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WordPressはどうなる? 企業エゴとコミュニティのせめぎ合い
新年早々、WordPressを巡る波乱が続いている。波乱は去年からだが。
共同創業者のマット・マレンウェグ氏が率いる会社Automatticが、自社製品であるWordPress.comとWooCommerceの開発に注力するため、WordPress本体へのコントリビューションを減らすと発表した。
https://capitalp.jp/2025/01/10/automattic-declines-wordpress-contribution/
この決定に至った理由として、WP Engineとの訴訟や、WordPress「コミュニティ」からの攻撃を防ぐ必要を挙げており、WordPressへの貢献レベルが他の企業と同等であるべきと考えているようだ。
AutomatticはWordPress 6.6への多大な貢献を果たしており、そのスポンサード・コントリビューションが全体の53.1%を占めている。
日本のLOOS Inc.やGoDaddyが次に続き、興味深い結果を示している。
個人ランキングでは浜野氏が2位にランクインしており、Automatticのコントリビューションの特徴はその人数の多さにあるらしい。
Five for the Futureで算出された規模は67人であり、この中に15人が浜野氏のチームである可能性が指摘されている。
しかし、このような「兵糧攻め」により、マレンウェグ氏は民衆の忠誠心を失ってしまうのではないかと懸念されている。
GitHubリポジトリでは、日夜続く活動がどのように停滞しているかが見えてくる。
Automatticの社員以外のコントリビューターの活動も可視化されており、WordPressのガバナンス問題はまさに今、再び議論の的となっている。
このような中、WordPressプロジェクトは新しい機能の導入を迎えようとしている。
管理画面の刷新や同時編集機能の運命は次回のWordPress 6.8のリリース時に注目すべきポイントとなるだろう。
果たして、この状況をどう乗り越えるのか。
その行方を見守っていく必要があるだろう。