって、自分自身もこうして見ているといった状況に、すごい時代だなと改めて感じます。

誰もがその手にスマホを持ち、映像として全世界に流せる力を持っている時代。

そんな世界で、今までは隠されていた不都合な出来事も隠すことはできない時代になったんだなと改めて実感しました。

現在ロシアは戦時下にあるということは、周知の事実です。

戦時体制下のロシア領空で民間旅客機が飛んでいたんですね。

ロシアの防空識別圏に入った民間旅客機は、現場の兵士からしたら爆撃機や大型ドローンに見えてしまう可能性もあるかもしれませんね。

戦時下における現場の人為的なミス(ヒューマンエラー)というものは歴史をさかのぼっていけば、あり得ることなのかなと思います。

戦争は技術革新が進むと言われる一方で、その背景には多くの悲劇が生まれてしまうものだと思いました。

墜落事故では乗員と乗客67人中、38人が死亡したと報道されているようです。ご冥福をお祈りいたします。

読んでいただき、どうもありがとうございました。

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