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都会的でモダンな人物像、朝倉響子の彫刻作品

こんにちは、@ARTです。
町中にある人物像というと、どんなものを思い浮かべますか?堂々とした偉人や神話をモチーフにした人物像、そんなところでしょうか。そんな人物像に対して、都会的でモダンな表現で制作してきた朝倉響子氏の作品を紹介します。

朝倉響子氏は、「東洋のロダン」とも言われた彫刻家の朝倉文夫氏の次女として1925年に生まれました。少女や女性をテーマに現代の写実的な人物像を繊細に表現しました。パブリックな場所に設置された作品も数多くあり、その中から一部をご紹介します。

【池袋】マリとシェリー

マリとシェリー

池袋西口にある東京芸術劇場の屋外,北西角に置かれた二人の女性像。会話の一瞬を切り取ったような印象の像です。
朝倉響子 / マリとシェリー

【関内】ニケと二コラ

ニケと二コラ

横浜、関内ホールの入船通り沿いにある作品です。こちらも池袋の作品と同じく、2人の女性が何か会話をしている風景を題材にしています。観劇の感想でも交し合っているのでしょうか。

【日本橋】ジル

ジル

ここからは、おひとりさまの人物像です。日本橋プラザビル前にあるこちらの作品は、つま先を立てて腰掛け、待ち合わせているような雰囲気です。あまりにも自然なポーズなので、本当に人がいるような気がしてしまいます。
朝倉響子 / ジル

【八丁堀】NIKE・SUMMER

NIKE
SUMMER

隅田川のそばにある東京住友ツインビル公開空地にある、少女と少年の像です。どちらも足が長く、かかとや手の造形が繊細な造形でまとめられています。
朝倉響子 / NIKE
朝倉響子 SUMMER

【新宿】Mari

Mari

東京都庁の都民広場ある若い女性像の作品です。ルーズな服の着方をしていますが、凛々しい立ち姿をしています。

【名古屋】ラケル

ラケル

最後は、名古屋市内の栄公園噴水の傍にたたずむ女性像です。
ランニング中なのかタンクトップに短パン姿で腰かけています。こちらも佇まいがリアルで、よく観察されて作られたのだと思います。
朝倉響子/ ラケル

どの作品も佇まいから朝倉響子氏の作品とわかりますね。作品は全国にあるので、他にも情報ありましたらご連絡ください!よろしくお願いします。
Public Art Database (β)


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