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チョコザップの「24時間使い放題」がまやかし?ダークパターンとステマ問題

最近、トレーニングジムの「チョコザップ」が話題になっています。
しかし、その理由は決して良いものではありません。

チョコザップは「24時間使い放題!」というキャッチコピーで宣伝していましたが、実際には利用に時間制限があることが明らかになりました。

この不当表示に対して、消費者庁が措置命令を出すという事態に至っています。

運営会社であるライザップは、セルフ脱毛やセルフホワイトニング、ワークスペースなど8種類のサービスが24時間の利用可能時間を偽って宣伝されていたことを指摘されました。

このような不当な広告表示は、自社の信頼性を大きく損ねる行為です。
さらに悪化させるのは、「ステルスマーケティング」と呼ばれる手法を用いていたことです。

インフルエンサーに対価を支払い広告を依頼する一方で、それを明確に開示せずに口コミのように装ってサービスを宣するとは、消費で大きな裏を、「客観的な意見が内容の偽情報」を信頼させようと試みる行動には、とても失望します。

今回の措置命令を受け、ライザップグループは「真摯に受け止め、再発防止に努める」とコメントしていますが、言葉だけではなく実際の行動で信頼の回復を図る必要があります。

プログラマーとしての視点から言わせてもらえば、情報の正確性は何よりも重要です。

データを忠実に扱うことで信頼を築くのが我々の仕事。
企業もまた、顧客に対して正確な情報を提供し、信頼を勝ち取る姿勢が望まれます。

さもなくば、利用者が離れていくのも時間の問題です。
そして、そのような事態には開発者も決して関与したくないものです。


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