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軽い気持ちで聞いた、夫の「子育て方針」が深かった話。

はーい!こんにちはー!
お風呂あがり真っ裸の3歳長男が家中を走り、0歳次男にまとわりついている様子に爆笑している夫の横で、ドン引きしてる玲(あきら)です。
(だって、可愛いだけの次男をトイレに見立てて、立ちションごっこして遊んでるのよ?)

今日は、夫と子育て方針について語り合おうとしたらまさかの回答が返ってきた!!ことについて綴っていきたいと思います。




私が考える子育て方針

みなさんのおうちは、「子育て方針」って決まっていますか??

わたし、こういうの決めるのが大好き!!
子育てに関する本を読むのも大好き!!
(子育て本、何十冊も読んでます)
あらゆる先輩ママの話を聞くのも大好き!!

ということで、子育てのプロや先輩方から学んだことをいろいろふまえて、我が家の子育て方針を決めて、夫婦で共有しておこうと思い立ったわけです。
(なんか、そういうの、憧れやん?)


ちなみに、私が考えた「我が家の子育て方針」は、
考える力、チャレンジする力、失敗する力を育てること。
本と人と経験を大事にすること。

・・・・

あ、バレちゃいました?!
ありきたりな、そして、いろいろ盛り込んだ、なんともフワッとした子育て方針。
そう!全て本や人の話の受け売り♡
(具体的には?と突っ込まれると焦るやつ)


しかし夫は、子育て方針について考えたことないはず!!

私 (よしよし。たくさん本を読んで、
   たくさん人の話を聞いて勉強してる
   わたくしが、
   巷で言われている
   「子育てで大事なこと」を 
   教えといてあげますか!)
という、かるーい気持ちで
  
  「我が家の子育て方針決めておこう」

と持ちかけたところ、
夫からはまさかの返事が・・・



夫が既に持っていた子育て方針が深かった、、、


夫 「子育て方針なら決まってるよ」

私 「え??!!驚
   子育て方針だよ?!
   そんなの話したことないし、
   聞いたことないよ!!」
(まさかの回答に、めっちゃ焦る)
 
  「なに?!なに?!」
(前のめり。
 のめりすぎて顔くっついた)

夫 「平等」

私 「び、びょうどう?!」
(まさかの回答に、めっちゃ焦る(2回目))

夫 「そう。平等。
   俺自身が1番大切にしていること」

私 「え!そうなん??!!」
 (出会って、12年目にして
  初めて知ったぜ。
  この秘密主義野郎)

 「ちなみに私が考える子育て方針は、、、」
 と長々と受け売りたちを、
 さぞ私が考えたことのように説明。

夫 「それって、本とか人から
   聞いたことやろ?
   (え、なんでバレた)
   多すぎるし、自分軸がないから、
   どうせまたすぐに変わるよ」
 
  「結局、褒める子育てがいいとか、
   そんなの小手先でしかないと
   思うんだよね。
   しかも、時代が変われば、
   やっぱり褒めてばかりではダメだ
   とか世間が言うことも
   変わってくるし。」

  「1番大事なのは、
   自分の芯が
   決まっていることじゃない?
  
 芯が決まっていれば、
   小手先の技術に
   振り回されずに済むし、
   子育てにも応用がきく」

  「俺にとっては、その芯が、平等。
   同じ人間、
   上も下もないと思っている。
   だから、上司だからって偉い、
   部下は未熟者なんて思わないし、
   どんなに有名な人の話でも、
   鵜呑みにはしない。
   常にフラットな気持ちで
   人の意見を聞いているし、
   成功者が凄くて、俺はダメだなんて
   思ったことない。
   
   平等っていうのは、
   この家の中でも同じ。

   親のほうが偉いとか、
   子供だからしつけをしなくちゃとか、
   そういうのは好きじゃない。
   
   もちろん悪いこと・だめなことは
   注意する必要はあるけれど、
   平等の意識は常に持って、
   子供と接している」

私  (あいた口がふさがらない)



