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2024年10月2日 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2024 「20th BEST MACHINE」 宮城県 サンプラザホール
ユニゾンのオールタイムベストツアーが本日、横浜のぴあアリーナでファイナルを迎えた。今回日程的に難しくアリーナ公演に参加できなかったのが悔しい。
私の「TOUR 2024 20th BEST MACHINE
」ファイナル公演となった仙台サンプラザホールでのライブ。
とても楽しくて悔いのないライブだったのだけれど、終わってからXで貴雄からショックなポストがあった(悲しい)。
ライブ後にあまりメモができていなかったこと、貴雄のポストの衝撃であれこれ忘れてしまったけれど最低限覚えていることを残しておく。
どちらかと言うとツアー全体の感想も含めて今感じたことを書いておく。
別記事で9月11日の浜松公演の感想(しっかりめ)、9月17日愛知公演の感想(そこそこ)、10月1日栃木公演の感想(そこそこ)もあるのでお時間があれば是非見ていって下さい。
仙台のサンプラザホールの座席が少し変わった形状であることは知っていた。私は上手側1番後方の席。後ろが立見席になっていて、立見席の最前の方が段差もある分見やすそう。
サンプラザホールは後ろの方まで傾斜が緩く、もしかしたらあまり演者が見えないかもしれないと思ったが、予想以上によく見えた。
特に貴雄がよく見えたのでほぼ貴雄を見ていた。
定刻。
暗転し青く照らされたステージに絵の具が流れる。
貴雄、田淵、斎藤くんの順に登場。
3人が向かい合い、長めに時間を置いて音を鳴らす。
センチメンタルピリオド
斎藤「宮城、こんばんはー!」
ホールの後方から見るのはこのツアーで初めてだった。ステージ全体とライティングもよく見える。
Invisible Sensation
斎藤「ユニゾンスクエアガーデンです、ようこそー!」
この大好きなアレンジのインビジも聴き納めだろうか。そんなことを思いながらステージを見ると今日も冒頭から貴雄が立っている。イントロで田淵が手を握って動かすムーブ。ラスサビ前の「Invisible Sensation」では片手を元気に挙げる田淵。
途中、田淵が貴雄と向き合うシーンもあった。
ようこそ!の後の2曲目という特別な枠で聴かせてくれて本当に嬉しかった。ありがとう。
カオスが極まる
一気に空気が変わるのがステージから距離がある分よくわかる。青と赤の暗めの照明とスモークで先程とは全く違う高揚感を感じる。
私の視界から田淵が消える(定位置にいると見えるが、動くと視界が遮られるので見えない)。
オリオンをなぞる
斎藤くんと田淵がギターソロで向かい合っていた。早い時間から楽しそうに向かい合う2人の姿が見れて嬉しい。
最後、貴雄が立ち上がり曲が終わる。
一度ちょっと座って再度立ち上がって後ろを向き、ジャケットの背中に刺繍されたU20thロゴを客席に見せつける。
やはりこのブロック、豪華すぎる。
そしてこの会場、ドラムの音の響きが良い。身体に響く感じも良かったし、スネアやバスドラ、タムの音の鳴りもよく聴こえる気がした。
斎藤くんは724武道館で着ていた衣装(白)。
田淵はツアーグッズのBEST MACHINE Tシャツ。
貴雄は薄グレーの羽織りセットの下に725武道館で着ていた白とカーキ系のバイカラーのシャツ。
鳴り止まない拍手。一度落ち着くかと思いきや復活してさらに大きくなる拍手に斎藤くん「長いっ!」
斎藤「嬉しいんですけど、終電の時間もありますからね…。あっ、1回の拍手に気持ちを込めてみたらどうですか?ちょっとやってみてもらえますか?…ユニゾンスクエアガーデンです!」
客席「パンッ(一本締め)」
