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365日最高の服で

こんにちは、as(あすみ)です。

今日は、昨晩お風呂に入ってるときに思いついたポストについて補足をしながら思考を深めていきます。

https://x.com/asuwish99/status/1875904796861079922?t=eHgJT28rqQiynjaO9YuFgw&s=19

まず前提として、私は気に入って買った服は基本的に長く(回数を沢山という意味でも)着たいと思っています。なぜならそうすることはとてもサステナブルですし、何よりお気に入りと長く過ごし思い出を重ねていくことって素晴らしいと思うので。
しかし今までの人生で5年以上手元にある服ってあったかな?と記憶を探ってみるとほとんどありませんでした。バッグとか小物類はあったのですが。


ただひとつ今も生き残っている服があります。
それは大学生の頃に購入した100%アンゴラのショートコートです。今も着られるシンプルなデザインと、とても軽いのに暖かいためずっと大切にしています。
買ったときのことも比較的鮮明に覚えているんですよ。あれは確かラルクのTHEATER OF KISSのツアーに参加するために大阪に行ったときのこと。なんばのマルイ(今もあるのかな?)のセールで7割引で7000円ほどでした。
なぜ値段まで覚えているかと言うと、当時の私は7000円もするお洋服を買ったことがなかったのです!なんということでしょう。当時は毎日しまむらとハニーズとユニクロで買った服を着ていたので。

このコートがすごく良いものなのは試着して確かめたけれど、当時ラルクのコンサートチケットに7000円は出せてもコート一着に7000円出すのはとても勇気が必要なことで沢山悩みました。でも絶対にこれは良いもの!と確信して購入したのです。


余談ですが今となっては100%アンゴラを7割引7000円で買えることなんて絶対にないですよね。定価でも安すぎるもの。平成の日本は本当にデフレだったんだなぁと思います。

話を戻すと、私にとって長く着られる服というのはやはり圧倒的に「良いもの」なのだなぁと実感しています。
基本的に自分のためにお金を使うのが苦手なので、油断するとファストファッションばかりになりがち。その中で比較的品質が良く自分に似合うものを選び抜くことに関しては自信がありますが、どうしても日々着ることによるダメージでの消耗具合が早すぎる!

自問自答ファッションを始めてから、国産のウール100%の生地のコートやスラックス、国産のコットン100%の生地の中でもグレードの高いものを使用したブラウスなどを着るようになりました。
お出かけの際は必ず!という感じで着用回数も多いし比較的ラフに扱っています。でも、そんなに沢山着ているとは思えないほど傷んでないのですよね。あと10年は無理かもしれないけれど、5年は現役なんじゃない?と思えるほど。

私は生地の消耗にとても敏感なタイプです。それは生まれつきの感覚過敏&細かいところが気になる性格であることから由来しているのと、外見的にピシッとしたお洋服が似合いヨレヨレに見えると本当にダサく見えるイメコンスペックであることからも由来していると考えられます。

なので以前は、Tシャツなどはプチプラを毎年買い替えて常に新しいものを着るほうが盛れると思って安いものを積極的に選んでいました。
けれど安い服って今年は気に入ってても来年全く同じものが買える保証がないし(定番品でも大体毎年質が下がるしデザインも微妙に変わる)、季節ごとに一生懸命探して試着して買うのも面倒くさい。

良い服を着るようになったら、この手間が省けるのでは?と気づいてしまったのです。



自問自答ファッションを始めてから品質の高い生地を使用したお洋服に触れる機会が桁違いに増えました。
そんな私がATON青山店に行く度に毎回思うことがあります。

「あ〜毎日こういう服着て過ごしたい。何ならこのラックごと自分のクローゼットならいいのに」

ちょっとした冗談として夫に話していましたが、これは冗談じゃないかもしれない!

私にとっての理想のクローゼットはATONのお店のラックなんだ!

おめかししてお出かけする日はもう少しデコラティブなものを身につけたい気持ちもあるのですが、週6日は自宅とその周辺で過ごす私が毎日着たい服の究極完全体はATONなのですよね。いや、別にATONじゃなきゃ嫌だというほどではないのですが。例えば雰囲気が似ているブランド、オーラリーやグラフペーパーなども素敵だと思うので、1つの指針としての具体例がATONです。

ちなみにATON青山店はインテリアも素敵なので、家のロールモデルとしても憧れます。←やっぱり私はATONのことが大好きなのかもしれません。

じゃあとりあえずATONでTシャツとスウェットパンツを買ってくれば週6日それで過ごすことは物理的に可能です。
でも今は心理的に無理と感じる。なぜ?

