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本せどりの感触 #001 「仕入れる本って、どんな感じか」

本せどりで売った本を紹介しつつ、「仕入れる本って、こういう感じだよね」っていう感触を説明していくよ。

例えば、この本。

825円で仕入れて、2480円で売りました。

いまは、安くなってる感じですかね。

でも在庫が少ないので、置いておけば、また上がる感じもする。

なんか、「デザインがハデな土木関係の本?」って感じだけど。

コミックです。

中身は、なんつぅか、妄想みたいなのが延々と描かれています。

イカれてる感じ。

しかも、作品の後に、「このページのここのやつは、こういう意味で、ここと繋がってんスよ」みたいな、謎の説明がずららーっと書いてある。

「知らんがな」的な感じで、「こいつヤベー」な的なのが。

で、ボクも、あんましコミックにくわしいワケじゃないですけど、帯に上條淳士(かみじょうあつし)の名前が。

これって、『TO-Y(トーイ)』とか『SEX』の人ですよね。

そこもね、カリスマ的な雰囲気のある作家さんだし。

てか、『TO-Y』の文庫本全巻セットも、巻数が少ないわりに、それなりの価格だったり。

なので、知らん人は覚えておくと吉かもしらんけど。

で、「そういう人が帯を書いているなら・・・」というのは、ありますわな。

あと、本の佇まいからして、そこはかとなく「変わってんなー」というのが伝わってきます。

こういうのって、ディープなファンがついてそうだなって、緩くですが、想像が付きますね。

ネットだと特に、ズバリと「名指し」で検索されるような。

でも、さすがに、バンバン増刷される感じではない。

マニアックすぎて。

なおかつ、一般的なマンガよりは、手放さない人が多いだろうと。

なので、そのうち市場から在庫がなくなってくんじゃないかと。

そんな風に感じられます。

例えば、こんな本が高値になる、みたいな。

伝わりますかね。

まぁ、ただの予想だから、当たらないかもしらんけど。

そんなわけで、これ「そのもの」を探すのも、悪くはない。

けど、こういう雰囲気の本を見つけたら、リサーチしていきたい、みたいな。

そういう話です。

本せどりの感触、な。

で、もう一冊くらい、行っときますか。

900円仕入れで、4980円で売れたやーつ。

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