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PC故障の件 【まとめ】

 つぶやきや別記事の追記にてお知らせしておりますが、先日パソコンが壊れてしまいました。その時のこと、失ったモノ、得たモノを記録としてまとめます。長いので、気になる点があったら目次から飛んでください。

※「まとめ」とは言え、色々頭の中が混み合いすぎて雑な文体になっています。ご容赦下さい。


《 予備情報… 》


1.私とPC

 私のPCはMacです。初めて自分のPCを購入したのは学生時代。
「自分が目指す方面においてはMacの方が有利」という友人からの助言により、ノート型の某MacPCを購入しました。以来、ほんの1、2台買い足し(買い替え)はしていますが、個人としてはずっとMacユーザーです。また、急な故障が怖いので、デスクトップ型とノート型の2台持ちを基本にしています。


2.PC環境事情

 今回壊れたPCは、かなり古めなiMac。主な使用方法は、AdobeCS6を使用したオフラインでの創作やデータ管理。ネットに繋げていないので、WEB検索や通信ツールとしての使用はありません(何かとハマりやすい体質のため、ゲーム関連は敢えて手を出しておりません)。
 アップルのサポートも終了している年式なので、寿命といえば寿命です。本来ならば買い換えるのが妥当とは思うのですが、私がこのiMacを使用し続けたのには訳があります。

 それはずばり「Adobe CS」。

 Adobeといえば、現在のリリースでは「Creative Cloud(通称CC)」と呼称されるオンライン・サブスク型に限定されていますが、CCの前段階は「Creative Suite(通称CS)」というディスク型・永続契約の買い切り制でした。
(現在、CSまでの全バージョン、Adobeサポートは終了とのこと)

 ディスク型の最終バージョンは「CS6」で、私はこれを所有しています。

 言わずもがなですが、各ソフトおよびバージョン毎に対応OSは限られており、OS自体も対応可能なPCの年式(スペック)が限られます。

 ややこしいので詳細は避けますが、CS6の主要ソフトに対応するmacOSは「10.6.8」、「10.7」、「10.8」のいずれかのため、OSバージョンに対応していない最新PCの必要がなく、旧式を使い続けている状況です。


3.故障時と症状、詳細(日記風)


 7月のとある猛暑日、私は、更新中のnote記事「まちがいさがし」のイラスト作りをしていました。

 急用が入ることも有りがちので、できる時に進めておこう!と、
 この先数ヶ月分もいっぺんに、
 せっせせっせと作っていました。
「あと少し、あと少し」と進める中、部屋は段々と暗くなり、気づけば腹ペコ。「あまり根詰すぎると体に良くないな」と、夕飯がてら一呼吸置く事に。
 そして、各データ手動でのバックアップを済ませ、夕飯を作り出す。ふと、タイムマシーン保存をしてない事が気に掛かり、念の為済ませておこうと、PCに戻りスリープ解除。

 エンターキーをポチ!(スリープ解除)
 「ウィン」という目覚めの音が聞こえた気がした。が、画面真っ暗。

 マウスフリフリ(スリープ解除)…(画面真っ暗)

 キーボードポチポチ(スリープ解除)!(画面真っ暗)

「あれ?元を落としちゃったかな?」と、パワーボタン長押し(強制終了)の後、改めて立ち上げる。

「ジャーン!」と言うも、明かりは灯らず、画面真っ暗。

「はて?起動に時間がかかってるのかな?」と、夕食を作りながら、しばらく放置。

 作りながら、チラ見 → 画面真っ暗
 再び放置からの、チラ見 → 画面真っ暗

 嫌な予感……調理の合間に、状況確認。
 → マウスを揺する → 画面真っ暗
 → キーボードを叩いてみる → 画面真っ暗

 当のiMacは、何せ古い。「とうとうきてしまったか?」と、内心覚悟。

 「とにかく夕飯を食べてから」と調理を終えるも、状況が気になって仕方ない。夕食を食べつつ、対処法を検索。食事を摂りつつ色々試す。
「PRAMリセット」→ 状況変わらず画面真っ暗
「SMCリセット」→ 状況変わらず画面真っ暗

