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人様のお子様に好かれたいとまでは言わないけれど嫌われたくはない私の心がけ

三十路を過ぎると、周囲にはご結婚されていたりお子様がいたりする人が増えてきます。
ご多分に漏れず私もそういった状況で、人様のお子様にお会いする機会が少し増えてきました。
自分には子どもがいないので、あまりお子様との向き合い方というものがわかっていませんが、少なくとも嫌われたくはない…というより、イヤな思いをさせないようにしたいなぁと思っています。

子どものときに嫌だった大人の行動をなぞらない

さて、私は親族に工場を経営する人間がいたのですが、その工場では家族ぐるみの付き合いが多かったです。
春は花見、夏は川でバーベキューかキャンプ、秋は果物狩り、冬は鍋をつつく会。大人に囲まれる機会がありましたが、その中で子どもは子どもなりにイヤな思いをすることもありました。
その時の大人の行動をなぞらないようにする、がお子様と接するときの私の心がけです。
具体的に何を気を付けているのかというと、シンプルに以下の3点です。
(これが正しいよ!でも、こうしないといけないよ!でもなく、こうしてるんですけど…あの…どう思われます…?と、チラチラ顔色を窺っているイメージでご覧ください。)

①いきなりため口で話しかけない

初対面なのに横柄な態度を取ってくる人間に好意を持てないのは、大人も子どもも一緒だと思います。
ですので、私はなるべくお子様にも敬語で喋るようにしています。(甥や姪にも敬語だったなぁと、今書いていて思い出しました。)
でも慇懃無礼な感じにならないよう、表情は優しく…している、つもり、です。

②ぬいぐるみ感覚でべたべたと触らない

子どもが可愛くて仕方がない大人の人っていますよね。抱っこしたり、頭を撫でたりしたくなってしまう人もいると思います。
しかし、子どもにもスキンシップ歓迎な子と、そうではない子がいます。
基本的にお子様に触って良いのは親御さんだけ!いくら可愛いと言えど、一人の他人!という心がけを忘れず、あまり軽々しく触らないようにしています。

③けなさないのは勿論、褒め過ぎもしない

けなされるのは勿論いやなことですが、必要以上に褒められるのもなんだかいやだなぁ、と思うことってありませんか?
私は前述のように親族に経営者がいたのですが、そうするとその人に良い顔をするついでに、こちらのこともやたらと褒めてくる人がいくらかいた為、そういう気持ちが強いのかもしれません。
こちらに下心がなかったとしても、あまり他人にべた褒めされてもだんだん居心地が悪くなっていくかもしれません。
ので、ここぞという時にだけ褒める!(お子様がドヤッとしながら何かを語ったときとか!)と、いうようにしています。

子どももコミュニケーションに努力をしていることを忘れずに

子どもの対応に慣れている方からすれば、「いやいやそんなこと当たり前だよ」だったり、「え、そんなことしちゃってるの!?」かもしれません。
行動の是非はあるかもしれませんが、心がけとして、「お子様も立派な人である」という気持ちで接することは間違いなく大切ではないかな、と思います。
大人+子どもでいると、つい大人だけで喋ってしまったり、お子様が一生懸命話しているのを途中で遮ってしまったり、といったことがあるかもしれません。
でも、それってお子様もしっかり傷ついている場合もあるんですよね。
コミュニケーションを頑張って取ろうとしてくれているのに、それを蔑ろにしてしまっては良くない。コミュニケーションがうまく取れなくて傷ついた経験は大人の方があるんですから、そこは大人の頑張りどころではないかな、と思っています。

お子様の相手はまだまだ慣れず、しどろもどろになってたり反応が固いと自分でも思うのですが、これからも、きちんと人として接することは忘れないようにしたいものです。
そんな私の、好かれたいとまでは言わないものの嫌われたくない、そして傷つけたくないための頑張りでした。