それはシンプルに高すぎる&汚れるのが怖いからです。

私は自問自答ファッションに入門するまで7割引きで7000円になっているコートを買うのにも非常に悩む人間でした。それは大学生の頃なので、社会人になってからはもう少し予算を上げてはいましたが、例えば3万円のコートを買ったら罪悪感が何日もぬぐえず辛かったり。毎日着るものなんだからそれぐらいは許されると今なら思うのですけれども。

ATONのTシャツは定価だと半袖で15000円ぐらい。昨年の夏の制服としていたGUのTシャツは990円。15倍はなかなかですよね。
そんな価格のTシャツは今まで買ったことがないし、それをましてや日常で着るなんて怖すぎるのです。

ここで注意なのが、ATONを日常生活で着てる人を批判したいわけではなく、あくまでも私が自分にそれを良しとできないだけであることです
高い服を着る経験値が少なすぎて慣れていないのと、育ってきた環境のせいで自分をいたわることが苦手だから仕方ないことなのです(カウンセリングにて解消するため努力中)。

それでふと思いついたのが、今手持ちの服でおめかしシーンで着るのが難しくなるほど着倒しても家で着たい、着心地的に楽に着られる服って手持ちだとyeeの花柄ブラウスとIBAMOTO HONTENのスカートだなと。IBAMOTO HONTENのスカートは今作ってもらってて手元にはまだ届いてすらいないのですが(笑)。
あと、室内では着ないけど近所を歩くときなどにも使えそうなのはyeeのウールコートとATONのウールスラックスです。この2つは正直に言うと今も近所で着てます。

だから冒頭のツイートにつながるのですが、今の私だと新品の高品質の服を日常生活で着ることは難しいので、お出かけで着なくなったらおうちで着られるなぁと思ったのですよね。そしてその生活が何年か続けば、毎日高品質な服を着て24時間過ごせるという。

アトピー体質で感覚過敏の私にとって高品質なコットンやウール、シルクなど肌に優しい天然素材のお洋服は究極の贅沢品であると同時に必要経費にも思えてくるのです。
ポリエステルなどのお洋服で高品質なものはデザイン性が高いものが多いし洗ってもすぐ乾くなどメリットが沢山あるのはよく知っていますが、どうしても体調的に通年着るのが難しくて。通気性がよくないとすぐ痒くなったり、暑すぎてのぼせるので。

だから自問自答ファッション入門後によく考えてお出かけ用に買ったポリエステルやアクリルの服は結局すぐ手放すことになってしまって金銭的にも心理的にもダメージがありました。
もう自分基準で長く着られる服しか買いたくない!

我が家では食事を作るのは私が担当しているのでATONのTシャツを着て揚げ物やカレーを作り汚してしまうかもしれません。今まで買っていたようなプチプラTなら染み抜きしても落ちなければさっさと捨てていましたが、ATONだったら多少汚れても家の中でなら破れるまで着ると思います。何なら汚れたらすぐクリーニング屋さんに駆け込むかも。それが本当のサステナブルなのではないでしょうか。そしてクリーニング屋さんでもシミが落とせなかったら、それはそれで「これはあのときのカレーのシミだよね」なんて思い出話に花が咲くかもしれない。それって悪くない気がします。

部屋着って自分のためだけの衣服でそこにお金をかける意味はないとずっと思っていましたが、カウンセリングに通うようになりむしろ自分のためだけの衣服にお金をかけたほうが私の場合は手っ取り早く幸せになれそうだと考えるようになりました。
しかも、占星術的にも私は4室太陽なのでそれが正解なんですよね。雑に説明すると4室=自宅なので、自宅を充実させることが人生の目的として生まれてきたということです。

この記事のタイトルの「365日最高な服で」の「最高」に関しては、人の数だけあると思います。私にとっては着心地が良く痒くならない&自分的に可愛い・素敵と思える服ということです。

もちろん今後、何か理由があってポリエステル100%の服やファストファッションの服を買うこともあるとは思います。
でも迷ったときの指針として、外で着られなくなってもおうちで大切に着られる服を選ぶようにするということは私の人生を穏やかに彩ってくれるのではないかということ。大切に心に刻みたいと思います。

そしていつか、新品のATONの真っ白なTシャツをおろしたばかりの日に揚げ物を作れるような強さのある人になりたいです!もちろんエプロンはするけどね!

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