 何をやってもうんともすんとも…なんですが、パワーを押せば「ジャーン」というし、適当に無効なキーを押すと「ボワン!」って言う。どうやらキーボード操作は生きている。手探りでパス入力+エンターキー後、試しに再生キーを押してみる。と、iTunes内の音楽が流れ出す=起動&ログイン可能ってことで…ついでにショートカットキーで、「ボイスオーバー」「シャットダウン」も可能な状況。

 ……て事は、問題なのは画面のみ?画面が真っ暗だから確認はできないけれど、恐らく記録媒体は生きている……と思われる。

 この症状の原因を調べた結果、ロジックボードというメイン基盤の不具合が濃厚な予感。しかも、そのロジックボード、どうやら果てしなく奥の方にあるようだ。
 仮に、解体過程において前方にある液晶の交換ならば、素人の私でも手が出せるかも?と、希望が持てる。けれど、様々な部品を取り除いた先となると、素人が手を出して良い領域じゃない気がしてしまう。しかも、交換部品は高額な上、何なら互換性のある部品が手に入るかも怪しい始末…

「さよならか……?」

 唐突に訪れた別れの予感がリアルに近づき天を仰ぐ。とっくにサポート終了されてしまった年式につき、心の中での覚悟はあった。けれど、このタイミングかー。

「今かー、今なのかー、まちがいさがし……めちゃくちゃ途中なんだけどー」

 と嘆きつつ、「昔のテレビは叩くと直った」という昭和の発想を思い出す。ついでに、「車は優しく話しかけると機嫌が良くなる」的な都市伝説も思い出し、「おーい」と声をかけながら、人間の肩を叩くようにとんとんと軽ーいリズムで叩いてみた。当然これで直る訳なく、後々修理方法を調べる中で「叩いてはいけません。状況悪化の可能性」との情報を見て、「だよね」なんて思ったり。

「何日かしたら」と、1週間ほど待って起動も、まぁ、自然に直るはずがないですね。


 現実逃避はここまでにして、冷静になって状況整理。

 取り敢えず、故障したと見て間違いない。今後の対策を考えます。





《 今後の作業環境の模索 》


1.中古Macを購入する。
2.マックを治す。
3.Adobe CCを購入する。
4.Adobe各ソフト代替アプリを導入する。
5.応急処置策:外部モニターを接続して創作継続。

一つずつ、参ります。



1.Macを直す

 個人での修理は困難そうなので外部修理に出すとして、この場合、データ保護のためにも初期化してから出したい所。しかし、画面が見えない以上、この操作は不可能に近い。
 ならばと、仮に自分で修理を試みるとして……前述した通り、ざっと調べただけでも、まず修理部品だけでそこそこ費用が嵩みそう。同等な金額で、中古を購入できてしまうので、「直す案」は却下になりそう。




2.中古Macを購入する

「CS6を使用できるiMac=〜2012年式まで」なので「iMac 2010」「iMac 2011」「iMac 2012」あたりで探してみると、ざっと見だけでも結構見つかる。ただ、多いのがフリマサイトの「メルカリ」。まだ手を出したことのない未知の領域。私は基本びびりなもんで、始めるとなったら下調べ必須。さらなる時間が必要そうだ。

 取り敢えず、現段階では「これ!」とは決断し難いけれど、感触としては希望が持てるし、直すよりは現実的かも。



3.Adobe CCを購入する(Adobeのソフトと私の関係)


 CS6において個人的に利用頻度が多いソフトは、Illustrator、Photoshop、premier、Acrobat辺りですが、Aftereffect、Dreamweaver、Indesignも時々触ってみたります。

 使用目的は、営利目的というよりはプライベート向けがほとんど。厳密に言うとLINEコンテンツ販売やnoteの有料コンテンツ用にも使用していますが、こちらも趣味の側面が大きいです。これまでは、買い切りのCS6にて作業していたので、追加費用は掛からなかったのですが、CCに乗り換えるとなると、現在のCCは、全プランサブスクなので、毎月乃至毎年支払いが発生します。

「趣味にどこまで投資するのか」が争点になりそうです。

 具体的にシミュレーションしてみます。
 私の利用頻度の高いソフトは3つ。もしもCCに乗り換えるなら、個別プランよりも、「コンプリートプラン」が妥当です。「コンプリートプラン」の利用料金は……

