セミナー受講記録No.2
11月限定配信の渡辺先生のセミナーにオンラインで参加させていただきました。
私事だが現在は育休中です。
育休はブランクではなくブラッシュアップ!そう思って、過ごしてきました。
今回うけたセミナー冒頭、私は育児と教育はつながる、とすごく思えたので、その部分についての記録を残します。
ここからは記録なので常体で。
セミナー冒頭質問の私の考え
「3歳の息子がお母さんのことをたたくのをやめない。どうしたらいいか?」
このお悩み相談に対して、どのように対応するか一度考えてみてください。
①たたかせない。
たたく、かむ、といった絶対NGの行動はたとえ0歳であったとしてもやらせない。
基本的に不適応行動には過剰反応しない。
そしてたたく前に止める。
②万が一たたいてしまった場合は「たたくのはダメです」と短く、低い声で言って終わり。
③たたきたかったらこれならたたいていいよ、とクッションや段ボールなどたたいていいものを渡す。
そしてそれをたたいたときに、「楽しいね~~」などと一緒に喜んだり、「いい音出せたね~」と認めたりする。
これを続ける。
私はこう考えた。理由としては下記。
①こどもは大好きなお母さんが反応してくれるのが嬉しくてたたいている可能性がある。だめなことをしているときほどかかわりがちであり、おとなしくしているときほどかかわっていない場合が多い。(その気持ちは痛いほどよく分かる笑)いい行動を増やしていくためには良かった事にフォーカスすることが大切だから。
②こどもにとってお母さんの叱っている声がほめているのかしかっているのかよく分からない可能性がある。だめなことは短くシンプルに、低い声で。
③幼児期のこどもには「敏感期」という何かの力をものすごく獲得したい時期がある。シンプルに「たたく」という動作を通じて、腕の運動の動きを身に付けたり、たたいたら音が出るということを楽しんだりしている可能性がある。たたくという動作がだめなのではなく、「人をたたく」というダメなことを教えつつ、たたいてよいものをたたく行動を増やしていくことが大切だと思ったから。
ちなみに、今回は相談者の方が男性なので即座に回答するが、相談者の方が女性(お母さん)だった場合は私は絶対共感すると思う。
私自身もそうだが、とにかく話を聞いてもらうだけでかなり解決には近づいた気持ちになるのである。
セミナーを聞いての学び
自分の考えを書いた後に、セミナーを聞いて、ぶあああああっと世界が広がった感覚になった。
私が過剰に反応していなかったのは、「ポジティブノーリアクション」というしっかりとした対応の1つだったことに気付いたからだ。
さらに、よい行動を増やしていくことが大切、そう思って継続してきた声かけも行動を「強化」する裏付けにつながるのだと気付いた。
育児の学びをしていたときには説明できなかった根拠を渡辺先生が応用行動分析学でとても分かりやすく説明してくださっていて、スッと心の中に入ってくるのである。
私はずっと「こどもをみる」ということを大切にしてきた。
目の前のこどもは何がしたいのか、それは教育において大切な「こどもを見取る」モノサシを自然とわが子に教えてもらっていたのだと育児と教育がバシーンとつながった瞬間だった。
とはいえ、教室は多くて40人学級。
家で見ているのとは全く違う。
1人に向き合っている間残りの39人はどうするのか、授業力、集団に対する指導力はまだまだ勉強不足すぎる・・と感じる日々。
復帰までの5か月間できることをやっていきたい。
さらに、この続きのセミナーを聞くことで、行動が分解できることや、その行動に対してどんなアプローチができるのか、といったことが詳しく学べて、自分の中でこどもたちにたいしてどんな対応をするとよいのかの引き出しがぐんと増えた。これを知ってから現場に戻れて本当によかった。
大切なのは瞬時にできるかどうか。
セミナーの内容を書いてしまうと、主催者の方に迷惑になってしまうかもしれないと記録に残せていないが、技能化されていないところを見極めできるようになりたい。
すべては目の前のこどもたちのために。
最後に...
セミナー受講をするともらえる特典がすごすぎて、感動なりやまず…これは絶対4月から使う!と決めています。
11月残り半分、学べるチャンスはまだあるのでぜひ一緒に学びましょう!
こんな素晴らしいセミナーをお忙しい中開講してくださり、本当にありがとうございました。
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