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2024年9月11日 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2024 「20th BEST MACHINE」 静岡県 アクトシティ浜松 大ホール


私のBMツアー初日、浜松。
出来るだけ短く、簡潔に感想を書きたい。

ここから先ネタバレがあるので参加がまだの方はご注意下さい。







ホールに入るとステージバックにモニター?スクリーン?が設置されていてグッズなどに使われている「20th BEST MACHINE」のロゴが表示されている。

席はホール真ん中より少し前の斎藤くんドセンあたり。


定刻。
暗転するとまず割れんばかりの拍手の音。
ここ最近のホール公演の拍手の中では1番大きかったのではないかと言うくらいだった。

青い照明に絵の具。
そして貴雄、田淵、斎藤くんの順に登場。


始まったのはセンチメンタルピリオドの冒頭セッション。この曲からこのベストツアーのライブが始まるのは凄くいいな、と思った。
イントロで斎藤くんが「静岡、こんばんは!」と言う。
このセッション、本当に大好き。
でも今思えば726武道館でセッションなしのセンチメンタルピリオドが聴けたのは本当に特別で良かったな、と思う。
「形あるものだけを空に映したレインボウ」でステージが7色の照明で照らされる。

「ユニゾンスクエアガーデンです、ようこそ!」
からのInvisible Sensation!
最近ライブでインビジの匂いみたいなのを感じるようになっていたので、ようこそ!の後にインビジが来る!と思った。その通りだった。
始まりはNinth Peel nextの時のアレンジ。また聴けて嬉しい。
何より「ようこそ!」からインビジが始まる嬉しさ。最高。もう既にクライマックス(始まったばかり)。
2曲目の起爆剤的な、私の大好きな位置に置いてくれて本当に嬉しい。
ステージバックにはUのロゴ(その下に小さくUNISON SQUARE GARDENの文字)が映されていて白熱灯みたいなランプと照明の色味がまるでMVを彷彿とさせるようで最高。そして終盤、緑色になるライティング、ナイス!

その勢いのまま始まったカオスが極まる。ステージ前方両側から焚かれたスモークの量が多く、3人が消える。これには笑ってしまった。
貴雄は間奏で立ち上がっていた。大阪の写真も何も見ないで浜松に来たので知らなかったのだが、貴雄は羽織り以外は衣装は大阪とは違っていたよう。
後述するがかなり素敵だった。

そしてオリオンをなぞる。さすがベストアルバムのツアー…なのだけれど最初からこの内容、カロリー高すぎではないだろうか。メンバーのペース配分は大丈夫だろうかと心配になるが、私もはしゃぎすぎて強すぎる4曲をガツンとやられた序盤ブロックであまりに濃い時間を過ごして息切れしていたと思う。

曲終わり、斎藤「ユニゾンスクエアガーデンです!」
貴雄が後ろを向き、背中のU20thのロゴ刺繍を見せつけてくれる。カッコいい。


斎藤くんは724武道館で着ていた衣装。
田淵はツアーグッズのBEST MACHINE Tシャツ。首元ガッツリ切っているスタイルだけれど、このTシャツを着るのはちょっと予想外。
ゆるいシルエットだし、意外。
貴雄はターコイズブルーのシャツをグレーの羽織りセットの下に着ていた。多分「傍若のカリスマ」アー写のシャツ。このシャツがドラムセットのブルーの1番濃い部分と同じような色味で、ドラムとのリンクコーデで素敵!と思った。そして似合いすぎている。
髪はまた割とバッサリ切っていて、前髪重ためな感じでとてもカッコいい。

MC
煙の量間違ってない?と斎藤くん。
久しぶりに「自由に楽しんでいって下さい!」が聴けて嬉しかった。
他、元気あったら追記予定。


久しぶりの流星のスコール。ここで後ろのスクリーンのUロゴに流星がキラキラと流れる映像。ミラーボールも使われて会場全体がキラキラ。
だけれど事件が。斎藤くん、1番のサビでラスサビまで歌詞が飛ぶ。
「そうだ 見つけたんだよ」
見つけるの早すぎる。先に君を探さないといけないのに。でも全然戻れない。何て歌っているのかあやふやな部分も。あまりにも戻って来れないので内心、頑張れ!と応援した。
途中右のイヤモニを外したのは田淵のコーラスを聴こうとしたからだろうか。この時の田淵のコーラスはいつもより声が大きかった気がする。
最後の「流星の指す方へ」は声が伸びていて安心した。

続けてリニアブルーを聴きながら。この曲からスクリーンに映し出されるのがU20thのロゴに変わる。ブルーの照明が素敵。田淵動き回ってる。

斎藤くんがギターにカポを付けて10% roll, 10% romanceが始まる。何だかちょっとギターの音がいつもと違うように聴こえた。2017年発売シングルの中で唯一武道館で聴けなかったので聴けて嬉しかった。

そのままkaleido proud fiestaへ。冒頭の「ストーリー」はファルセットで。この時の3色が混ざったスポットライトがめちゃくちゃ綺麗だった。
途中田淵と向き合っていた時だったか忘れたけれど貴雄が立ち上がっていて、この曲では珍しいなと思った。