 月々プランだと12,380円(税込)
 年間プランだと、一括払いで86,880円(税込)/月々払いで7,780円(税込)……

 ……う……趣味としては、ちょっと……高いかも……

 実は、これまでの業務上、私のよりは新型のiMacでAdobeCCを使っていたこともあり、CSとCCの使用感において個人的ながらおおまかな比較はできています。

 CCではAdobeStockを利用できる点と常に最新バージョンを使用できる点が大きな利点と感じました。
 便利な新機能も増え、その分作業スピードも上がりストレスも減るという利点も大きくはありますが、これにおいては便利という点がポイントで、
 実は、CSもCCも基本の操作はほとんど同じであり、ラスター系要素を多様するなどのよほど気合いの入ったイラストでない限り、作業工程は多少増えるがCSでも同じ仕上がりを目指すのは可能と感じていました(商用利用ではなく、あくまでも個人的利用における&数年前のCCの範囲の話です)。

 個人的なポイントがもう一つ。
 元々、イラレ内でのラスター系機能は、重くなるので個人的には避けており、CCの新機能(ラスター系)を発見したときも初見では懐疑的でした。もしかしたら改善されているかも?と、試しに使用してみると、データ量が嵩みPCごとフリーズ(PCスペックの問題もあると思うが……)。CCにおいてもラスター系機能は避けるのが無難(フォトショで処理しよう)との判断に至りました。
 使用しないならば、無いものと同じになってしまうので、使用感の差において、ラスター系機能はノーカウントとなり……

CS6とCC(最新)の機能面における差
 +
Adobe Stockの利用権
 +
最新バージョンという安全性

= 毎年8万円以上の付加価値があるか

という点が、私個人の具体的な争点となりました。

……私がお金持ち、あるいは生計を立てているなら迷う余地はないでしょうが、違うんですよね……お金持ちでもなければ趣味利用

 そもそも、CS6も完全マスターしているかが不明なのに、すっ飛ばしてCCの便利な新機能に甘んじてしまっては、創意工夫という個人的な創造力や思考力が養われないのでは?なんて、よくわからない方向からの軽くストイックな考えまでも脳裏に飛来(たぶんCS6を使い続けたい理由づけです)。


 総合的に考えて、CS6を使い続けたい!というのが、本音ですが、ここにきてCC乗り換えの背中を押す裏技の一手があることに気づきました!

 学割プラン(コンプリートプラン71%OFF)です!
 
13歳以上の学生と教職員が対象で、分かりやすいのが大学や専門学校などですが、その他にもAdobe公認とする教育機関は多数あり、中には一般向けのオンライン講習を提供するスクール(企業や組織)も含まれているようです。また、教育機関のカテゴリー区分や利用する企業により、条件や料金も様々と見受けられます。

 現時点で学生ではない私が学割プランを適用するには、「スクールパートナー(学割プランの適用は、Adobeから直ではなくスクール経由での購入が必要)」という区分に該当する企業の利用になりそうで、この中から候補として某オンラインスクールの詳細を参照していたのですが、こちらの場合、1年の期限が終了後に自動更新してしまうとAdobeでの通常料金になってしまうらしく、割引プランを継続する場合は、スクール側の更新が必要になるとのこと。また、講習料も加わるので、利用するのに必要な料金は、単純にコンプリートプラン71%OFFという訳ではありません。こうした細かい部分、要チェックですね。

 それにしても、「Indesign」と「After Effect」も習得したい野望を持つ身としては、一石二鳥なお得プラン。当面はCS6を継続使用したいので一旦保留となりますが、お世話になるのも悪くない。まだまだ検討の余地がありそうです。



4.Adobe各ソフト代替アプリを導入する。


 調べてみると、代替アプリを探している方は意外と多い様で、紹介しているページをいくつも閲覧できました。少しばかり長くなりそうなので、下方に別途まとめていきます。




その前に……
以上4案、いずれをとっても、解決まではもう少しかかりそう。と言うことで、それまでにできる応急処置策を考えます。

5.応急処置策…

 「PCの元は生きていて画面が映らないだけだとしたら、外部出力にしたら画面上の状況が確認できるのでは?」というのは、実は、初期の段階ですぐに考えた事でした。そこで真っ先に思いついたのはTVでしたが、繋げそうなケーブルが見当たらない。モニターらしきものならどうにかならないかと、ダメ元で、長らく使用していないDVカメラを接続してみるも、結果はNO。
 冷静になった今思えば、正しい外部モニターへの出力方法が分からない状態で、やみくもに試してみてもダメなことは明らか……けれど、あの時は、突然のことに頭の中で様々な情報が渋滞し、冷静な判断ができなかった。

