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あなたにとっての at HOME fes ~たった10日で24時間 YouTube LIVEを作った発起人:吉田勇佑の想い~

第1回:吉田勇佑さん(発起人・出演者)

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5月8日(金)~9日(土)にかけて行われた「at HOME fes ~WITH コロナ時代を豊かにする24時間生配信 YouTube LIVE~」。この企画は、「今」を楽しみつつ「未来が変わる」時間をお届けすることを目的に、組織を超え様々な業界と共創して展開する24時間の「参加型」YouTube Liveです。

放送10日前に発案者一人からはじまったこの企画は、24時間の総視聴者数が1万6000人を超え、国内外60名以上の運営者も交えたものとなりました。(5/13 18時現在)

「誰かのためにできること」を軸にそれぞれがアクションし、
WITHコロナ時代における、未来が変わる「今」の楽しみ方の提案をしていくことをメインとしたこの24時間。ここでは、関わった人々がどんな時間を共有し、どんな「今」を楽しみ、どんな「未来」を描いたのか、インタビュー形式で迫っていきます

ぜひ当日参加いただいたみなさんも、見逃してしまった、というあなたも、これを機に「明日の未来へできること」について思いをめぐらせ、行動の一歩に繋げていただけたらと思います。

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最初のゲストは、この企画の発起人「吉田勇佑さん」です
発想からわずか10日間で本番を迎えたこのイベント。成功の要因を「人間関係、信頼関係、熱量」という言葉で表現する勇佑さん。そんなご自身の現在の感情、そして社会・自身・このイベントの未来への展望についても語っていただきました。

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(オンラインツールzoomでのインタビューの様子)

ーイベントが終わって、早4日が経ちました。
24時間終わった瞬間はどのような感情・感覚がありましたか?

一言でいうと、「不思議な感覚」ですね。このイベントは、運営・視聴者の皆さんが、お互いに直接見える範囲にいないことが特徴だったと思います。それもあってか、「終わったぞ!!」という気持ちよりも、じんわりとまだ余韻を楽しんでいるような感覚ですね。

これは感情が動かなかった、ということではなくて。
例えば、放送終了直後の運営メンバーの振り返りの場ではとってもエモーショナルな雰囲気が流れていたんです。途中からは、依文ちゃん(平原さん)やほのちゃん(土屋さん)が泣きながら、その想いをシェアしてくれて。もちろん視聴者のみなさんに、未来を考える時間を作る、という目的で始めましたが、何より運営した私たち自身が幸せな24時間だったなあと感じた瞬間でした

いぶん

(平原さん、本番前のFacebook投稿)

ーなるほど。そのように達成感や幸福感があった一方で、実際に24時間生放送というのはやはり大変だったのではないでしょうか。

実際、いまの僕の感覚としては「やりたいことがこんなにも楽にできるんだ」という気持ちが大きいですね。この「楽」というのは、決して「簡単に」という意味ではありません。
もちろんハプニングや(放送開始直後からトラブル発生など…)負荷のかかることは少なくありませんでした。それでも、疲弊したというよりもそれを上回る「熱量」のようなものが勝っていた感覚で。体力的にきつくても、その熱があるから起きちゃう、みたいな、何か温かさのようなエネルギーが常にありましたね。

ーありがとうございます。さて、24時間の中で20以上のコンテンツがありました。ご自身が最も印象的な瞬間を教えてください。

そうですね、実は僕の中で涙がぐっと出てきた瞬間が2回ありました。
ひとつ目は、二日目朝のオープン反省会ですね。あの瞬間、自分の言葉でしっかり話せたなという気持ちがありました。

二つ目は、「動物から学ぶSDGs〜今、私たちができること〜」でのアドベンチャーワールドからの中継です。このときいち視聴者として見ていたのですが、最後の歌が終わったとき心から本当にすごい企画になったなあと、成功を感じました。自宅でひとりで大号泣してたんですよ(笑)こんなにも心が震えたのって、「人間を感じた」瞬間があったからだと思うんです。企画に携わった全員が、完全にボランティアで参加してくださっていて。自慢したい、何かを得たい、という欲求でなく、とにかく「与えたい」という気持ちで溢れていました。ここに僕は温かい人間の繋がりや愛を感じて、涙したんだと思います。アドベンチャーワールドのみなさんは、コンテンツだけでなく視聴者プレゼント企画でチケットも提供くださっていて。本当に「与える=give」の力が強い方々だと、心から尊敬しています。

ーこの企画の大きな特徴の一つは、発想から10日足らずで開催に至ったことだと思います。なぜこの短期間でこんなにも多くの方々が集まり、走りきることができたのでしょうか。

そうですね、僕はその要因として「人間関係、信頼関係、熱量」の三つを考えています

依文ちゃんが言ってくれていたように(次回インタビューにて詳細掲載予定)、もともとこの企画は僕のビジョンから始まったものでした。「未来が変わる、今の楽しみ方を提供する」という想いだけを胸に始めたこの企画だからこそ、何をするのか、というよりも、その根本の部分に共感してくださった方々が集まって下さったのだと思います。これは、組織の全員が「共通言語を持つ」という状態でもあり、一体感が輪のように広がって行きました。(この企画の成立背景は、勇佑さんのこちらのnoteより)