田淵「ガハハハハ!!(めちゃくちゃ笑ってた)」
斎藤「いいですねぇ!対バンでやったら対バン相手がびっくりしちゃいますね(ニュアンス)」
その後20周年の記念ツアーと言うことで、オールタイムベストのツアーと銘打って全国回っているんですけど、シングル曲だったりミュージックビデオになっている曲だけのライブですが皆さんもついてきたり、ついてこなかったり自由に楽しんで下さい!と話して、次の曲へ。
流星のスコール
後ろから見るとミラーボールのキラキラした光が会場全体を包み込んでいてとても綺麗で感動した。ステージバックのUロゴに流星が流れるのも毎回歌に合っていていいなと思ったし、まさに流星のスコールの中で歌っているようだった。久しぶりに聴くシングル曲だったのでとにかく聴き入った。斎藤くんは途中どこかで左耳をずっと押さえて歌っていた。
リニアブルーを聴きながら
流星のスコールからのリニアブルーは何だかとても相性が良くてかなり良かった。曲終わりにカポを付けるのでギターの音が変わるのが新鮮だった。
10% roll, 10% romance
ちょっと演奏がいつもより速い気がしたけれど、貴雄が笑顔でドラムを叩いていたのでまぁいいか、と思った。
kaleido proud fiesta
やっぱりひとつのスポットライトから3色(ブルー、ピンク、イエロー系)の光色が出ているのがとても綺麗。
冒頭の「ストーリー」はファルセットだった。
この日も貴雄は1番の「快進撃」と最後の「鐘が鳴る」でクルッとスティックを回していた。カッコいい。
春が来てぼくら
少しの間の後に大切なものを壊れないように蓋を開けたような、毎回そんな雰囲気で始まっていた。そんな想いを届けてもらった気がする。幸せそうに歌う田淵を見ているだけでユニゾンに出会ってよかったと改めて思った。
このブロックは本当に幸せが詰まっていた。
Numbness like a ginger
少しのブレイクの後、ギターのセッションから。ギターに合わせるように斎藤くんを後ろから見ながら丁寧にドラムを叩く貴雄。毎回歌声が素敵だった。後ろから見るとより照明が綺麗だった。この時期にぴったりの照明の色。
Nihil Pip Viper
ギターソロでは田淵が貴雄の目の前(センター)に来て向かい合っていた。この位置で向き合うの珍しいかも。客席から貴雄見えなくなったのでは?
斎藤くんが真剣にギターソロ弾いている姿が好き。
いけないfool logic
イントロの田淵のステップが可愛らしい。他にもキュートな動きが多い。貴雄は途中で客席下手後方にスティックを向けていた。スティックを客席に向けることが多かった気がする。
Phantom Joke
短めのカッコいいセッションが忘れられない。
イントロで上下に細かく動く白いスポットライトが印象的。
ギターソロではやはり下手前方に出てきた田淵が後半貴雄の方へ走りドラム台に乗り向かい合う。
ラスサビの弾き語り部分、斎藤くんだけ赤いスポットライトで照らされる。その間、田淵は斎藤くんの後ろあたりまでのそのそと移動してきていた。
曲終わりが最高に盛り上がる。立ち上がった貴雄、左右のシンバルを片手スティックでバシバシと連打。熱が凄い。
斎藤「20年分の、感謝を込めて」
アナザーワールドエンド
斎藤くんの歌が毎回良かったけれど、ギターもベースもドラムも、想いが詰まっていた。この曲に感謝が込められている、そう思うと毎回目頭が熱くなった。
それでもこの日はいつもよりちょっとだけ斎藤くんのピッチが不安定だった。
シンプルな白や電球色の照明だけで構成されたライティングが曲をより引き立てていた。
セッション
次の曲のギターソロのフレーズがやはり気持ちを掻き立てる。そして貴雄が立ち上がってドラムを叩くと高揚感が最高潮に。
貴雄「1.2.3.4」と言って次の曲へ。
桜のあと(all quartets lead to the?)