 この記事を書きながら、その件を思い出し、改めて出力方法を検索してみる。
……と、ちゃんと見つかるではないですか!希望が見えて、泣きそうです。
古い情報にも関わらずブログを消さずにいてくれた主様に感謝!涙

 さて、接続方法ですが、想像以上に簡単だった。適切な端子のケーブルさえ手に入れば、繋ぐだけで映るらしい。

<例えば>TVに出力したい場合は……
iMac側の[Mini DisplayPort](オス)/TV側の入力端子 [HDMI](オス)を変換コネクタを通してケーブルで繋ぐだけ。

 なるほど。ということで、さっそく変換コネクタを調達し、いざ接続!
TVとiMacをケーブルで繋ぎ、TVのチャンネルを合わせ、Macのパワーボタンをポチ。「ジャーン」という起動音……緊張の一瞬です。
しかし、待てども待てども、TVは真っ暗。
取り敢えず先へ進んでみよう。いつも通り手探りでログインを済ませ、音楽再生を試みる。……PC画面もTV画面も、揃いも揃って真っ暗なまま。

……残念無念。応急処置策は、敢えなく徒労となって消えました。

……気を取り直して参ります。




 《 代替アプリの模索 》


 さて、少々話が前後しますが、上述「4.Adobe各ソフト代替アプリを導入する」の詳細です。

 ◇ 主要3ソフトの代替アプリ

 個人的に使用頻度の高い「Illustrator」、「Photoshop」、「premier」の代替を模索します。( Acrobatは、本家をDLするか、なくてもどうにかなりそうなので省略!)

Illustrator(ベクターデータ編集)
→「Affinity Designer 2」「Inkspace」「Lirearity Curre ベクターグラフィックデザイン」が良さそうに感じた候補です。この内「Inkspace」はDTP出力不可、「Lirearity Curve ベクターグラフィックデザイン」は連絡情報・ID・使用常用データなどの情報取得が行われるらしく少し不安。結果有力なのは、「Affinity Designer 2」のみとなりました。最大6ヶ月無料お試し可能でかなり惹かれますが、周囲に浸透したソフトでなくリアルな情報が乏しいので、購入一歩手前で足踏みしています。


Photoshop
→Illustratorの代替有力「Affinity Designer 2」のラインで、「Affinity Photo」というアプリがリリースされており、セット売りもされているので、こちらが候補の一つになりそうですが、実は、その他、ろくに選出すらできておりません。Photoshopの利用頻度はまぁまぁありましたが、現状では、細かいトリミングと合成・色味調整さえできれば間に合いそうなのと、時代的にこの先、ラスター画像の編集系アプリはどんどん出てくる予感がするので、慌てて探さなくても良いかな…というのが、正直なところです。

premier
→ 「Final cut pro」の一択!元々欲しいソフトなので、他を検索してません。



→ 今回は代替アプリ探しの対象外にしましたが、「Adobe After Effect」は個人的に習得したかったソフトです。なので、代替ソフトへの移行が濃厚になった際は探してみようと思います。




◇ Mac標準アプリでの代替模索


 唐突な余談ですが、自分の方向性から個人PCとしてはMacを選択したものの、業務上でWindowsPCにてOffice系ソフトを使用する機会も多かったため、利便性はある程度理解しています。Office系ソフトに関しては「標準で入っているWindowsの方が有利」という印象があったのですが、近年では少しだけ事情が変わってきている様です。

 実は、数年前に久しぶりに新しいMacを購入したのですが、そこに初見のアプリが複数!これはなんぞやと開いてみると、Office系の代替として使用できそうな香りがぷんぷん。Macユーザーの私の中に定着していた「オフィス系はWindowsには敵わない」という印象が和らいだ瞬間です。

 これだけ新しいアプリが増えているなら、もしかして、ベクターデータ対応のアプリもあるのでは?と思いつき、未開拓のMacアプリを改めて開拓。

 結果、さすがにベクターデータに対応したアプリは見当たらなかったのですが、この過程で、「そう言えば、営業職や事務職で、Office系ソフトで、チラシ作ってる方いたな」という事を思い出しました。あの時使用されていたのは、確かWordとかExcelで……「チラシ」のようにイラストを組み込んだ紙面制作に向いているのは、どちらかと言えばWord。そして、Wordに近いMacアプリは、どうやら「pages」……っぽい!

