見出し画像

「天使のたまご」に出会う、ソニーPCL「Creative Summit 2024」

昨日8月2日(金)は、午後からソニーPCLが主催するデジタルクリエイター向けイベント「Creative Summit 2024」に参加してきました!

ソニーPCL「Creative Summit 2024」のサイトはこちら。

↑場所は、はじめて訪問した「ソニーシティ品川」2F大会議場にて。
↑Creepy NutsのDJ松永によるパフォーマンスをイマーシブ体験できる、円形型体験ステージ。なかなか興味深い刺激だった。
↑SD画像→4K画像を、新しいスケーリング技術で高精細化したもの。ちょうど打診案件がこれを求めていたのであった。さすがにリアルタイムリンダリングはできないとのこと(4倍の時間が必要)。
↑LEDウォールで背景を作り、カメラ画角や位置による背景CGが追随する仕組み。ここまでは知っていたが・・・。
↑複数の写真をAI処理して、3D背景が作れるとのこと。これはすごいな!

↑清澄白河BASEで撮影された「1カットで、宇宙船から月へ行く【リテイク】」メイキングムービー。ソニーPCLとVFX制作会社Pixomondoの共同制作とのこと。

でも、やはり一番住吉的にヒットしたのは・・・。

↑こちらです。押井守監督作品「天使のたまご」の音響を、Dolby Atmos化した展示。

Dolby Atmos(ドルビーアトモス)とは、簡単に言うと、空の上を飛ぶ飛行機や耳元でささやく声などの「位置」を再現できる立体音響技術のこと。

説明頂いた方によると、「当時はOVAとして発表されたので、16ミリフィルム。そのためモノラル音声だった。それを押井守40周年で4K化するにあたり、Dolby Atmos化をソニーPCLが担当したのです」とのこと。

さっそく聴いてみたが、いい感じ! 

住吉「少年役の根津甚八さんの声、あらためてかっこいいですよね」
担当「あまり少年っぽくは無いですが(笑)」
住吉「少女役は兵藤まこさんですね」
担当「押井さんお気に入りの人ですね」
などなど。お話したら、他でも押井守監督と仕事をしていたとのこと。

住吉も押井守監督に雑誌インタビューしたことあるのですよーなど、しばし押井守談義ができて満足満足(笑)。

実はこの「天使のたまご」、OVA(オリジナルビデオアニメ)としてVHSやβのカセット販売されていた作品なのです。1985年発売だから、レーザーディスクとかもあったのかな。

しかし、押井守監督は「映画」として作っていたので(本人から聞いた)、映画館で見るべきだろう、と住吉は「キネカ大森」に観に行ったのであった。そのあたりの話はまた後日書こう、お楽しみに!


いいなと思ったら応援しよう!