見出し画像

塾講師以外のキャリアアップ③

さて研修も終わり正式に営農するにも、

①作業小屋(トラクターや資材を入れたり、出荷作業ができる小屋)
②具体的に何をいつから作るのか?
③どこでやるのか?

など課題は山積みだった。

そんな中、師匠とは別の地区で営農されていて部会などでも役員をやったりしている重鎮を紹介された。

森瀬宏氏

81歳になられる森瀬氏。
未だに現役バリバリの農家さん

森瀬さんに相談したらすぐに動いてくれたのだ。
認定農業者になるためにも約50aほどの農地を借りなければならないのだが、1ヶ月もしないうちに『準備できたで!』と集めていただけた。もう神様仏様レベル。

そのついでに『使ってないトラクターもらってきたったわ』と。しかも2台😳(1台は少し離れた畑専用トラクター)40年前のトラクターだがまだ使える!

もうここまできたら、きっちり営農してお返しするしかないと腹を括り、畑近くの作業小屋を探す。テナント物件はない。探しているうちに畑エリア入り口にどう考えても使われていない倉庫があった。毎日通っても人の気配を感じない。

二階建ての大きな倉庫。
軒先も長いしトラクターも置ける。

ダメ元で持ち主を探した。
すぐ近くに住む地主さんの持ち物で、プロパンガス備品をかつて置いていたそうだ。現在はただの物置だと言われた。

ここから気合い入れて交渉した。

なんとか金銭面での折り合いもつけてようやく営農開始のメドが立ってきた。

枝豆開始は2月20日から。
小屋の契約が終わったのが2月28日。
急いで資材を買い集めて当時の塾の社員総出で小屋の掃除をし準備を始めた。

会社の新事業部としてなんとかスタートにこぎつけたのだが、ここからがまたまた苦難の道が続いた。

(To be continue)

いいなと思ったら応援しよう!