夏の自由研究【潮干狩りで捕まえたヤドカリ】を飼育してみた。
子どもの定番セリフ
「これ飼いたい!」
みなさんならどうしますか?
たぶんリスクを先に考えると思います。
「飼育にどれくらい費用がかかるのか?」「鳴き声とかうるさくないか?」
「飼育方法わかるかな?」etc…
子どもはそんなこと考えていません。
純粋に自分が捕まえたから大切にしたい。
これが本心だと思います。
次に親であれば必ず考えるのが、
「本当に飼いたいの?」だと思います。
子どもは本気です。リスクなんてわかりません。
子どもの「飼いたい!」を実現するために大人も一緒に本気を出す
リスクマネジメントをしてあげるのも親の大切な役割です。
「ダメなものはダメ」という時に、
「なぜダメなのか」を子どもが理解できる言葉に置き換えて説明してあげましょう。
「犬・猫・ウサギ」などの場合であれば、飼育にかかる年月は、
1年や2年の話ではありません。
毎日のごはん、水、散歩などや、飼育環境を整えるための費用、飼育環境を維持するための費用、旅行に行く回数が減るなどのリスクは親が考えてあげる必要があります。
「飼育するにはそれなりの覚悟をしないといけないけど大丈夫?」
ということをやさしく尋ねてみてください。
その覚悟が子どもにできたら、褒めてあげましょう。
ならば、大人も一緒に本気を出そうではありませんか!
ということで、夏休みに2年に渡って子どもと本気になったヤドカリの飼育を例にお話しします。
潮干狩りで捕まえたヤドカリを全力で飼育してみた
昨年の2021年、友人家族と一緒に潮干狩りに行きました。
その浜辺にいたのは、ヤドカリです。
無数にいました。その浜辺は、みなさんが想像するよりも
はるかに汚れた浜辺です。
輸送船や旅客船が近くを通り、近くに工業地帯もあるような浜辺です。
そのような環境でもヤドカリはたくさんいました。
捕まえたヤドカリはホンヤドカリ
今は便利な世の中です。
スマホがあるので、その場でヤドカリの種類を調べることができます。
子どもが捕まえたのは、ホンヤドカリの仲間、
「ユビナガホンヤドカリ」でした。
検索するときは「捕まえた場所」と「ヤドカリ」で検索すればだいたいわかります。
飼育方法もスマホを使えば、だいたいわかります。
そして、捕まえた浜辺を眺めて、その環境に似せた環境を作れば
ホンヤドカリは大丈夫です。
昨年2021年に作ったホンヤドカリの飼育環境
昨年作ったのは夏休み自由研究用に作った、短期飼育用のものです。
底砂に使ったのは、川砂です。川砂と言っても海水に使えないわけではありません。粒の小さい田砂だと思っていただければいいと思います。
海水は「ペットボトルで人工海水が簡単に作れるしお」を使いました。
この製品は人工海水の素が4袋入っています。
ペットボトル500mLに1袋使うので、2週間に1度水替えをすることを考えれば、2か月は飼育することができます。
ヤドカリのエサはキョーリン「ザリガニ・ヤドカリ・カニのエサ」を使いました。
レイアウトに100円ショップセリアで購入したハンドメイド用のプラスチック製常夏の木を買いました。
これらを組み合わせてできたのが画像の飼育環境です。
浜辺で拾った石1つと隠れ家は別で用意しました。
あと浜辺で拾っておいたのが、ヤドカリのいない貝殻です。
知っている方も多いと思いますが、ヤドカリは成長と共にお引越しをします。お引越し用の貝殻を数個拾っておきました。
子どもと毎日観察していると、お引越しをするヤドカリさんを見ることができたのです。
この時は、子どもと一緒に大はしゃぎ!
嬉しすぎて、動画をYouTubeやニコニコ動画、Tiktok、Twitter等にアップしました。
そしたら、2021年6月14日にYouTubeに投稿した動画の再生数が2022年7月31日時点で、9294回!もうすぐ大台の1万再生になります!
2022年に作ったホンヤドカリの飼育環境
そしたら、大人が本気を出しちゃうんですよね。
ろ過装置作って、よりよい環境を作るんですよね。
今年は長期飼育を考えて、ろ過装置を自作し、GEXの人工海水を使いました。1Lあたり36gなので、これ1袋でかなりの長期飼育が可能になります。
そしたら、2022年7月17日に投稿してから
2022年7月31日時点で再生数95回( ゚Д゚)
なぜなんだ!わからない!本気出しすぎるとだめなのか?
時代は簡易飼育を求めているのか??
なんてことは、ほっておいて、
今年の夏休み自由研究用に子どもとやったのが
ヤドカリのお引越し検証!カワニナ貝殻 vs セリア貝殻
ヤドカリのお引越し検証です!
カワニナという淡水から汽水域に生息している巻貝の貝殻と
セリアのハンドメイド用に販売されている天然素材貝殻
みなさん、ヤドカリはどっちを選ぶと思いますか?
答えは、、、、是非動画で確認してみてください!
ということで、子どもと一緒にやった夏休みのやってみた企画話でした。
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