がんばれあたぎ 第0回
『はじめに』
「あたぎが不幸やと嬉しい」
「あたぎが貧乏やと安心する」
など言ってくる人がいます。
僕は人より少しちっさな不幸が多くて、少し貧乏です。
ただそれは僕の日常であり、僕のまわりはそれを話すと笑ってくれたり、ちょっと心配してくれたり、呆れたりします。
そういう人たちを見て僕もウケてよかったなと思うことがよくあるので、エッセイとして残しておこうと思います。
もちろん、ちっさい不幸とかじゃなく何気ない日常についても書いたりしますので、よかったらお付き合いください。
また、僕は今ひとりで音楽をやっています。
(『がんばれあたぎ』というタイトルも何年か前に
knaveというライブハウスで働いているとてもお世話になっている方がツイッター上でハッシュタグをつけて使ってくれてたものをそのまま使っています。ありがとうございます。とても。)
いわゆる普通の暮らしとは違った毎日を過ごしているのではないかなと思います。何気ない普通の日常もある程度おもしろがれる部分はあると思います。
なので不幸じゃなくても我慢して読んでください。むしろこれを書き進めてる中で、不幸が少ないといいなと思ってきました。普通の僕の日常を読んでください。そしてタイトル通り僕を応援してください。
それでは、がんばれあたぎ はじまります。