彼女兼アイドルのマネージャー
? : 〇〇おはっよう!!
〇 : お、和おはよう
和 : …相変わらず朝テンション低すぎ
〇 : 和が高すぎるだけだわ
和 : 普通だし!
〇〇が低すぎるのー
〇 : はいはい、そうですね
和 : あぁー流した!
〇 : 遅刻するから早くいくぞ
和 : 待ってぇ!
仕事に向かう2人
〇 : おはようございます
本日はうちの井上をよろしくお願いします
” こちらこそよろしくね! “
現場のスタッフに挨拶を済ませ
〇 : 和着替えてきな
和 : うん
更衣室の前まで来て
〇 : はぁ…行くから早くしろよ
和 : ありがと
撮影の着替えも終わり
カシャッ📸
” いいね〜 “
カシャッ📸
〇 : ふふっ…可愛いじゃん
カシャッ📸
〇〇も遠くから数枚撮っておくのだった
和 : 〇〇〜お腹空いたぁー!
〇 : 弁当二種類あったけど、どっちにする?
和 : 二つとも貰ってきて!
〇 : 2個とも食べんの?
和 : もぉーわかってるくせに!
2人で少しずつシェアして食べんの!
〇 : そうでした笑
〇〇は急いで二つ取りに行く
〇 : 一応魚メインと肉メインあるけど、どうする?
和 : う〜ん…どっちにしよう
弁当を見つめる和
和 : お魚の方にする!
〇 : はいよ
と言ってもどうせこっちも食べるんだろ?笑
和 : もちろん!
あーんしてね!
〇 : おい、ここ外だぞ
和 : 楽屋誰も来ないしいいじゃん!
〇 : もしバレたらヤバいぞ
俺はクビだし、和は叩かれるよ?
和 : むぅ…じゃあ一回だけして!
〇 : はぁ、、一回だけだからな
和 : やったぁ!
結局和に甘々な〇〇だった
…何故こういう関係になったかというと…
約一年前、和が初めて単独センターに立つことが決まった日の事
〇 : お呼びでしょうか
” 今野さん “
今 : 会議終わりにすまんな
時間大丈夫か?
〇 : はい、大丈夫です
今 : 井上がセンターになって、今まで以上に負担もプレッシャーも掛かるだろ?
〇 : そうなりますね
今 : 今後エースになって貰わないと困る1人だから潰れて貰っては困る…そこで専属を付ける事になって〇〇に頼みたいと思ってる
〇 : 俺ですか!?
今 : 年齢もマネージャー陣で一番年下だし、井上も年齢が近い方が話しやすい事もあるだろうからな
〇 : お話は嬉しいですが、女性陣じゃなくて良かったんですか?
今 : その話もあったが、秋元先生直々に〇〇の指名だったからな
〇 : 秋元先生がですか笑
もちろん俺でよければ引き受けます
今 : よし、頼むな!
〇 : はい!
今 : 井上には話してあるから頼むな
秋元先生の直々の指名もあり〇〇の和の専属が決まった
翌日から…
〇 : 井上さんおはようございます
和 : おはようございます!
これからよろしくお願いします
〇 : こちらこそです
和 : なんてお呼びしたらいいですか?
〇 : 好きなように呼んでもらっていいですよ笑
和 : う〜ん…じゃあ〇〇さんで!
〇 : わかりました
和 : 私も井上さんは距離感じるから…和で!
〇 : 流石に呼び捨ては…
和 : 大丈夫ですよ〜
和以外は無視します!
〇 : えぇ…
和 : はい、呼んでみてください
〇 : な、和…
和 : 辿々しいですね笑
まぁ、すぐに慣れますよ〜
〇 : そうですかね笑
和 : はい!
最初は〇〇も初めての専属で辿々しい感じだった
そして、二人三脚で歩き始め慣れてきた頃…
〇 : 和どうしたの?
和 : あ、〇〇さん…な、何でもないですよ!
泣いてきたのか涙を拭いながら立ち上がる和
和 : 次行きましょう
逃げるように行こうとする和に
ガシッ
〇 : 俺にはそんなに話にくいかな
和 : そういうわけでは…
〇 : 俺は和とは何でも話し合える2人になりたいと思ってる
和 : …しょうもない事で沢山悩むような面倒くさい女だよ?
〇 : そんなの気にしないでいいよ
何でも2人で乗り越えて行くための、俺の専属だよ
和 : …じゃあ、聞いてくれますか?
〇 : はい、何でも聞きます笑
和 : …私、、
” 〇〇さんが好きみたいです “
〇 : え?
和 : 〇〇さんといるとドキドキしちゃうんです…
他の子と話してると嫉妬しちゃうんです
〇 : いや…アイドルとマネージャーですよ?
和 : わかってます…わかってるんです
でも、、こんな気持ち初めてなんです
ギュッ
〇 : な、和っ!?
和 : 〇〇さんの事大好きなんです
〇〇さんは…私の事嫌いですか?
