消費税の原則課税・課税売上割合アプリとイラスト解説
今回は「消費税の仕入れ税額控除・原則課税の判定・課税売上割合を試算するアプリ」を取り上げます。簡易課税制度ではない課税期間については、仕入れ税額控除は原則課税方式となりますが、以下の３パターンのいずれかになります。
・全額控除方式
・個別対応方式
・一括比例配分方式
納税義務の判定や簡易課税制度の判定は当課税期間が開始する前までに決定されるのに対し、仕入れ税額控除の原則課税方式は当課税期間が終了した時点で判断・選択・確定することになります。よって、経理の皆さんも、各月の月決算などから毎年、都度予測しているのではないかと思います。予想がハズレたときに、大量の修正仕訳をする恐れもあるからですね。
ただ、これらは、消費税法上の実務でも頻出項目であり、重要度が高いのですが、入り口から、難易度がものすごく高いものとなっております。原則として、税理士への相談をお勧めする部分です。
税理士顧問契約をしている法人の役員様など、税理士に相談できる環境にあれば、税理士に任せていれば、特に問題はないとは思います。
しかし、逆に、ほとんどの方はそういう贅沢な環境にはないと思います。税理士に相談できない方々のために、簡易的に判定できるものに限定して、クラウド無料アプリを制作しました。
ホームページに、イラストによる税法解説と無料のクラウドアプリを公開しておりますので、是非ご覧くださいませ。 ↓