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名門インテルで輝いた天才レフティ アルバロ・レコバ

特徴・プレースタイル

好調時は1人で試合を決め「左足の独奏者」と称賛されるプレーを見せる反面、不調時には「夢遊病」と揶揄されるほどフラフラとピッチを歩いているだけ、という好不調の振れ幅の非常に大きな選手となります。

ムラっ気があり戦術にとらわれない自由奔放なスタイルですがここ1番での信じられないパスやシュートなどでチームを勝利に導くなどファンに愛されたファンタジスタとなります。

試合の89分、なにもせずとも一瞬のひらめきで試合を決めたり1試合だけ異常な輝きを見せることもある、毎週見るのが楽しみな選手でもあります。

好調時は誰も止めることが出来ないスピードと、天才的な発想と細かいタッチで相手を振り切りバイタルエリアに侵入し強烈なミドルや鋭いカーブシュートでゴールを奪います。

またフリーキックの名手でもあり、鋭いキックでボールに回転がかかり理解不能なカーブを描いて決めるゴールもありました。

またボールが曲がりすぎてコーナーキックから直接ゴールする仰天プレーもありました。

「今日の試合が雨上がりのピッチなら、僕の左足で虹を描いてみせるよ」という名言もあり最上級の技術の左足でイタリアを沸かせた。

代表では69試合11得点。

また長年インテルの会長を務めたマッシモ・モラッティはレコバの大ファンで全盛期に数多くのオファーを断っていたことから「モラッティの秘蔵っ子」とも称されていた。

趣味は寝ることでサッカーの次に好きなことは睡眠で休日の予定の無い時は夕方まで寝ているという。

セリエAでは216試合64得点と以外と得点の数字は多くないですが、とにかく活躍の仕方が派手で印象に残る偉大な「ミラクルレフティー」でした。


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