諦めない心を育てるとか、自分で考えて行動するとか、そういう回答が返ってくる思っていたら、

まさかの子育てを超えた、「自分の芯」についての話が返ってきた!!
(あ、芯で思い出したけど、トイレットペーパー全部使い切ったら、ちゃんと芯捨てといてよね!)
 ↑何の話よ


世間では、
怒らない子育て
褒めて自己肯定感を育てましょう!
失敗で折れない心を作るのことが大切!
など、たくさんの情報が溢れています。

幼児教育が盛んだったり、知育グッズって書いとけば売上アップしたり。

そういう情報を熱心に集めていた!

だから、子育てにおいて、
「自分の芯」なんて考えたことなかった!!


わたしの芯って?



自分の芯かー。
そう考えてパッと思ったのは

「感謝」

私は、ありがとうの気持ちを自分の中でとても大切にしています。
(出産後、旦那から泣きながら「ありがとうー」って言われるの期待してたのに、軽く「おつかれ」と言われたことは、一生忘れないからねプンプン)

幸せはなるものではなくて、感じるもの。

嫌なことや辛いことがあっても、
今日の当たり前に見えることを数えてれば、
あ!私って最高に幸せじゃん!
って思える。
(目が見えるおかげで、今日もドラマで
 イケメンを拝めるわー)
(健康なおかげで、
 家族に内緒で、隠れて食べる
 スイーツが最高だわー。
 うわ。長男にバレた。
 やば。こっちくる。)
(あったかい布団で寝れて幸せー!
 からの、子供より誰より先に寝落ち)

(そう私は、テレビのイケメンとスイーツに毎日心とお腹を満たしてもらい、睡眠で体を満たしてもらっています)

子供に「感謝して生きなさい」なんて、ありきたり。

でも自分の芯って、
自分が今まで生きてきて
涙あり、笑いあり、悩みありありで
なんだかんだ、ここまで年をとってきて、
(未だに、友達の子供の前で、自分のことをオバちゃんと呼ぶことに抗ってるなう)
その今までの人生の中で、大切にしてきたもので。


それって子供にも大切にしてほしいものだよね!


今まで、子育てについて、本や人から学んだ知識で、子供をより良く育てるにはどうしたらいいか、子供がどうしたら幸せになれか、について必死に考えていました。
(わたしってなんていい母なの。泣ける。
ベストマザー賞狙えるかも)

子供にとっての、人生の先輩として、上からのアプローチばかりを考えていました。
(中学時代、先輩を見つけたら、先生を無視して先輩に挨拶して、先輩が通り過ぎるまでその場で立ってたなー。)
↑なんの話。


でも私が今まで大切にしてきたことを、等身大で、私の生き様を伝えていけばいいんだと、夫の言葉で気付きました!! 

夫にとっては、それが子供と平等に接することで、
私にとっては、日頃から感謝の言葉を口にすること


子供は勝手に育つ!
丁寧な言い方すると、
「子供は、自ら育つ力を持っている」
そして、大人を、親を、本当によく見ている。


子供自身が、自分にとって大切だと思うことは勝手に真似するし、
逆に、親がいくら大切だと口うるさく言っても、自分にピンとこなければ聞き流してくる。
(聞き流されっぱなしなんだけど、なんなの。聞こえてないのかと思って、お菓子あるよー?って小声で言うと、すぐ寄ってくる。なんなの。)

これからは、自分が大切にしていることを今まで通り、大切にしていく。
それを子供らが見て、自分で取り入れて、勝手に育つ!
そう信じて、私の背中を見せていきたいと思います。

(振り返ったら、誰もいないパターンやめてよ?
え、背中大きすぎて前見えない?
え、もっと華奢な背中見ていたい?
大丈夫。
これからもっと素敵な背中になる予定だから♡)
(はい。それでは皆さんご一緒に。
 せーの!

 ダイエットはあしたから!)
 ↑なんの話。




 
  

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