続けて春が来てぼくらが始まると会場の雰囲気が変わり、いつもと少し違う感じの歓声や拍手がふわっと湧き起こる。724の武道館でこの曲は今まで以上に私たち物好きにとっても特別な曲になった。そんなものは存在しないけど、ほんの少しだけ絆のようなものを感じた瞬間だった。
最近の斎藤くんの「おいしいものを食べた」の歌い方が凄くいい。


ここでバックスクリーンのU20thロゴは終わり。
ブレイクタイム。


斎藤くんが優しくギターを鳴らす、聴いたことのあるセッション。
TOUR 2023 "Ninth Peel"で披露された時と同じイントロセッションで始まったNumbness like a ginger。ずっと聴きたかった。ここで聴けるのが嬉しい。
先程の春が来てぼくらまで割と駆け抜けてきた斎藤くん、ちょっと歌うの辛そうだなと思う瞬間があったけれどこの曲はNinth Peelのツアーの時のように凄く良かった。

急に雰囲気が変わり、Nihil Pip Viper。この曲も斎藤くん歌いやすそう、何かが合ってると思う。
「肘で茶沸かすわ」のキレの良さとか最高。そしてギターソロでは前に出てきていた。

続けていけないfool logicへ。「ヘイ!」が元気で良かった。ステージがカラフルで見てるだけでも元気もらえる。

ここで短めセッション。カッコいい系の曲かな?と予想したりするのも楽しい。一瞬の間の後に始まるイントロはPhantom Joke。大量のスモーク再び。早速斎藤くんと田淵がいなくなる。
多分ラスサビでもスモークでステージ見えなくなっていた。この演出は正解なのか気になる。
最後、ジャーンの後で暗転するカッコいい終わり。大好き。

どこか忘れたけれど田淵が上手に行った後再び上手に戻ってごめんごめんと片手で謝ってた。照明を倒しちゃったらしいけど、何の曲だったか忘れた。
つまり照明に謝っていたということ?可愛いな。

それとよく貴雄の羽織りがずり落ちていた。もしかしたらシャツと相性悪いのかもしれない。でもずり落ちた所を一瞬の隙で片手で戻したり、背中全体を使って戻したり、そういうのも見れて嬉しい。

斎藤くんは頭を振っておでこが出る率が高かった。


ここのブレイクがいつもより長くて、貴雄が2人を呼んで何かを話しているように見えた。珍しく田淵がベースの音を出していた。しばらく貴雄と斎藤くんが話したりしていて、ようやく斎藤くんがマイクの前へ。

斎藤「熱を込めすぎて、負傷者が出ました」

さすがに心配になる。

斎藤「20年の感謝を込めて」

そしてアナザーワールドエンドが始まる。これは本当しょうがないんだけれど最初は負傷者が心配過ぎて曲が頭に入ってこなかった。
ライブは出来るのだろうか、怪我はどんなものなのだろうか、多分負傷したのは貴雄だと思うのだけれど大丈夫なのだろうか。

しばらく心配と不安が頭の中を駆け巡っていたけれど目の前の3人はそんなことを一切感じさせない演奏と歌を届けてくれた。
特に斎藤くんの歌。もう本当に素晴らしかった。田淵のコーラスも、最後の貴雄のシンバルの鳴らし方も気合い入っていて良かった。


再び少しブレイク。
スタッフさん2人が貴雄の元へ駆け寄り、割とすぐに捌けて行った。
田淵はここでもベースの音を少し出していて、その音が何だか心配いらないと言っているように聞こえた。

斎藤くんと貴雄が少し話して、斎藤くんが定位置に戻りセッションが始まる。
メンバーのソロパートがあったような気がするけれど、はっきりと覚えているのは次の曲のギターのフレーズがしっかりと入っているところ。凄く良かった。

桜のあと(all quartets lead to the?)だった。
特に負傷者の件についての話もなく、貴雄は大丈夫なのだろうかと思ったが冒頭の「say la-la-la…」の後、笑顔でスティックを頭の上でクルンと回した時に、これは大丈夫だな、と思った。何だか安心したし私の気持ちがブチ上がった瞬間だった。
間奏であまり手拍子が起こらなかったけれど、徐々に増えていく様子を見て少し怪訝な顔をする田淵。それでも手を上げたり自由にしている人を見つけては笑顔を見せていた。
何だかこの日の桜のあとは特別だった。不安や心配を吹き飛ばしてくれる魔法を持っていた。

そのままMR.アンディへ。再びミラーボールが綺麗。S.B styleを聴くのは初めて。
Aメロでリズムに合わせて首を横に振ったり、両手をルンルンと振ったりと斎藤くんの動きがいちいち可愛らしい。
ちなみに1Aで「仮面はまだ見えないけど」と歌っていた。仮面見えちゃダメでしょう。
間奏で斎藤くんと田淵が笑顔で向かい合う。本当に楽しくて大好きな曲。ライブで毎回聴きたい。

