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OvenBird BAKE&TEAの『クリームティー』 スコーンと紅茶の伝統的な組み合わせは本当に絶妙!
こんにちは。OvenBird BAKE&TEA店主の樋川絵梨子です。当店にいらしたら、ぜひお試しいただきたいのが、英国式の「クリームティー」です。
「クリームティー」と聞くと、クリームが入った紅茶のことかと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。クリームティーとは、イギリスの伝統的なティーセットで、ふんわりとしたイングリッシュスコーンに、コクのあるクロテッドクリームや甘酸っぱい苺ジャムをたっぷり添えて、紅茶と一緒に楽しむものです。
スコーンと紅茶の絶妙なハーモニーは、イギリス文化の象徴であり、いまや世界中の人々に愛されています。
まず、温かくサクサクに焼き上げたスコーンを半分に割ると、小麦の豊かな香りがふんわりと広がります。その上に、なめらかで濃厚なクロテッドクリームと甘酸っぱいジャムをたっぷりと乗せて一口頬張ると、温かさと冷たさ、しっとり感とほろほろ感、そしてクリームとジャムの甘みが絶妙に溶け合い、まさに贅沢な味わいが口いっぱいに広がります。
そこに香り高い温かい紅茶を合わせれば、口の中がさっぱりとリフレッシュされ、スコーンの美味しさを何度でも新たに楽しむことができます。また、紅茶のほのかな渋み(タンニン)は、クロテッドクリームの脂肪分を軽やかに整えてくれるため、スコーンとの相性をさらに引き立ててくれるのです。スコーンと紅茶、この伝統的な組み合わせは、本当に絶妙だなと思います。
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イングリッシュスコーンと一口に言っても、その作り方や特徴はさまざまです。格式あるホテルで供される、滑らかでふんわりとした上品なスコーン。田舎のティールームで楽しむ、大ぶりでざっくりとした親しみのあるスコーン。それぞれが独特の魅力を持っています。
卵が入る、入らない。甘い、甘くないなど、作り方にも幅広いバリエーションがあります。
でも、どんなスコーンも、家で作る焼きたてのスコーン小麦とバターの香り、冷めないうちに食べる美味しさには敵わないのかなとも思います。
最近では、アメリカのコーヒーショップなどの影響もあり、チョコレートやドライフルーツを混ぜ込んだ甘いスコーンもよく見かけます。もちろんそれらも魅力的ですが、私がもっと多くの人に知っていただきたいのは、イギリス式の、シンプルな材料で作られる焼きたてスコーンの美味しさです。小麦粉とバター、牛乳だけで作るシンプルなスコーンには、素材そのものの豊かさが詰まっています。
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そして、そんなスコーンを紅茶とともに楽しむ、ゆったりとした時間。それは、たとえ毎日が忙しくても、自分にとっての小さな贅沢として日々の生活に豊かさをもたらしてくれるはずです。この何気ないけれど特別なひとときを、多くの方に味わっていただければと思っています。
OvenBird BAKE&TEA
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