先程のセッションのギターソロのフレーズを聴くと嬉しくなる。やっぱり斎藤くんのピッチが気になる部分はあったけれど、高音は出ている。
私が参加した4公演の中で1番間奏の手拍子が少なかった。田淵がご機嫌だったと思う。
MR.アンディ
桜のあとが終わってすぐにギターの音とドラムのリズムでMR.アンディなのだとわかる。立ち上がった貴雄とリズムに乗った田淵が向かい合って始まっていた。その瞬間、客席に手拍子が広がっていくのが凄くよかったし「君が残像に」の後で会場がどっと沸くのが大好きだった。
黄色のライトで輝くミラーボールも、「僕が残像に」で両手を広げる田淵も、その後に揃う手拍子も、何もかもが幸せ。この曲でしか味わえない楽しさとか幸せがある。
毎回間奏で田淵が斎藤くんに飛び跳ねながら近付いていき、斎藤くんもすぐに気付いて2人がニコニコしながら向かい合って演奏している姿が凄く好きだった。
最後、「思い出しては」と歌う田淵を見ると何だか泣きそうになる。
fake town baby
先程の幸せな空気はどこに行った?と一気に会場の空気が変わる。さっきまでキラキラの笑顔を振り撒いて歌っていた田淵がいなくなり、再びスモークが焚かれると別の人格の客席に目を見開いて説教するタイプの田淵が現れる。毎回このギャップが面白かった。
貴雄は「fake town babyーーー!」と長く雄叫びしていた。多分このMR.アンディとの感情の差から来るものなのか、今回のツアーで更にfake town babyが好きになった。何でセットリストの中にこんなに落差のある曲の繋ぎがあるのだろうと不思議だったけれど、このギャップにやられるのだ。カッコいいのはわかっていたけれど、更に別のカッコよさに気付く。田淵はそれをわかってやっているのだと思うと頭が上がらない。
徹頭徹尾夜な夜なドライブ
貴雄「345678!」
イントロで火花が散る。田淵がステージをあちこち駆け回る。
サビでは貴雄がコーラスをしつつ上手側をスティックでずっと指していた。1番のサビはほぼ片手で叩いていた。上手側を指すタイミングで火花が出ていたのかもしれない。
間奏ではまずセンターに田淵が飛び出てきて、その後に斎藤くんがギターソロでセンターに出てくる。ちょっとだけ2人向かい合っていたような。
田淵はマイクスタンドを掴んでずらし、よく見えなかったけれどスピーカーに腰掛けながらコーラスしていたように見えた。
この日も斎藤くんは静かにギターに集中、貴雄はドラムに集中で田淵だけがコーラス。
貴雄は最後の「ダアレ?ーーーー!!!」で雄叫び。
シュガーソングとビターステップ
斎藤くんはイントロのギター、2回目の音をキュインと変化を付けて鳴らす。
ステージバックに「20th BEST MACHINE」のロゴが現れ、色がカラフルに変わっていく。MACHINEのCの歯車はくるくる回転している。
ギターソロが終わってラスサビから曲終わりまでずっと立っていた貴雄。凄い!
