長生きしたくない2
「人生は死ぬまでの暇つぶし」
と 誰かが言っていた。
そう思えたらどんなにいいかと思う。
私は実行力ないくせに、少しでも人様の役に立ってそれで自分が満足していたい人間である。
何の役にも立たないままただ食って寝て排泄している毎日は、何のために生まれてきたのかと考えがいつもそこに還る。
昨年中に亡くなった叔父たちは、いい仕事していた。家族のため、姪甥のため、一緒にいて楽しくて、うんとうんと可愛いがってくれて、いい思い出ばかり。
尊敬よりも、ただ好きで居てもらうほうがいいなと思う。
いなくなって、ふとしたことで思い出せる、思い出がひとつでもあれば生きていた価値があるのかもしれない。
長生きをよく嘆く自分だけれども、誰かを想うと心が暖かくなる。口元が自然にほころぶ。
もしかすると生きることは何かを成し遂げることではなく、知らず誰かの記憶に刻まれるだけでいいのではないか。
答えはとっくに解っているのかもしれない。
って悟ったようなこと言いながら、
また今日も、ぐだぐだ堂々巡りする自分である( ̄▽ ̄;)。
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