続くfake town babyでまた空気が変わる。2017年シングルが揃った!嬉しい。田淵のコーラスの声が大きい。

貴雄の345678!コールから、徹頭徹尾夜な夜なドライブが始まる。1A前の間奏でステージ後ろに火花(筒状の置くタイプの花火みたいな感じ)が。客席からもどよめく声。スポットライトにバチバチ当たっているけど大丈夫なのか。
1サビでは貴雄が上手袖方向を向いたまま左手でスティックを上手袖に向けて真っ直ぐ指してコーラスしつつ右手だけでドラムを叩いていた。
ラスサビ前の「ワタシドコ…」ではまた田淵がマイクスタンドごと動かし、なぜか中腰になる位置で止める。歌いづらくないのだろうか。
斎藤くんのイェイイェイ…も声伸びていた。
それにしても火花の演出には驚き。

そしてシュガーソングとビターステップ。
イントロのギターは最初のみちょっと揺らして遊んでいた斎藤くん。
田淵が元気にジャンプしていて、体力あるな…と改めて思う。1番はずっと下手の人たちに歌い続ける田淵。
ハッピーな気持ちになるし、やっぱりこの曲なんだよなぁ。


MC
斎藤くんが「20」をアー写のように手でジェスチャー。
感謝を込めて優しい、優しいライブにしようと思っていたけどパンクで尖ったライブになってしまったと言っていた。
「誰が負傷したでしょうか?僕の通風の可能性もあります」
なんて笑いに変えられるくらいだから、きっと負傷者も大丈夫なのかな、と思えた。
この後浜松でライブをしたことに対するありがとうの話があり、何故か泣き真似をする斎藤くんも。
終電があるので…この辺で、と言う。
今日のライブはアンコールが無いということが伝えられた。


貴雄が羽織りを放り投げて始まったcrazy birthday。武道館でやるだろうか、と思っていたが20周年のツアーで入れてくるとは。
1年丸ごとWe like happy birthday!みたいな年なのでセットリストに入れてくるの、最高だなと思った。
「よくなくなくない?」はしっかり歌えていた。
いつも元気に首振ったり両足開いて閉じてとか動く田淵だけれど、のそのそステージを歩いたり、コーラス中も何故かずっと仏頂面で客席を見ている。ギターソロに入る前は斎藤くんの後ろをのそのそと歩いていた。斎藤くんは田淵を気にせずギターソロでは上手前方へ出て行く。
そしてギリギリで定位置に戻りマイクを掴んで左足をひょいっとあげていた。
「You like〜」と最後の「We like〜」で両手を広げる斎藤くん。元気いっぱい。
最後にはいつもの田淵に戻っていた。

斎藤くんが歌い始めた時、驚いたスペースシャトル・ララバイ。意外な選曲だけど、ナイス選曲。
Invisible Sensationの「生きてほしい!」が「生きてみたくなった」に活きてくる。3人の笑顔が全開で幸せ。
Ninth Peelの中でもメッセージ性の1番強い曲だと思っていたけれど、シングル曲にも負けない強い1曲。この瞬間が答え。

斎藤「ラスト!」
始まったのはCatch up, latency。最高すぎて崩れ落ちそうになった。

724の1曲目を飾った曲。
724のラストだったセンチメンタルピリオドから、まるで戻ってきたかのよう。
シングルだけれどあまりライブでは沢山聴いている印象がなく、今思えば20周年という年のために取ってあったのかもしれない。
スペースシャトル・ララバイの「応答を願う!」からの
「脳髄命令 迅速に応答せよ」
そんな繋がりも必然なのか偶然なのか。
田淵が応答せよ、で人差し指を出すのが見れてよかった。

「敬具、結んでくれ 僕たちが正しくなくても」
この最後の歌詞から始まった724武道館。
この歌詞で終わるベストツアーのライブ。
本当に、出来すぎている。


斎藤「ユニゾンスクエアガーデンでしたバイバイ!」

田淵は早め退場。
斎藤くんはしっかり手を振って捌けて行った。
貴雄は羽織りを袖を通さず羽織って上手側から降りてきて、ステージセンターで背中の刺繍を見せて捌けて行った。

いつも通り感想がしっかり長くなった。
それにしても、大ボリュームの超ハイカロリーなライブ。
私もしっかり疲れたけれど、有名な曲ばかりのライブも楽しすぎる。セットリストに入っていない大好きなシングル曲たちを引っ提げてまた全国回って欲しい、まだツアー始まったばかりだけれど。
ツアートラックで私の街にも来て欲しい。



2024.09.11  アクトシティ浜松 大ホール
セットリスト

1.センチメンタルピリオド
2.‪Invisible Sensation‬
3.カオスが極まる
4.オリオンをなぞる
5.流星のスコール
6.リニアブルーを聴きながら
7.10% roll, 10% romance
8.kaleido proud fiesta
9.春が来てぼくら
10.Numbness like a ginger
11.Nihil Pip Viper
12.いけないfool logic
13.Phantom Joke
14.アナザーワールドエンド
セッション
15.桜のあと(all quartets lead to the?)
16.MR.アンディ
17.fake town baby
18.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
19.シュガーソングとビターステップ
20.crazy birthday
21.スペースシャトル・ララバイ
22.Catch up, latency

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塩パン
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