曲が終わった後もずっと下手の方にいて定位置に戻って来ない田淵だったが、しばらくしてニコニコと歩きながら戻ってきた。
どこかの曲の最中に貴雄が左手のスティックも華麗に回していた。器用すぎる。
MC
鳴り止まない拍手、再び。
斎藤くんからもう1回あれやりましょうか、という提案で一本締め再び。
まさかユニゾンのライブで一本締めをやる日が来るなんて。面白かった。
ずっとベースの音が静かに鳴り続けている。
斎藤「ベースからなんか怖い音出てない?」
田淵「(キョトンとした顔でベースの弦を押さえる)」
斎藤「俺にしか聞こえてないかと思った」
両手を上に上げて横にクネクネと動く田淵。(宇都宮でのワカメのような動きとはちょっと違っていた)
その間にドラムセットの上手側から移動して斎藤くんの斜め後ろあたりまで来た貴雄。
斎藤「なんでそこにいるの?」
貴雄「(お尻休ませに)」
斎藤「あ〜お尻痛いから休ませてるのね」
その後ドラム台の斎藤くん側に座る貴雄。
斎藤くんが話し始める。UNISON SQUARE GARDENは20周年を迎えることができた、という話をするとステージバックの「20th BEST MACHINE」のロゴの0の歯車がクルンと回る。可愛い。
このMCは宇都宮とほぼ同じような内容。
最後にこの20周年の年に宮城でライブが出来ることを嬉しく思います、と話していた(今思い出したが、栃木でも話していた)。
斎藤「曲いきますかー!」
貴雄が立ち上がり、斎藤くんに後ろからこっそり「上着かける?」と聞いて斎藤くんが「あ、大丈夫(制止)」というやり取りが見られた。
crazy birthday
そこまで大きな事件はなく、ギターソロでは上手前方に出てきた斎藤くん。田淵は下手前に出る。
「We like happy birthday!」で両手を上げる斎藤くん。確かどこかで貴雄が叫んでいた。
スペースシャトル・ララバイ
この日初めて気付いたのだけれど、後ろのUのロゴの白い部分が地球なのか、青空に白い雲がかかった映像になっていた。まるで宇宙から地球を見ているような、そんな感じに見えた。
間奏で3人が向かい合う、大好きな瞬間。
「青すぎる空を泳ぐ」から「この瞬間が」で明るくなっていくまでミラーボールが使われていることにも改めて気付く。
Catch up, latency
斎藤「ラスト!」
本当に20周年のツアーのラストに相応しい曲だった。
「満を持す絶好のカウントダウン」でふとNinth Peelのツアーの時にスペースシャトル・ララバイの前のセッションでカウントダウンがあったことを思い出す。もしかしたらカウントダウン=スペースシャトル・ララバイからの、このCatch up, latencyだったのだろうか。
2Bの「自爆しそうだよな」が「じ!ば!く!し!そうだよな!!」と斎藤くんだけでなく田淵もかなり強めに声を荒げて歌っていて、それだけでなく貴雄のドラムもそこだけかなり強めに叩いていた。3人とも強火すぎてブチ上がった。
その後間奏で少し立つ貴雄。
最後の締めの1音まで溜めに溜める。立ち上がった貴雄と向かい合う2人。最後の音を鳴らして満足そうに田淵は両手をグーにして思いっきり上げる。
斎藤くんが手を振る。定位置からちょっと移動してまた上手側を向いて手を振ってくれたのが嬉しかった。
貴雄は上手側から降りてきてジャケットを羽織りステージの真ん中に出てきて背中を客席に向け、左手の人差し指を立てる。会場からは大きな拍手。そして振り向き、両手を上げて笑顔を振りまいて捌けて行った。カッコいい。最高。
私のBEST MACHINEツアーが終わってしまった。でも最高に楽しかった。悔いは全くない。
この日は本当に曲間にメンバーコールがなかった。やはり静かに次の曲を待てるのは個人的に嬉しい。
有名な曲ばかりでも、私は有名な曲も全部好きなのでいつも通り楽しいユニゾンのライブだった。
ユニゾンの中でもシングル曲はやはり熱量も高いし色々詰め込んでいるはずなので今回のライブは少し時間も長く、やる側は大変だったと思うけれどいつも通りに楽しかった。
そう、いつも楽しい。
それがユニゾンのライブ。
また、会いに行く。
2024.10.02 サンプラザホール
セットリスト
1.センチメンタルピリオド
2.Invisible Sensation
3.カオスが極まる
4.オリオンをなぞる
5.流星のスコール
6.リニアブルーを聴きながら
7.10% roll, 10% romance
8.kaleido proud fiesta
9.春が来てぼくら
10.Numbness like a ginger
11.Nihil Pip Viper
12.いけないfool logic
13.Phantom Joke
14.アナザーワールドエンド
セッション
15.桜のあと(all quartets lead to the?)
16.MR.アンディ
17.fake town baby
18.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
19.シュガーソングとビターステップ
20.crazy birthday
21.スペースシャトル・ララバイ
22.Catch up, latency
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