
ふつうの人の旅ノート・泊まれる博物館(後編)
こんにちは トナユタです。
泊まれる博物館を堪能し、明日は出雲へ移動…と眠りに着いた夜。
島根県で地震が起きました。
震源地は世界遺産・石見銀山を抱える太田市。
わたしが滞在していた博物館の隣の市でした。
(滞在地は震度5弱)

1人旅の間、デジタルのこんな繋がりがありがたい。
念のため着替えて部屋の外へ。
判断に時間をかけていたわたしの周りでは、各地からの旅行者が各々の対策を進めていました。
「この建物の中は異常なかったから大丈夫」と部屋に帰ってきた兵庫の女性。
外の様子を見て「大丈夫でしょう」と部屋に戻る、愛知の男性。
即座に自販機で飲物を買って子供を車に連れて行った、熊本からの家族。
同じく建物の中に居るのは怖いと駐車場へ避難したフランスからのグループ。
特に兵庫の女性の初動の速さに驚きました。
建物の安全確認を聞いて、わたしはこの方は博物館のスタッフさんだと思っていました。

その後大きな余震はなく、予定通り出雲へ移動することができました。

山間を抜ける電車を心配しましたが、無事運行していました。


地震の被害が心配された石見銀山、
今年で世界遺産登録15周年を迎えるそうです。

今回もお付き合いありがとうございました。