1年後もどうせユニゾンが好き。
UNISON SQUARE GARDENのシングル、「10% roll,10% romance」の帯に書かれた言葉をちょっともじってみた。
1年前は帯に何やら言葉が書いてあることすら知らなかった。あれから色々な事を調べて、知って、更に彼らの事が好きになった。
私がUNISON SQUARE GARDENを好きになったきっかけのライブの日から1年が経った。
あの日のライブで私は転がるようにユニゾンにハマったのだが、それからユニゾンの存在は私の生活、そして人生の一部になっている、と言うか勝手にそうさせてもらっている。
昨年の6月、ユニゾンの話をしたくて新たにTwitterを始めた。彼らの楽しそうな姿を見ると落書きをしたくなって下手なりに絵も描くようになった。そして、ライブの感想を残しておきたくてnoteも開設した。
こんなにも自分を動かしたユニゾン、改めて凄いバンドである。
どのバンドでもアイドルでも、一定数は「新規ファン」に対して嫌悪感を持つ人がいる。確かに、ファンが増える=チケットが取れなくなる=ライブ会場が大きくなる=メンバーとの距離が遠くなる、など理由は色々あるだろう。もちろんバンドが大きくなるのを喜ぶファンの方が多いとは思っている。
久しぶりに心の底から好きになったバンド。私はその状態、新規ファンであることを楽しんでみたくなった。新規です!と言える清々しさ。そして、ほぼ何も知らない状態からのスタートはとても気分が良いものだった。
ユニゾンについて調べる時、個人のブログやTwitterは見ないようにした。見ていたのは、オフィシャルな情報、雑誌、ラジオ、インタビュー、メンバーのブログなど。調べている時間は凄く楽しかった。彼らの活動には、主に田淵のアイデアや思考が詰まっており、バンドの活動についてとても細かく考えられていることも知った。でも3人の足並みはいつも揃っていて、揺るがない。それがUNISON SQUARE GARDENというバンドだった。そんな彼らの作る曲、歌詞やら何やらに対する考察ブログがかなりあることにも驚いたが、それらを見るのは後でも遅くない。まずは自分自身で見て調べて、自分の持った感情を大切にしようと思った。
最初、Twitterでは自由気ままにユニゾンについて呟こうと思っていたし、本当に好き勝手ユニゾンへの想いを呟いていた。誰もフォローせずに、ひっそりと自己満足でやっていた。それでも良かったのだが、やはり語り合ったり、ライブで会える仲間が欲しいと思うようになった。
#ユニゾン好きな人と繋がりたい
一度だけこのタグを使った。こんなファンになりたての私のタグに反応をくれた人が何人もいた。素直に嬉しかった。全員フォローした。私が新規ファンであることに嫌悪感を示す人はいなかった(と思う)。みんな快く受け入れてくれた(と思う)。そこからリプライで話す人が増え、気付けばライブ会場で会ったり、一緒に飲んで話したりする仲間が増えた。年齢関係なく、仲良くしてもらえていることには感謝しかない。
私はどちらかと言えば人見知り、そしてコミュ障のアラフォーおばさんである。なかなか自分からリプを送れずにいるのだが、いつも話しかけてくれる人にどれだけ救われていることか。Twitterは私の大したことないツイートにいいねを押してくれる優しい世界だ。気付けば全くユニゾンと関係ない話になってしまったが、ユニゾンが繋いでくれた人との関係はこれからも大切にしていきたい。
このnoteに関しては、読んでいる人が少ないのでこれからも適当にやっていく。早くライブの感想が書きたい。ユニゾンと言えばやはりライブ。彼らのライブ力はやはり凄い、ライブで観て感じるものが沢山ある。楽しさはもちろんあるのだが、歌と演奏に対してめちゃくちゃ真剣にぶつかってくる姿勢にも心を強く打たれる。1番大事な芯の部分が、UNISON SQUARE GARDENというバンドは全くブレない。だからこそ、彼らのライブは良い!と言えるのかもしれない。
そして先日、2020年のUNISON SQUARE GARDENの活動がどどんと発表された。本当はもっと早く告知をする予定だったのだろう。何もかも今の状況ではすんなりいかなくなってしまった。番狂わせ。それすらも楽しんでしまうバンドだ、UNISON SQUARE GARDENは。私は彼らの活動については心の底から信頼している。きっと楽しい事をしてくれるし、私たちを驚かせてくれるはず。15周年の去年を思い出させるような発表の多さにまずは驚かされた。
楽しいじゃないか。
ワクワクする。
1年後の今、UNISON SQUARE GARDENが好きと言う気持ちはどんどん強くなる一方だ。出会えて良かったという気持ちしかない。あの日の対バン相手がUNISON SQUARE GARDENで本当に良かった。やはりライブに行きたい。彼らの音を生で感じたい。会いに行く、と言ったら引かれるのかもしれないが、今は心の底から会いに行きたい。
“ひとつまみくらいの勇気でロマンスは加速していくかしら”
そう、あの日から加速しっぱなし。16周年も加速していく所存。地球の自転を急かしちゃうくらいのBPMでね。
そして、どうしても言いたくなる、
「4年後もどうせ君が好き。」
そう、4年後彼らは20周年を迎える。20周年もどうせユニゾンが好きなんだろうな。