でも、そのビジョンだけがあってもこのチームは成り立たなかったと思っています。これはこの企画に限ったことではありませんが、ベースにあるのはいつでも「人間関係・信頼関係」です。始まりは吉田というひとりの人間でしたが、未来に対する想いへの共感がチームを形成し、みんなのビジョンに変わっていきました。もちろんお互いに初めましてのメンバー同士もいましたが、一定の信頼関係があったところに、対話を通じてビジョンが深くシンクロしていって。何か出会いやこのプロジェクトに取り組む「運命性」をみんなが感じ、結果として予想を超える成果を生むことが出来たのでは?と思います。

やはり、信頼関係と、出発点となる人間達の情熱が未来を作る種だと信じています。「こんだけこいつが熱く語るなら、何か起きるに違いない」そんな感情を持ってくれていた人が多かったことも、背景にはあったと思いますね。

なにしてすgそうかFB

(勇佑さんがビジョンを思いついた際のFacebook投稿、280以上のいいねがつきました)

チームの結束を高めたひとつの機会として、開催5日前に行われた「オープン会議」があったと思います。こちらはどのような経緯で開催に至ったのでしょうか?

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(オープン会議の集合写真の様子)

実は、最初このイベントは当日に向けた広報として「告知イベント」の形で開催予定だったんです。しかし、あるメンバーからの提案で、企画内容を参加者のみなさんと一緒にブレストする会議のような形になりました。この判断では、チームの柔軟さとスピード感をすごく感じましたね
オープン会議で大きかったことは、最初に集まっていた約10人のメンバーがそれぞれ「自分でビジョンを語れる状態」になっていたことです。もともと僕から生まれたこのビジョンですが、このときにはそのメンバーがリーダーのような形で、新しく参加してくださったメンバーにビジョンを自分ごととして語ってくれたんです。熱伝導のようなイメージですね。これは、最終的に60名近くなった運営メンバーがひとつのチームとして機能した大きな要因だと思っています。

ーさて、このイベントは「今を楽しみ、未来を作る」というテーマでした。最後にご自身が考える「これからの未来」について教えてください。

短期視点と長期視点で見れると考えています。
まず短期視点では、これからゆるやかに緊急事態宣言の緩和に向かい、人々が日常生活に戻っていきます。しかし、これは決してコロナ以前の生活に100%戻るというわけではないと思うんですよね。もしかしたら、第二波と呼ばれるものが起こるかもしれません。そんなときに、「批判」や「否定」といったマイナスのパワーでなく、今回のような温かく前向きな、プラスのパワーで人々が繋がっていけたらいいなと考えています

長期視点でいくと、今回できた様々な繋がりが5年後や10年後に、何か面白い形でアウトプットされるといいなという想いですね。もちろん今回のきっかけとなったのはコロナでしたが、それよりも「未来が良くなる機会」として僕は捉えています。このイベントで本当に多くのコラボレーションが生まれました。前野先生、アドベンチャーワールド、キャバクラ…出演者の方々の顔ぶれや内容を見ていただいても、一目瞭然だと思います。本当にいつか、at home fesを一緒にやったということがきっかけで、同じ哲学を持った人々が新たな世界を作っていけたら、希望しかないですね

僕は今30歳で、とても尊敬している坂本龍馬が明治維新を起こした年齢とほぼ同じなんです。このタイミングで、コロナという、日本、世界が揺らぐ出来事が起こったことはまさに運命なのではと感じていて。だから僕は、今回関わってくれた皆さんや仲間と共に、暴力的ではない、人間の本質に基づいた「優しい革命」を起こしていきたいと考えています

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自身を坂本龍馬と重ね、新たな日本と世界の姿を創造していく姿。決して強制力というものではなく、その温かさと熱量によって、人々に手を繋ぐ機会を与える、輪が広がっていく様子がとても印象的でした。今後、その想いがどのように形を変えて社会へと伝播していくのか、目が離せません。勇佑さん、ありがとうございました。

次回は、運営・出演者として参加した「平原依文」さんにお話を伺います。

いぶんさんプロフィール

▼at HOME fes感謝祭が5/16(土)に開催決定!

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準備期間10日間で届けたこの企画に参加してくれた方々を交え、5/16(土)19時〜 振り返っての話や裏側トークをYouTube配信します!参加はこちらのチャンネルから!

▼アーカイブ配信開始!
配信開始時間のトラブルから始まった24時間の様子をアーカイブでご覧いただけます

at HOME fes 1/4

at HOME fes 2/4

at HOME fes 3/4

at HOME fes 4/4

▼これからもYouTubeでコンテンツ配信をしていきます!チャンネル登録はこちらより

▼Twitterで配信!当日・今後の最新番組(企画)情報はこちらから

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ーこの記事を書いた人 

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エバタアキミ/あっきー
カナダの小さな島でマイノリティとして生活したことをきっかけに、「普通」の存在しない社会を目指す23歳。
#違いを愛する世界をつくる人#笑顔おばけ              株式会社CRAZY 経営企画室
公益社団法人CISV日本協会メンバー
内閣府世界青年の船32期 日本代表青年    






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