『六本木クラス』の舞台でアート巡り
こんにちは、@ARTです。
テレビ朝日で人気のドラマ『六本木クラス』もいよいよ終盤へ。というわけで、ドラマの舞台六本木周辺で観られるパブリックアートを集めてみました。
ルイーズ・ブルジョワ ママン
六本木ヒルズの象徴の巨大なクモの彫刻。作者のブルジョワの尊敬する母親像を表した作品で、上部の本体をよく見ると複数の卵が入っているのを確認できます。
以前、待ち合わせに使えるパブリックアート作品5選【東京編】でも紹介させていただきました。
石井幹子 ライト・ストリーム
六本木交差点の首都高高架下天井部に設置されたドット上の照明は、世界的照明デザイナー石井幹子氏の作品です。きらびやかな六本木の街を演出しています。
石井幹子 / ライト・ストリーム “Light Stream”
北川純 ジッパー
六本木トンネル付近では、巨大な壁画作品を5つ鑑賞できます。こちらは、ジッパーで壁に隙間が空けられたような壁画です。固いコンクリートの壁がやわらかい布になったような感覚を覚えます。
ジッパーの部分に手を添えて、穴を拡げるような面白写真を撮ることもできます
アンドレア・ブランジ アーチ
六本木ヒルズの裏手、けやき坂には有名作家による様々なベンチの作品を観ることができます。
こちらは『六本木クラス』第9話でも登場した作品。元欅坂46の平手友梨奈演じる「麻宮葵」が、ベンチの前で泣き崩れるシーンが印象的でした。
崔正化 ロボロボロボ(ロボロボ園)
せっかくなので、けやき坂のさらに裏手にあるさくら坂にも行ってみましょう。
ここには通称「ロボロボ園」と呼ばれるロボットをモチーフにした遊具で遊べる港区立さくら坂公園があります。実はこのロボットは、十和田市現代美術館にあるフラワー・ホースでも有名な韓国の現代アーティスト・崔正化(チェ・ジョンファ)氏の作品なんです。
崔正化(チェ・ジョンファ) / ロボロボロボ(ロボロボ園) “roboroborobo (roborobo-en)”
本郷新 奏でる乙女
最後に紹介するのは、六本木交差点で観られるギターを弾く少女の銅像です。今から70年近く前の1954年、六本木の戦後復興の記念に作られ、古くから六本木の街を見守り続けています。
作者は彫刻家の本郷新氏。偶然にも『六本木クラス』の竹内涼真演じる主人公の名前も「宮部新(こちらは”あらた”と読みます)」。どちらも”新”なので、不思議な縁を感じます。
以上、古くから新しいものまで様々なパブリックアートが楽しめる街六本木。
作中でも登場する作品も多いので、ドラマの聖地巡りをしながらアート鑑賞をしてみてはいかがでしょう?
ぜひ@ARTのパブリックアートマップを活用して、アート巡りを楽しんでみて下さい。