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心ざわめく夜

ただでさえ、高校野球にもオリンピックにも気持ちが向かないのに、また大きな地震が起こって、スポーツなんかどうでもいいというような感じになってしまった。
こういうとき、災害に関係のないようなことを見聞きしたり想像したりして、気持ちを楽しい方向に持っていくということがなかなかできない。

男子ゴルフはそこそこ楽しんで配信を見ていたのに、女子は地震のこともあって「なんでこんなのやってんだ」とさえ思ってしまう。
一生懸命プレーをしている選手や応援しているかたがたには、とんだとばっちり、逆恨みのようなものである。
申し訳ない。

ちなみにバラエティ番組は心底くだらないと思っているので、自分の嫌悪も暴言も申し訳なくない。
しかし、まあ、我ながらこういう自分にうんざりしてしまうのは間違いない。

亡くなったかたがおられないことが救いではあるけれど、家が潰れてしまったり、片付けの手が及ばない高齢者世帯もあるだろうから、命が助かったからいいというわけではない。

電気はついているかな。
水が濁っているという話もあるので飲むのも不安だよね。
この猛暑、飲料水はもちろん、電気が切れて冷房ができなくなったら、生きていけない。
能登の地震対応がひどいものだったので(いまだって)、政治は信用できない。

南海トラフに関して「巨大地震注意」というのが出たけれど、国民だけじゃなくて、むしろ政府こそ意識を改めてもらいたいものだと思う。
過去の戦争を振り返る夏に、憲法9条を改正することばっかりに夢中になっているのはなんなのか。
そんなことやってる場合かよ。

この地震を利用して、強引な緊急事態条項の流れにならないことを願っている。
注意すべきは、地震だけではなく、この機に乗じて悪法を成立させたり、不正をうやむやにしてしまうこと。
ショックドクトリン。
まったくいろいろ恐ろしいことの多い世の中である。

ということで今日は、心が落ち着かないので書こうと思っていたことが書けない。
昨日は、すさまじい雷雨だった。
あまりに稲光が連続するので、この世の終わりかと思った。
今日は、雷雲はうちのほうをそれたようだ。
すべて運任せであれば、せめて政治には目を光らせたい。
天気や地震はどうにもできないけど、政治はまだ変えられる可能性が残ってる。(と、思いたい。思わないとやってられない。)


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風待ち
読んでいただきありがとうございますm(__)m