ソシャゲ適正課金額の考え方
不労所得で生きていける富豪や、色々犠牲にしても廃課金前提の人には要らない話です。
自分が遊ぶソシャゲ等のゲームで、どのくらいのラインが適正額なのか、悩む人への記事です。プレイヤーの収入にかかわらずの適正額の考え方を、主にソシャゲ等々を作る側の視点でお話します。
★そのゲームがどのくらい「石」を配るか
これが一番重要な観察ポイントです。ログボや詫び石、記念石などで大体どのくらいのガチャ回数分を配っているか、配ってきたか。これを適正課金額の基準にします。
たとえばウマ娘プリティダービーは、サービスインから3ヶ月前後でおおよそ25000石程度が配られているでしょう。
この3ヶ月で、単純に無課金の人の2倍ガチャを引くためには、25000ジュエルの購入が必要です。これは回数限定のジュエル購入7500個/10000円×3回、1500個/2080円×2回でおおよそカバーできます。よくできた課金設計です。回数限定を34160円で買い切れば、大体無課金の人の2倍回数のガチャが引ける単純計算です。
3ヶ月で無課金の3倍回数ガチャを引こうと思ったら、さらに回数無制限の5000個/10000円のジュエルを5回分購入します。合計課金額は84160円となり、(約月額3万円ずつとなると)ごく平均的社会人がゲーム趣味に使える額としてはやや予算オーバー気味かなと思えます。
つまり、ウマ娘の場合、この3ヶ月で3万円未満の課金は確率状況的には「無課金とあまり変わらない」のです。筆者は「しっかり遊ぶゲームはフルプライス1本分、約9000円まで払っていい」というマイルールですが、この程度だとガチャ結果が誤差レベルだという計算になるソシャゲがほとんどです。ゆえに基本的に課金は「運営にご祝儀気分で運試し」くらいの微々課金のみです。(筆者的には、ウマ娘なら月額980円で毎日50ジュエルのデイリージュエルパック×3ヶ月あたりで妥協しておくのがおすすめです。3ヶ月続けたら、有償確定ガチャが一回引けるくらいのボーナスです。)
ガチャという不確定な要素を、無課金の時の2倍引くためにどのくらいかかるか、3倍引くなら、4倍引くなら……という計算で、自分が出せる額を考えておくことをおすすめします。
おおよその予算を決めておけば、よほどの推し登場で絶対入手の覚悟という場合をのぞき、ガチャ課金にお小遣いを使いすぎてしまうことを防げると思います。
そうは言ってもウマ娘のSSRサポートカードなら個別で0.086%。4倍課金しても0.344%。狙って引くことなど普通の社会人のお小遣い範囲では到底無理です。絶対欲しいなら、天井交換しかありません。10連20回分、30000石でようやくピックアップ確定一枚です。無課金分で出なかったら潔くあきらめましょう。
ある程度の自制心を持って、楽しいゲームライフをお過ごしください。
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