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シークレットウィンドウ/スティーブン・キング

スティーブンキング原作の映画「シークレットウィンドウ」を観た。
そして小説「秘密の窓、秘密の庭」を読んだ。

小説家モートン・レイニーのもとへジョン・シューターという男が現れ、「俺の小説を盗んだな」と言う。
身に覚えのないモートだったが、以来ジョン・シューターは嫌がらせを始め、モートは次第に苛立ちと焦燥、疑惑を募らせてゆく。…

この話、映画と小説では結末が違う。
映画だけでも楽しめるが、そのあと小説を読めばしっくりくる、というかすとん、と納得できる。

サスペンス風な運びも良いが、なにせ映画はジョニー・デップがカッコ良すぎて何をやっても、何を着てもサマになる。
破れたガウンを着ていても、髪がくしゃくしゃでも、机の中に食い残しのドリトスのかけらがあっても!
特にあの眼鏡…晴れ。さんが言ってたのはこれか。

いつも家で着ている、このガウン。後ろ肩口が裂けている
絶妙な色加減と形。私も欲しい( ;´Д`)

神経質そうな作家。惰眠を貪る癖。犬に話しかける(小説では猫だった)様子がなんか可愛らしくて魅力的だ。
また、モートの住まいはタシュモア湖畔に建つ広いコテージ。美しい景観をいつでも独り占めできる、夢のような環境である。

そんな静かな湖畔の家で、モートは精神を病んでゆく。

良い終わり方ではないが、映画は綺麗にまとめている。
が小説では最後に、ぞくりとするホラーで締めくくっている。
これは最後まで読まないと味わえない。
わたし的には(先にも書いたが)映画を見て小説を読むことをお勧めする。

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