飾り原稿用紙ノート、説明不足
こんにちは。あたぼうステーショナリー中の人、佐川です。今年5月に飾り原稿用紙ノートを発売しました。で、イベントなどで「こういうノートなんですよ」という説明をすると、「へえ、いいね」と買ってくださる方がいらっしゃいます。
しかし、一方で、ぱらぱらとただめくって「へえ、原稿用紙のノートね」という理解だと購入まで至りません。まさに、説明商品です。
ということで、あらためてnote.comでちゃんと説明しておこうと思いまして、筆をとりました。小売店さんからも、説明書きが何かあると良いよねともご指摘を賜りましたので。
まずは原稿用紙部分
原稿用紙部分ですが、飾り原稿用紙ノートで採用しているデザインは、
波抹茶(定番品のデザインですが、色が違います):深緑
轟雲龍(定番品ではありません):赤
碧翡翠(定番品のデザインですが、色が違います):エメラルドグリーン
金鶯錯(定番品のデザインですが、色が違います):ややオレンジ
蔓葡萄(定番品のデザインですが、色が違います):ワインレッド
となっています。5種類が都合10枚ずつ入っています。
紙は、キンマリスノーホワイトだが
飾り原稿用紙といえば、キンマリスノーホワイトということになっていますが、この飾り原稿用紙ノートでも同じキンマリスノーホワイトを使っています。しかし、
厚み
が違います。ノートの方が少々厚い紙を使っています。これは、製本上の都合です。定番の飾り原稿用紙の紙の厚さでは、製本できないのです。薄すぎです(笑)。
そして、裏は白です。
これはわざとです。印刷忘れではありません(製本屋さんが、印刷された紙を見て「佐川さん、裏が白いです!」と電話してきたくらい(笑))。
原稿用紙なので裏は使わないという前提に立っています。また、次の製本の特徴にも関連しています。
製本方法は、中村印刷所のナカプリバイン
中村印刷所さんのナカプリバインという製本方法を使っています。というか、製本を中村印刷所さんにお願いしています(笑)。コクヨじゃないです。
ナカプリバインの最大の特徴は下の写真のように、真っ平らになることです。表紙を折り返して、左右のページの高さを同じにもできる用になっています。
また、下の写真のように見開きをつまんで天のりのメモを剥がすように、レポート用紙から紙を1枚剥ぎ取るように原稿用紙を剥がせるのです。
剥がした後、少し折り目の部分に糊は残りますが、半日も経って乾くときにならなくなります。
あまりたくさん剥がすと背が弱くなるので、注意が必要です。しかし、原稿用紙が塊になっていて、1つずつ剥がして使うんだという使い方もできるということです。未使用分の保管に困るという人もいるので。
表紙でも遊んでね
表紙が白黒なのは、「色を塗って欲しい」からです。
色鉛筆とか、サインペンとかを使ってぜひ、塗ってください。ご自身、オリジナルの表紙を作ってください。そのために、表紙はいわゆるコート紙というつるつるした紙でないものを選んでいます。色鉛筆が乗りやすいように。
皆さんの投稿を待ってます
既にたくさんの飾り原稿用紙ノートでの投稿がSNSにありますが、表紙の投稿はあまりないので、ぜひ、表紙を含めてSNSへの投稿、待っています。
#飾り原稿用紙ノート #飾り原稿用紙 などのハッシュタグを付けてくだされば、私が時々、エゴサーチして拝見します(笑)
公式サイトでも少し情報を書いてあります。