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腐敗防止へのトップマネジメントによる宣言書

会社トップマネジメントである社長は、腐敗撲滅に向け、確固たる姿勢で臨むことを、対外的にアピールすることが、望ましいです。そのため、多くの企業において、腐敗防止に向けたトップマネジメントの宣誓書を対外的に公表しているケースがみられます。腐敗防止に向けたトップマネジメントの宣誓書には、どのようなことを記載して、宣言するのか、次に項目で列挙していきます。

【ステークホルダーへの誠意表明にかかる宣言】

・公正・誠実・透明な事業活動を行う上で、会社にとって真に必要なものは、他社や会社の顧客・取引先などのステークホルダーから得られる信用・信頼であると認識していること

・事業活動を行う上で、コンプライアンスを重視すること

・贈収賄の禁止、公正かつ自由な競争の促進、反社会的勢力の排除など、腐敗に対する会社の基本的な姿勢を示すこと

【不正発見時の対応にかかる宣言】

・会社の役員・従業員が関係法令や社内規則に違反する行為を行った場合、社内規則に則り、違反行為を行った役員・従業員を厳正に処罰する可能性があること

・汚職対策が不十分な取引先に対しては、取引を停止する可能性があること

・会社内で何らかの汚職が発生した場合には、経営トップ自らが問題に取り組み、原因究明に努め、再発防止に努めること

【教育・啓蒙にかかる宣言】

・経営トップは、模範を示すために腐敗防止プログラムを率先して実施すること

・会社役員・従業員は、関係法令および社内規程を含む腐敗防止プログラムを遵守し、公正、誠実かつ透明な事業活動を推進すること

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