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暗号資産終了へ Googleがスパコンで10の25乗年かかる計算を5分未満で完了する量子チップ「Willow」を発表
2023年12月9日、米Googleは最新の量子チップ「Willow」を発表しました。
このチップは、従来の最先端スーパーコンピューター「Frontier」が10の25乗年かかる計算を、たった5分未満で実行できるという驚異的な性能を誇ります。
この成果は、同日『Nature』誌にも掲載されており、量子計算の未来を感じさせるものでした。
「Willow」の大きな特長は優れた計算速度にあります。
このチップは、量子ビットの数を増やすことでエラーを指数関数的に減少させる設計がなされています。
従来の量子コンピューターでは、量子ビットの増加に伴ってエラーが発生しやすくなりましたが、「Willow」はその逆の効果を実現しています。
現在、1.5個の量子ビットを採用しており、今後の進展が非常に楽しみです。
さらには、AIとの組み合わせによって新薬の発見や電気自動車用バッテリーの効率設計、さらには核融合や新しい代替エネルギーの研究においても重要な役割を果たすことが期待されています。
これにより、科学技術の進歩が加速度的に進むことでしょう。
そして、暗号資産も容易に破られてしまう未来が訪れるかもしれません。