 ということで、「pages」でどこまで制作できるか試してみることにしました。
 手始めに作成したのが「当記事のタイトル画像」です。




◇ Mac標準アプリ「pages」を使用した画像の大まかな作り方

 
 さて、作り方というほどではないですが、「pages」を使用しどのように画像を作ったのか、ざっくりと記します。

1、プレビューで使いたい画像があるAIファイルを開く。
2、該当画像をおおまかにトリミングする。
3、画像データ(PNGかJPEG)として書き出す。
4、pagesに「3」で書き出した画像を配置する。
5、pagesの画像やフォーマットなどで色味や大きさを調整、文字を挿入、全体の位置調整をする。
6、pagesで画像データ(PNGかJPEG)として書き出す。

と言う感じです。

 イラレユーザーとしては、細かい所に手が届かない点がかなりモヤモヤしましたが、何とか形にはできたかな(涙)と。


<1〜3の工程についての補足>
 私は、Illustratorのデータ保存時、基本PDFにチェックを入れていました。チェックを外した方がデータが軽くはなるのですが、アイコンにちっちゃくアートボードがプレビューされて判別しやすく、PDFとして開いた時に文字やパスが生きているからです。それが功を奏したのか?AIデータ、アートボードがMacのプレビューアプリで確認できる!これをどうにかこうにか利用し、部分的にイラストを抽出してみた感じです。




《 まとめ 》


* 古いiMac故障=CS6が使用不可な環境になって得たもの


 私が古いiMac使用していた理由はCS6。一方で私にとってのAdobeソフトは、ほとんどが趣味の世界。
 そもそもは「少し使える」から始まり、「せっかくなら技術を上げたいな」とか、「業務上使用しているから」と、何となしに使い続けて、気づけば感覚的に染みついた趣味になっていました。

 何か1つ思いつけば条件反射の様に作り始め、一旦取り掛かると長時間を投資してしまい、生活リズムも乱れがち。操作することが当たり前になってしまった結果、作り終えた時には達成感こそあれど、「楽しんでいるか」を考えた時、正直言ってよくわからない域に達していました。一方で、大きな収入が得られる訳でもなく、この「浮ついた趣味」という側面が頭の片隅にちらついて、「私の生活スタイルこれで良いのか?」「Adobeソフトとの付き合いこれで良いのか?」「Adobeソフトの使用を止めてしまっても支障ないのでは?」とモヤモヤしてしまうこともありました。

 なので、この「古いiMacの故障」は、「Adobeソフトとの決別のきっかけ」にもなり得たタイミングだった訳ですが、こうして実際に使用できない時を過ごしてみて、一つのモヤモヤが晴れそうです。

 イラレの操作って、やっぱり楽しいんですよね。思いの外感覚的に染み付いていて、少しばかりの技術もついて、この先を考えた時、「イラレが無い」という未来が物寂しく感じます。やはり手放したくないな、と気付くきっかけになりました。

 それから、思いもよらない副産物も……イラレには敵いませんが、既にあるアプリを開拓できたのが良かったです。使えるものを最大限に活かせないともったいないし、幅が広がった気がします。

 一見悪い出来事の様でも、そんな側面ばかりじゃない、と思える良い機会でありました。


* 結論と解決見込み策

 現状では、代替アプリ導入と中古PCを購入することの両方で検討しています。もしも、自分のスキルを収入に繋げる力があれば、CC の導入も考えたい。けれど、現状において現実的では無いとの判断です。

 進展があり次第追記しようと思います。




 最後になりましたが、個人的な側面強めの記録記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
 需要範囲がニッチな上、有益な情報も少ないですが、逆に、この類の情報交換、大歓迎です!良かったらコメントもお待ちしております。

 是非、宜しくお願いいたします(^^)

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