身長差と抱きつかれて事で上目遣いで見つめられる
〇 : き、嫌いなわけないじゃないですか
和 : じゃあ、、好きですか?
〇 : す、好き…好きですよ
和 : ほんとですか?
〇 : はい
和 : じゃあ…付き合ってくれますか?
〇 : え、、流石にそれは…
和 : 何でですか?
私も〇〇さんもお互い好きなのに…
ギュッー
和がより強く抱きしめてくる
〇 : それは流石にまずいですよ
もし、バレたらタダじゃ済まないですよ
和 : バレないようにする
初めての人は〇〇さんじゃなきゃやだもん…
〇 : 和…
和 : 他のメンバーにも絶対言わない
2人だけの秘密にするから…ダメかな?
〇 : …絶対誰にも言っちゃダメだよ?
和 : うん
〇 : 約束できる?
和 : 約束する
〇 : じゃあ、いいよ
俺も和の事好きだし…卒業したらにしようとは思ってたけどね笑
和 : そうなの!?
〇〇さんがそんな風に思っててくれたなんて幸せだな〜
〇 : ふふっ、一緒に頑張っていこうな
和 : うん!
〇〇さんが横に居てくれるから頑張れる!
〇 : 頑張ってくれるならいいよ
よし、次の現場行こうか
和 : はぁーい!
…和に迫られ半年ほど前からこのような関係になっている…
和 : ほら、〇〇にもしてあげるよ
あーん!!
〇 : はぁ…一回だけな笑
んっ、、この魚うまっ
和 : 美味しいよね!
〇〇の方のお肉もい美味しいけど、今日はお魚の方が当たりぃ〜
〇 : 良かったな笑
午後の撮影も頑張れよ
和 : もちろん!
あ、今日で半年だからお祝いも忘れないでね!
〇 : はいはい、そうだったね笑
午後の撮影も無事に終わり…
和 : 〇〇終わったよ〜
〇 : お疲れ様
挨拶しとくから着替えてきな
和 : うん!
今日は夕方には仕事が終わる日でもあり
半年の記念日という事もありテンションが高い和
和 : 着替えてきた!
〇 : 挨拶終わったから帰ろうか
和 : うん!
お腹空いたなぁ〜
〇 : 確かにお腹空いたね
和 : 早く帰ろう!
〇 : そうだな
帰りの車の中で…
和 : ふふ〜ん…夜何する?
〇 : テンション高いな笑
何か食べたいのないの?
和 : 今日は一日〇〇と入れるもーん!
〇〇の手料理!
〇 : ははっ、和が作るわけではないのね笑
帰りスーパー寄るか
和 : うん!
お泊まりお泊まり〜
〇 : スーパーの時は車の中にいろよ
和 : はぁーい
帰りスーパーに寄り…
和 : ただいまぁー!!
〇 : 静かに入れ笑
あと、手洗いに行けよ
和 : はーい
〇〇が料理し始めると…
和 : 〇〇見てみて!
ボフッ
〇 : おい…ベッド飛び込むなよ笑
和 : へへっ〜〇〇のベッド大きいし飛び込みたくなるんだもん!
〇 : 急いでご飯作るからソファーに座ってテレビ見とけ
和 : えぇー暇だな〜
〇 : 子供じゃないんだから待っとけ
和 : 暇だからやだぁ!
ギュッ
和 : 後ろで抱きついとく
〇 : おい危ないからやめろ笑
和 : ほんとは嬉しいくせに〜
〇 : 嬉しくないわけないだろ笑
ただ、危ないから向こうで待ってて
和 : むぅ…仕方ない
後でいっぱいギューしていい?
〇 : いいよ
和 : 絶対だからね!
〇 : ちゃんとするから笑
和 : じゃあ、待っとく!
そのあとは和が大人しくなったと思ったら…
和 : スースー💤
〇 : 寝るんかい笑
ソファーで丸まって寝る和に…
〇 : できたら起こすか笑
毛布を掛け…
カシャッ📸
〇 : 可愛い寝顔しやがって笑
〇〇の和の寝顔フォルダーにまた追加されるのだった
夜ご飯が完成し…
〇 : ご飯できたぞ〜
和 : んっ…寝てた、、
〇 : 朝早かったしな笑
ご飯出来たし食べようか
和 : お腹空いたし食べる…
〇 : 寝起きだけど食べれそうか?笑
和 : いい匂いしてるし食べれる
〇 : なんだそれ笑
入れてくるから待ってて
和 : うん!
お腹いっぱい夜ご飯を食べた和は…
和 : デザートはぁ〜
〇 : 洗い物終わったらアイスでも食べるか?
和 : 食べる!
〇 : すぐ終わらせるから待ってて
和 : えぇ〜洗い物だし、抱きついて待っとく
〇 : はぁ…邪魔だけはすんなよ笑
和 : 邪魔しない!
抱きつくだけだもーん!
〇 : はいはい笑
引っ付き虫の和はこの日はずっと〇〇に抱きついていたらしい
To be continued…
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