Children of Bodom「Hate Crew Deathroll」
「チルボドの名盤」
そう問われたら、自分にとっては二択だ。
その内の1枚が『 Hate Crew Deathroll 』である。
母国フィンランドのレーベル、Spinefarmがユニバーサル傘下となり、Spinefarmと再契約後にリリースされた最初の作品だ。
一説によると、ユニバーサルがSpinefarmを買収したのはナイトウィッシュと契約するためにレーベルごと買い取ったらしいのだが、
その真意は不明だ。
(フィンランドのナショナルチャート上位に入るくらい、母国でナイトウィッシュは絶大な人気を誇っていた)
そしてチルボドもまた、このアルバムで飛躍を遂げた。
これまでもフックの効いたメロディラインと鎌で切り刻まれるようなリフの応酬が武器だった。
それが、更に研ぎ澄まされ、洗練された。
そんな作品である。
♪01
Needled 24/7
衝撃。いきなり何?!
怒涛、かつゴリゴリのリフ。
駆け抜ける嵐のような、必殺必滅の曲。
チルボドというバンドの全てがこの1曲に詰まっている。
♪02
Sixpounder
ガラリと変わってミドルテンポのライブ映えする曲。
♪03
Chokehold (Cocked 'n' Loaded)
速度は落としても勢いは収まりというものをしらない。
そんな曲。
ギターとキーボードのバトルが熱い。
♪04
Bodom Beach Terror
Bodom シリーズ曲。
エモーショナルかつ、相変わらずギターとキーボードの闘いは熾烈な争い。
♪05
Angels Don't Kill
この作品で1番スローテンポの曲。
♪06
Triple Corpse Hammerblow
このアルバムで大好きな上位3曲に入るくらい好き。
イントロから、「やったぁ!ガッツポーズしてしまう!」
なんて、うじきつよしみたいなレビュー書いてしまいたくなるような、
まさしく3体のゾンビにハンマーで殴られている感覚すら味わえるリフの応酬。そんな曲だ。
♪07
You're Better Off Dead
禍々しさの極みともいえる、「暴虐」とはこのこと指すようなリフの嵐。
とにかく、「最高」の一言しかでてこない。
♪08
Lil' Bloodred Ridin' Hood
大団円を迎えるための長いイントロともいえる曲。
♪09
Hate Crew Deathroll
作品を締めるに相応しい、かつライブの最後の盛り上がりを意識するアンセム曲。
★総評 92点
アルバム全体にいえることだが、ライブで演奏することに重点を置いている作品。
" Needled 24/7 "が1曲目なので、勢いを感じるが、わりとミドルテンポの曲も多い。
チルボドの作品で最初に聴いてほしいが、逆に最後に聴いてほしいとも感じるアルバム。